今回は、【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートについて解説していきます。
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「日経ESG-REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2566-j.pdf
また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。
日経ESG-REIT指数とは
「日経ESG-REIT指数」は、東京証券取引所に上場している国内REITを対象に、国際的なESGの評価基準である「GRESB」によるESG係数を適用した時価総額×ESG係数ウエート方式の指数です。
今回見ていく【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートの構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【8951】日本ビルファンド投資法人 | 7.58% |
2 | 【3283】日本プロロジスリート投資法人 | 6.13% |
3 | 【8952】ジャパンリアルエステイト投資法人 | 5.70% |
4 | 【3281】GLP投資法人 | 5.36% |
5 | 【8953】日本都市ファンド投資法人 | 4.64% |
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートのETFデータ
信託報酬(税込) | 0.165% |
分配金 | 33円(年4回) |
分配金利回り | 2.91% |
直近5年間の値動き | +15.27%(982円→1,132円) |
必要投資金額 | 11,320円(10口) |
上場日 | 2020年9月7日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年8月10日時点の値。
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートは、「日経ESG-REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
ESG型の国内REIT型ETFをうたっていますが、構成銘柄上位は「東証REIT指数」に連動する銘柄とほぼ同じとなっており、見分けがつきません。
構成銘柄が「東証REIT指数」に連動するETFとほぼ同じであるため、上場から約2年間の成績もほぼ同じです。
ただ、取引量は最低レベルで流動性リスクが大きくなっています。
流動性リスクがあるだけ、「東証REIT指数」連動型ETFの劣化としか言いようがありません。
まとめ
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「日経ESG-REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
「日経ESG-REIT指数」は、東京証券取引所に上場している国内REITを対象に、国際的なESGの評価基準である「GRESB」によるESG係数を適用した時価総額×ESG係数ウエート方式の指数です。
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリートは、ESG型の国内REIT型ETFをうたっていますが、構成銘柄上位は「東証REIT指数」に連動する銘柄とほぼ同じとなっています。
構成銘柄が「東証REIT指数」に連動するETFとほぼ同じであるため、上場から約2年間の成績もほぼ同じです。
ただ、取引量は最低レベルで流動性リスクが大きく、流動性リスクがあるだけ「東証REIT指数」連動型ETFの劣化としか言いようがありません。