日本株ETFの【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信について解説していきます。

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1499-j.pdf

また、エンハンスト型ETFについては、こちらのページで解説しています。

エンハンスト型の日本株ETF全4銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「リスクを小さくしたエンハンスト型ETFって、どんなETFなんだろう?」と、疑問に思っていませんか?エンハンスト型ETFは、オプション取引でカバードコール戦略を取るために使われるもので、リスク低減を目的に設定されていることが特徴です。今回は...

 

野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数とは

「野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数」は、今期予想配当利回りの高い日本株70銘柄で構成される「野村日本株高配当70・配当総額加重型」をロングした上で、TOPIX先物をショートすることでリスクヘッジ調整した指数です。

今回見ていく【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【7203】任天堂 5.50%
2 【8058】KDDI 5.26%
3 【9434】日本電信電話(NTT) 5.01%
4 【2914】ソフトバンク 5.00%
5 【9432】三菱商事 4.86%

 

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信のETFデータ

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信

信託報酬(税込) 0.44%
分配金 274円(年4回)
分配金利回り 3.04%
直近5年間の値動き -10.80%(10,090円→9,000円)
必要投資金額 9,000円(1口)
上場日 2017年12月13日
長期投資おすすめ度
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年7月21日時点の値。

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信は、「野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数」に連動するエンハンスト型の日本株ETFです。

構成銘柄上位は、任天堂に通信株に商社株にと文句のつけようがありませんが、直近5年間ではマイナスとなっています。

エンハンスト型ETFは、長期投資はもちろん、流動性が全くないため何をするにも不適格です。

 

まとめ

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数」に連動する日本株ETFです。

「野村日本株高配当70マーケットニュートラル指数」は、今期予想配当利回りの高い日本株70銘柄で構成される「野村日本株高配当70・配当総額加重型」をロングした上で、TOPIX先物をショートすることでリスクヘッジ調整した指数です。

【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信は、構成銘柄上位は任天堂に通信株に商社株にと文句のつけようがありませんが、直近5年間ではマイナスとなっています。

同銘柄のようなエンハンスト型ETFは、長期投資はもちろん、流動性が全くないため何をするにも不適格です。

手を出さないようにしておきましょう。