【乳がんや子宮がんにも備える】女性におすすめのがん保険5選!

「万一の事態に備えて、女性向けのがん保険に加入しておきたいけど、女性におすすめのがん保険はどれなんだろう?」と、お困りではありませんか?

女性は、乳がんや子宮がんなどの女性特有のがんに罹るリスクがあるため、がん保険に入っておけばいざというときに安心です。

ただ、日本には高額療養費制度があるため、がん医療費はそこまで高くなくなりません。

がんに対する正しい知識を抑えておいた上で、女性におすすめのがん保険に加入しておきましょう。

女性ががん保険に加入するメリット

がん保険とは、原則としてがん(癌、悪性新生物)を対象とした保険のことです。

がん保険の最大のメリットは、がんと診断された場合やがん治療を受ける場合に給付金が受け取れるため、がん治療のための入院や通院に必要な治療費をカバーできることが挙げられます。

ただ、がんと診断されてがん治療を受ける必要が出てきたとしても、日本では1ヶ月あたりの医療費の自己負担限度額に上限を設ける「高額療養費制度」があるため、がん治療の医療費負担はそこまで大きくなりません。

厚生労働省が発表している「医療給付実態調査」によると、がん治療の平均入院期間は20日前後、窓口負担は28万円前後となりますが、高額療養費制度により実際の負担額は8万5,000円前後となっています。
※出典:厚生労働省

女性の場合は、乳がんや子宮がんなどの女性特有のがんに罹るリスクがあるものの、統計で見てみると、女性は男性に比べてがんに罹りにくくなっています。

国立がん研究センターの資料によると、50歳の男性が30年以内にがんに罹る確率は40%となっている一方で、50歳の女性が30年以内にがんに罹る確率は25%です。
出典:国立がん研究センター

女性の方が男性よりもがんに罹るリスクは小さいとはいえ、万が一の場合に備えてがん保険に加入しておく必要がないわけではありません。

特に、がん治療をまかなえるだけの十分な貯金がない場合には、がん保険へ加入しておくことを推奨します。

 

女性におすすめのがん保険の選び方ポイント

・「月額保険料」を抑えておこう。
・がん保険の基本保障となる「がん診断給付金」と「がん入院給付金」を要チェック!
・「保険期間」(保険料払込期間)もチェック。

女性におすすめのがん保険の選び方ポイントを抑えておきましょう。

まずは、給付金目安を100万円とした場合の「月額保険料」を抑えておきましょう。今回は、月額保険料の目安として、30歳・40歳・50歳女性の月額保険料をそれぞれ見ていきます。

がん保険の基本保障には「がん診断給付金」と「がん入院給付金」の2つがあります。「がん診断給付金」とは、がんと診断された際に一括で支給される給付金です。「がん入院給付金」とは、がん治療のために入院した際に支給される給付金で、入院日数に応じて支払われるケースや、入院に掛かった費用に応じて支払われるケースなどがあります。

最後に、がん保険の保障期間となる「保険期間」(保険料払込期間)をチェックしておきましょう。ただ、がん保険には加入から90日間の猶予期間があることには注意が必要です。

 

女性におすすめのがん保険5選!

女性におすすめのがん保険をランキング形式で見ていきましょう。

第5位 入院保障は無制限!SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

月額保険料(30歳・女性) 1,450円
月額保険料(40歳・女性) 2,730円
月額保険料(50歳・女性) 4,680円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 無制限
保険期間 5年間

SBI損害保険の「SBI損保のがん保険」は、インターネット契約で中間コストを削減して、割安な保険料を実現した掛け捨て型のがん保険です。定期タイプのため、「働き盛りの今だけ」「子供が自立する前の今だけ」など、ライフステージに合わせて加入することができます。入院給付金・通院給付金は、日数に合わせた一定額の保険金が支払われるのではなく、実際にがん治療にかかった費用分が無制限で支払われることが特徴です。男性に比べると女性の保険料はやや高くなってしまうのがネックですが、それでも保険料が安いことに変わりありません。

 

第4位 先進医療も保障!楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」

楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」

月額保険料(30歳・女性) 2,142円
月額保険料(40歳・女性) 2,787円
月額保険料(50歳・女性) 3,547円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金
保険期間 終身

楽天生命の「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」は、がんに特化した医療保険です。がんと診断された場合には一時金を受け取ることができ、万が一再発した場合にも1年に1回、通算5回まで一時金が受け取れます。先進医療特約を付加すると、先進医療による療養を受けたときには通算2,000万円まで保障されます。

 

第3位 健康年齢で保険料が決まる!ネオファースト生命「からだプラス」

ネオファースト生命「からだプラス」

月額保険料(30歳・女性) 1,942円
月額保険料(40歳・女性) 2,113円
月額保険料(50歳・女性) 2,687円
がん診断給付金
がん入院給付金 100万円
保険期間 3年間

ネオファースト生命の「からだプラス」は、7大生活習慣病(がん(上皮内がんを含む)、心・血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患)の治療を目的として入院した場合に100万円が給付されるがん定期保険です。3年ごとに更新となる保険料は、年齢と健康年齢に基づいて算定され、健康保険が実年齢より若いと割引価格で契約することが可能になります。健康に自信のある方には、特におすすめの保険です。

 

第2位 保険料が安いがん終身保険!ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

月額保険料(30歳・女性) 1,437円
月額保険料(40歳・女性) 1,798円
月額保険料(50歳・女性) 2,110円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金
保険期間 終身

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、がんの診断から長引くがん治療を幅広く保障する終身型のがん保険です。がん診断給付金に加えて、治療サポート給付金やがん先進医療給付金、がん収入サポート給付金などを付けて、補償内容を手厚くすることも可能になっています。圧倒的な保険料の安さを実現している一押しのがん終身保険です。

 

第1位 49歳以下の女性には最もおすすめ!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

月額保険料(30歳・女性) 920円
月額保険料(40歳・女性) 1,350円
月額保険料(50歳・女性) -(49歳・女性は2,240円)
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1日1万円
保険期間 10年

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトのがん定期」は、がんのリスクに一定期間のみ備える保険とすることで、お手頃な保険料を実現している掛け捨て・定期タイプのがん保険です。上皮内新生物も含む全てのがんが対象となっており、診断・入院・手術・退院と、がんに関わるそれぞれの場面で給付金を受け取ることが可能です。圧倒的な保険料の安さが魅力的ですが、女性は49歳までしか加入することができないため注意が必要となります。49歳以下の女性には最もおすすめのがん保険です。

 

女性におすすめのがん保険比較一覧表

がん保険 月額保険料(30歳・女性) 月額保険料(40歳・女性) 月額保険料(50歳・女性) がん診断給付金 がん入院給付金 保険期間
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」 920円 1,350円 100万円 1日1万円 10年
ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」 1,437円 1,798円 2,110円 100万円 終身
ネオファースト生命「からだプラス」 1,942円 2,113円 2,687円 100万円 3年間
楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」 2,142円 2,787円 3,547円 100万円 終身
SBI損害保険「SBI損保のがん保険」 1,450円 2,730円 4,680円 100万円 無制限 5年間

 

女性ががん保険に入るときの注意点

女性ががん保険に入るときの注意点を抑えておきましょう。

女性の保険料は男性に比べて高くなりがち

平均寿命は女性の方が高く、がんに罹る確率も女性の方が低いですが、がん保険料は女性の方が男性よりも高くなりがちです。

つまり、女性にとって、がん保険はそこまで魅力的な保険商品ではないと言えます。

がんに備えておくことは大事ですが、100万円以上の十分な貯金があれば、女性ががん保険に入る合理性はありません。

なお、夫婦でがん保険に加入する場合には、男女間で保険料の差があるため、夫が入っているお得な保険に妻が入ってもお得にならないケースもあります。比較検討した上で加入するようにしましょう。

 

がん保険には猶予期間(待ち時間)がある

がん保険は加入から90日間の猶予期間(待ち時間)があり、がん保険が適用となるのは加入から90日後となることには注意が必要です。

がん保険に加入してから90日以内に、がんと診断されたとしても、保険会社は免責となり、保険金は一切支払われません。

特に、がん保険を変更する際には、猶予期間にはより一層注意が必要です。

がん保険の期限切れに合わせて他のがん保険に変更した場合は、猶予期間が生じることによって、90日間の無保険期間(空白期間)が生じるケースがあります。

がん保険を変更する際には、猶予期間を考慮して、重複する期間が生じたとしても、空白期間を作らないように注意しておきましょう。