今回は、【1566】上場インデックスファンド新興国債券について解説していきます。
【1566】上場インデックスファンド新興国債券は、日興アセットマネジメントが運用する、「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」に連動する新興国債権ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1566-j.pdf
また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。
ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックスとは
「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」は、一定基準を満たす新興国の国債により構成される指数です。
今回見ていく【1566】上場インデックスファンド新興国債券の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 自国通貨建て新興市場国債インデックスファンド | 99.96% |
2 | マネー・アカウント・マザーファンド | 0.00% |
3 | 現金その他 | 0.04% |
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【1566】上場インデックスファンド新興国債券のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.495% |
分配金 | 2,204円(年6回) |
分配金利回り | 5.10% |
直近5年間の値動き | -19.88%(53,900円→43,180円) |
必要投資金額 | 43,180円(1口) |
上場日 | 2012年3月30日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年10月12日時点の値。
【1566】上場インデックスファンド新興国債券は、「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」に連動する新興国債権ETFです。
分配金利回りは5%超となっていますが、直近5年間では-20%下落しています。
信託報酬も高く、取引量が少ないため流動性リスクがあります。
分配金利回りは高いものの、債権ETFの中でもリスクが高いため、あまりおすすめできる銘柄ではありません。
まとめ
【1566】上場インデックスファンド新興国債券は、日興アセットマネジメントが運用する、「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」に連動する新興国債権ETFです。
【1566】上場インデックスファンド新興国債券は、分配金利回りは5%超となっていますが、直近5年間では-20%下落しています。
また、信託報酬も高く、取引量が少ないため流動性リスクがあるなど、分配金利回り以外はデメリットしか見当たりません。
分配金利回りは高いものの、債権ETFの中でもリスクが高く、あまりおすすめできる銘柄ではありません。