日本株ETFの【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFを解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFについて解説していきます。

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFは、Global X Japanが運用する、「FactSet Japan Semiconductor Index」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2644-j.pdf

 

FactSet Japan Semiconductor Indexとは

「FactSet Japan Semiconductor Index」は、半導体産業に関連する国内上場株式最大40銘柄で構成される指標です。

半導体製造、原材料および加工等の半導体周辺産業から主に収益を上げる国内上場会社株式によって構成されます。

指数の算出方法は、浮動株調整後の時価総額加重方式を採用しており、構成銘柄ウェイトの上限は10%となっています。

今回見ていく【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFの構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【6723】ルネサスエレクトロニクス 10.85%
2 【8035】東京エレクトロン 10.56%
3 【4063】信越化学工業 10.53%
4 【3407】旭化成 10.15%
5 【7741】HOYA 9.98%

 

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFのETFデータ

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF

信託報酬(税込) 0.649%
分配金 0円(年2回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き -21.23%(2,472円→1,947円)
必要投資金額 1947円(1口)
上場日 2021年9月28日
長期投資おすすめ度 ★★★
流動性

※各データは、2022年7月8日時点の値。

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFは、半導体企業で構成される「FactSet Japan Semiconductor Index」に連動する日本株ETFです。

多くの投資家にとって待望だったとも言える半導体株ETFが上場しました。

ただ、上場から1年間は半導体株が調整局面と重なったこともあり、-20%を超える大きな値下がりとなっています。

Global X Japanが運用する投信の中では取引量が最も大きい銘柄となっており、流動性リスクはかろうじて及第点となっています。

個人的に一つ疑問に感じるのは、半導体株の構成比率についてです。

東京エレクトロンと信越化学工業はともかく、半導体を専業でやっているわけではない旭化成とHOYAの構成割合が、【6857】アドバンテストや【6920】レーザーテック、【3436】SUMCO、【6146】ディスコなどより高く、最大10%というのは高いように感じます。

とはいえ、上場から1年では大きく下げているものの、東証で唯一の半導体株ETFということで成長株ETFの一角として押さえておいてよいでしょう。

 

まとめ

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFは、Global X Japanが運用する、「FactSet Japan Semiconductor Index」に連動する日本株ETFです。

「FactSet Japan Semiconductor Index」は、半導体製造装置など半導体産業に関連する国内上場株式最大40銘柄で構成される指標です。

【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFは、上場から1年間は半導体株が調整局面と重なったこともあり、-20%を超える大きな値下がりとなっています。

上場から1年では大きく下げているものの、東証で唯一の半導体株ETFということで成長株ETFの一角として押さえておいてよいでしょう。

 

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