今回は、【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)について解説していきます。
【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1680-j.pdf
また、世界株ETF・先進国株ETFについては、こちらのページで解説しています。
MSCI-KOKUSAIインデックスとは
「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国の株式市場銘柄で構成される浮動株べースの時価総額加重平均方式型の指数です。
なお、先進国株ETFの中身は、米国株が半分で、残りは欧州株などの他の先進国株が入っているものです。
つまり、時価総額加重平均型の先進国株ETFとは、GAFAMを中心とした「S&P500指数」に欧州株などの他の先進国株が入っているものと認識しておけば問題ありません。
今回見ていく【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | インデックスファンド先進国株式 | 99.99% |
2 | マネー・アカウント・マザーファンド | 0.00% |
3 | 現金その他 | 0.01% |
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【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.264% |
分配金 | 46.9円(年1回) |
分配金利回り | 1.21% |
直近5年間の値動き | +72.84%(2,228円→3,851円) |
必要投資金額 | 38,510円(10口) |
上場日 | 2010年1月29日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★★ |
流動性 | ★ |
※各データは、2022年9月22日時点の値。
【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)は、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株ETFです。
直近5年間では+70%を超える値上がりとなっており、分配金も1%程度出ます。
2022年は世界的に株安となっていますが、円安となっていることで横ばいとなっており、円安リスク対策のETFとしてもおすすめです。
流動性が低いことがネックですが、最も取引量が大きくなる大引けに引成注文で取得するなどすれば、買い値と売り値の乖離はほとんど生じません。
先進国株ETFとして、おすすめの銘柄です。
まとめ
【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株ETFです。
「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国の株式市場銘柄で構成される浮動株べースの時価総額加重平均方式型の指数です。
【1680】上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)は、直近5年間では+70%を超える値上がりとなっており、分配金も1%程度出ます。
ただ、流動性が低いことがネックのため、最も取引量が大きくなる大引けに引成注文で取得するなど、投資する際には工夫が必要となります。
先進国株ETFとしておすすめの銘柄で、円安リスク対策のETFとしてもおすすめです。