先進国債権ETFの【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型について解説していきます。

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1677-j.pdf

また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。

日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETF全15銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)とは

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

今回見ていく【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 海外債券インデックスファンド 99.99%
2 マネー・オープン・マザーファンド 0.00%
3 現金その他 0.01%
4    
5    

 

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型のETFデータ

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

信託報酬(税込) 0.275%
分配金 1,123円(年12回)
分配金利回り 2.19%
直近5年間の値動き -3.32%(52,900円→51,140円)
必要投資金額 511,400円(10口)
上場日 2009年9月30日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年10月7日時点の値。

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

全ETFの中で唯一の毎月決算型となっており、毎月分配金が出る可能性があります。

ただ、トータルで見た分配金利回りは2%ほどとなっており、毎月決算型であることから信託報酬は債権ETFの中ではやや高めです。

直近5年間では、2021年11月以降、米国利上げを受けて米国債券が下がっていることもありマイナスです。

ただ、米国利上げを受けて、分配金利回りは大きく上がることも期待されます。

先進国債権ETFとしては最も代表的な銘柄ですが、取引量が少なく流動性リスクがある点はデメリットです。

そして、最大のデメリットは、必要投資金額が50万円を超えてしまう点です。

債権ETFをポートフォリオに組み込む理由はリスクヘッジとなりますが、NISAに組み込むとしても50万円は大き過ぎます。

 

まとめ

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、全ETFの中で唯一の毎月決算型となっており、毎月分配金が出る可能性があります。

先進国債権ETFとしては最も代表的な銘柄ですが、取引量が少なく流動リスクがある点、必要投資金額が50万円を超えてしまう点がデメリットです。

債権ETFをポートフォリオに組み込む理由はリスクヘッジとなりますが、NISAに組み込むとしても50万円は大き過ぎます。

 

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