国内REIT型ETFの【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)について解説していきます。

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、日興アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2552-j.pdf

また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。

J-REIT指数・海外REIT指数に連動するREIT型ETF全18銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「REIT型ETFに興味があるけど、具体的にどの銘柄に投資すればいいんだろう?」と、お困りではありませんか? ETFによるREIT投資は、少額から不動産投資が始められかつ、多くの分配金を貰えることがメリットです。また、REITに投資すれば複...

 

東証REIT指数とは

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

そもそもREIT(リート)とは、投資信託の仕組みを使って投資家から資金を集めて、複数の不動産に分散投資することで収益が還元される金融商品です。

不動産投資の魅力の一つは賃料・テナント収入ですが、REITでも配金という形で受け取ることができ、REIT型ETFは分配金利回りが3%以上ある高配当銘柄が多くなっています。

株式型ETFは分配金利回りが変動しやすい傾向がありますが、REIT型ETFは分配金利回り3%以上で安定していることがメリットです。

今回見ていく【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【8951】日本ビルファンド投資法人 7.27%
2 【8952】ジャパンリアルエステイト投資法人 5.76%
3 【3281】GLP投資法人 5.41%
4 【3283】日本プロロジスリート投資法人 5.26%
5 【3462】野村不動産マスターファンド投資法人 4.70%

 

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)のETFデータ

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)

信託報酬(税込) 0.2695%
分配金 65円(年6回)
分配金利回り 2.99%
直近5年間の値動き +8.55%(1,998円→2,169円)
必要投資金額 2,169円(1口)
上場日 2019年6月4日
長期投資おすすめ度 ★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年7月29日時点の値。

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

「東証REIT指数」連動型ETFとして見ると、1口から投資できるため必要投資金額が少なく、配当金が年6回出ることが特徴です。

ただ、信託報酬は高めとなっており、取引量が最低レベルで流動性リスクが高く、分配金利回りがやや低めになっている点がデメリットです。

必要投資金額が小さい以外のメリットはないため、他の「東証REIT指数」連動型ETFにすることをおすすめします。

 

まとめ

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、日興アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、「東証REIT指数」連動型ETFとして見ると、必要投資金額が少なく、配当金が年6回出ることが特徴となります。

ただ、信託報酬は高めとなっており、取引量が最低レベルで流動性リスクが高く、分配金利回りがやや低めになっている点がデメリットです。

必要投資金額が小さい以外のメリットはないため、国内REIT型ETFをポートフォリオに組み込むなら、他の銘柄にすることをおすすめします。