【無職でもキャッシングできる？】無職の方がお金を作るおすすめの方法5選！

仕事に就いていない無職の状態では、金融機関からキャッシングを受けることはもちろん、クレジットカードの審査に通ることもありません。

職業分類上では、年金生活者や専業主婦、学生なども無職に分類されますが、年金収入や配偶者の収入、親の収入を担保にキャッシングを受けることが可能です。

仕事をしていない無職の方が、どうしてもお金が必要になった際にお金を作るおすすめの方法を見ていきましょう。

無職の方がキャッシングでお金を借りることは可能か？

結論から言うと、仕事に就いておらず定期収入がない無職の方が、金融機関からキャッシングを受けてお金を借りることは不可能です。

安定収入がない無職である以上、消費者金融から借りることはもちろん、銀行から借入することもできません。

無職の方が金融機関からキャッシングを受けられない理由を見ていきましょう。

無職の方がキャッシングを受けられない理由1：返済能力がないため

多くの消費者金融や銀行カードローンでは、融資をする条件として「満20歳以上で安定した収入があり、支払い能力があること」を絶対的な条件に掲げています。

金融機関もビジネスであるため、返済能力がないと判断した人には、1円足りとも融資してくれることはありません。

例外として、専業主婦や学生でもキャッシングを受けることができるサービスもありますが、これは配偶者や親に支払い能力があるためです。

仮に、職業や収入、資産などを偽って金融機関の審査に通ったとしても、お金を借りた以上は返さなければいけないため、早々に行き詰ってしまうことになります。

無職の方がキャッシングを受けられない理由2：総量規制で法規制されているため

かつては、無職であっても消費者金融からお金を借りられた時代もありました。しかし、社会問題にもなったことから、2010年6月に貸金業法の改正によって「総量規制」が施行されています。

総量規制が施行されたことによって、消費者金融からは年収の3分の1までしか借入することができないよう規制されました。また、総量規制の対象は1つの金融業者ではなく、複数の金融機関の合計となります。例えば、年収150万円でA社から50万円借りていたら、その他の金融機関からはお金を一切借りられなくなります。

総量規制によって、収入がない無職の方は、法的にも金融機関からお金を借りることが禁じられるようになってしまったのです。

無職の方がお金を作るおすすめの方法5選！

無職の方がお金を作るおすすめの方法を見ていきましょう。

おすすめ1　家族や親族からお金を借りる

無職であっても、家族や親族からお金を借りるという最後の手段が残されてはいます。

家族からお金を借りる最大のメリットは、利息が付かず、返済期限も基本的にないことです。

通常、消費者金融や銀行カードローンでは年利15～18％以上の高い利息が付きます。例えば、100万円を借入した場合には、元本の返済に加えて1年間で15万円以上の利息を払わなければいけません。

家族からお金を借りた場合には、愛という名の下の信用によって、利息は基本的にはチャラにされることが多くなります。

しかし、家族からはお金を借りやすく、利息も付かないというメリットがある一方で、信用や信頼という大きな財産を失ってしまうデメリットもあります。

いくら信用してくれる家族だったとしても、借りたお金はきっちりと返すようにしましょう。下手したら、お金以上に大切なものを失ってしまうことにもなりかねません。

おすすめ2　友達からお金を借りる

無職であっても、友達からお金を借りることはできるかもしれません。

家族からお金を借りる場合と同じく利息が付かないことも多いですが、友達から借りられるお金の額には限度があります。

家族から借りるケースと比べると、お金を貸してくれる難易度も高く、「お金を貸してほしい」という提案をした時点で信用が大きく下がってしまうことにもなります。

お金を借りられたとしても、それは友達との間に築いた友情や絆を担保・犠牲にして、お金を借りることができたということです。

借りたお金を約束通りに返済することができなければ、友達との仲は修復できなくなってしまうことにもなりかねません。

おすすめ3　クレジットカードを活用する

無職の状態でクレジットカードを作ることはできませんが、無職になる前に作ったクレジットカードがある場合には、キャッシング枠やショッピング枠を活用できるかもしれません。

これは禁止されている方法ですが、ショッピング枠を使ってギフト券などを買い、質屋やネット上のギフト券買い取りサイトで売ることによって、クレジットカードのショッピング枠を現金化することも可能です。

ただ、クレジットカードのキャッシング枠やショッピング枠を使うにしても、後払いでカード会社にお金を払うことには変わりありません。

クレジットカードを作ること自体は、無職であっても、職業や資産を偽れば可能ではあります。

しかし、そのようにしてクレジットカードを作り、キャッシング枠やショッピング枠を駆使したとしても、結局はカード会社への借金が膨らむだけです。

クレジットカードの多重債務者になってしまうという最悪の事態だけは避けるようにしましょう。

おすすめ4　自営業者となって銀行カードローンを借りる

消費者金融や銀行カードローンからは、無職ではお金を借りることはできません。

しかし、一つの裏技として、無職であったとしても、自営業者となれば最大50万円を目安に借りることが可能です。

とはいえ、いくらお金を借りることに成功したとしても、それは年利15％以上の高い利息も込みで、いずれ返さなければいけない借金であることに変わりありません。

また、「総量規制」によって、複数の金融機関から借りられるお金の総額は50万円程度が限度となっています。

おすすめ5　生活保護などの公的支援を受ける

金融機関からお金を借りることもできず、家族や友達からお金を借りることもできない場合には、最後の手段として公的支援を受けるしかありません。

市役所に行って生活保護の受給ができないかどうかを申請してきましょう。

生活保護は不正受給しない限りは、受け取った生活保護費を返す必要はありません。

ただし、生活保護費として支給されるのは「健康で文化的な最低限度の生活」をするために必要な額だけです。

また、国の財政も厳しい状態が続いていることから、生活保護の審査も厳しくなっています。

無職の方がお金を作るおすすめの方法比較一覧表

無職の方がお金を借りるときの注意点

無職の方がお金を借りるときの注意点を抑えておきましょう。

多方面から借金をしない

家族や友達から借金をしたり、多くのクレジットカードを作って多重債務者になってしまったり、多方面からお金を工面すると、取り返しの付かないことになりかねません。

最悪の場合は、自己破産を申請することになってしまいます。

無職でお金が回らないときは、下手にお金を借りるのではなく、ハローワークや職業訓練に行くなど働いてお金を得るか、市役所に行って公的支援を受けられないかどうか相談してくるようにしましょう。

闇金業者に手を出さない

無職では消費者金融や銀行カードローンからのキャッシングを受けることができません。しかし、だからといって、闇金業者に手を出すのは最悪の選択となります。

闇金業者は、法外なぼったくり金利となっているため、その場は凌げたとしても、後から首が回らなくなってきます。

世の中にうまい話など転がっていません。どれだけ追い込まれた状況になったとしても、闇金業者にだけは絶対に手を出さないようにしましょう。

働こう

お金がない無職の方にとって最も簡単にお金を得られる方法は、働いてお金を稼ぐことです。

家族や友達からお金を借りたり、運良くクレジットカードや銀行カードローンで凌げたりしたとしても、借りたお金はいつか返さなければいけません。

働けばもはや無職ではなく、バイトや派遣であったとしても、クレジットカードを作ったり、少額のキャッシングを受けたりすることも可能になります。

お金を借りてその場を凌ぐのではなく、働いてお金を稼ぐことこそが、無職の方にとって最強のソリューションです。