今回は、【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありについて解説していきます。
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありは、日興アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2569-j.pdf
また、米国株ETFについては、こちらのページで解説しています。

NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)とは
「NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。
なお、当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。
「NASDAQ100指数」連動型ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。
円安対策の資産としては、為替ヘッジが付いていない通常の「NASDAQ100指数」連動型ETFを選択するようにしましょう。
今回見ていく【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありの構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | APPLE INC | 12.13% |
2 | MICROSOFT CORP | 10.01% |
3 | AMAZON.COM INC | 7.00% |
4 | ALPHABET INC-CL C | 3.84% |
5 | NVIDIA CORP | 3.81% |
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありのETFデータ
信託報酬(税込) | 0.275% |
分配金 | 6.3円(年2回) |
分配金利回り | 0.29% |
直近5年間の値動き | +8.50%(1,963円→2,130円) |
必要投資金額 | 21,300円(10口) |
上場日 | 2020年9月24日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★ |
流動性 | ★★★ |
※各データは、2022年9月15日時点の値。
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありは、「NASDAQ100指数」を対円で為替ヘッジしたものと連動する米国株ETFです。
2022年に入ってからの円安の影響を強く受けており、上場から2年間では+10%弱の上昇に留まっています。
なお、同日に上場した為替ヘッジされていないドル建ての【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなしは+52.28%(1,970円→3,000円)の上昇率となっています。
この2年間の円安によって、+40%もの利益差が出ている状態です。
ドル建て資産として米国株をポートフォリオに加えておきたい場合には、為替ヘッジされていない銘柄に投資するようにしましょう。
まとめ
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありは、日興アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。
「NASDAQ100指数(円建て、円ヘッジ)」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数で、対円で為替ヘッジされています。
【2569】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジありは、2022年に入ってからの円安の影響を強く受けており、上場から2年間では+10%弱の上昇に留まっています。
なお、同日に上場した為替ヘッジされていないドル建ての【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなしに比べると、2年間で+40%もの利益差が出ている状態です。
ドル建て資産として米国株をポートフォリオに加えておきたい場合には、為替ヘッジされていない銘柄に投資するようにしましょう。