今回は、【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)について解説していきます。
【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」に連動する新興国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1681-j.pdf
また、新興国型ETFについては、こちらのページで解説しています。
MSCI エマージング・マーケット・インデックスとは
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は、新興国株式の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したものです。
今回見ていく【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | インデックスファンド新興国株式 | 99.86% |
2 | マネー・アカウント・マザーファンド | 0.00% |
3 | 現金その他 | 0.14% |
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構成銘柄の大半を占める「インデックスファンド新興国株式」は、中国のアリババ、テンセント、台湾のTSMC、韓国のサムスン電子といったアジアのグローバル企業を中心に構成されています。
【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.264% |
分配金 | 33.3円(年1回) |
分配金利回り | 2.06% |
直近5年間の値動き | +8.98%(1,480円→1,613円) |
必要投資金額 | 16,130円(10口) |
上場日 | 2010年2月24日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★ |
流動性 | ★ |
※各データは、2022年9月29日時点の値。
【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」に連動する新興国株ETFです。
新興国株ETFとしては最も代表的な銘柄となっており、アジアのグローバル企業で構成されています。
銘柄的には問題ないものの、直近5年間の値上がり益は+10%弱に留まっており、米国株や先進国株、中国株などに比べても大きく見劣りしている点は否めません。
分配金利回りは2%ほどあるため、配当金再投資をすることも可能です。
取引量は少なく流動性が低いため、投資する際にはやや工夫が必要となります。
まとめ
【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」に連動する新興国株ETFです。
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は、新興国株式の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したものです。
【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、中国のアリババやテンセント、台湾のTSMC、韓国のサムスン電子といったアジアのグローバル企業を中心に構成されており、新興国株ETFとしては最も代表的な銘柄です。
直近5年間の値上がり益は+10%弱に留まっていますが、分配金利回りは2%ほどあるため、配当金再投資をすることも可能です。
米国株や先進国株、中国株などに比べると上昇率は見劣りしますが、ポートフォリオの一部に加えておくのも悪くないでしょう。