先進国債権ETFの【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信について解説していきます。

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2512-j.pdf

また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。

日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETF全15銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)とは

FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

なお、当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。

外国債券ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。

円安対策のローリスク資産としては、為替ヘッジが付いていない外国債券ETFを選択するようにしましょう。

今回見ていく【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。

銘柄名 構成比率
1 US TREASURY N/B 0.70%
2 FRANCE (GOVT OF) 0.70%
3 US TREASURY N/B 0.60%
4 US TREASURY N/B 0.55%
5 US TREASURY N/B 0.55%

 

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信のETFデータ

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.132%
分配金 11.7円(年2回)
分配金利回り 1.40%
直近5年間の値動き -17.80%(1,010円→830.2円)
必要投資金額 8,302円(10口)
上場日 2017年12月11日
長期投資おすすめ度 ★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年10月11日時点の値。

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信は、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

2021年11月以降は、米国利上げと円安というダブルパンチを受けた形となっており、直近5年間トータルで-20%近い値下がりとなっています。

なお、対円ヘッジされていない【2511】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信の直近5年間の値上がり率は-2.43%、分配金利回りは2.30%です(2022年10月11日時点)。

外貨建て資産にならないばかりか、流動性は最低レベルとなっており、分配金利回りも対円ヘッジされてないものと比べて1%ほど低くなっています。

先進国債権ETFとしては、おすすめできない銘柄です。

 

まとめ

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数で、対円で為替ヘッジされています。

【2512】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信は、2021年11月以降は、米国利上げと円安というダブルパンチを受けた形となっており、直近5年間トータルで-20%近い値下がりとなっています。

外貨建て資産にならないばかりか、流動性は最低レベルとなっており、分配金利回りも対円ヘッジされてないものと比べて1%ほど低い水準です。

先進国債権ETFとしては、おすすめできない銘柄です。