今回は、【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)について解説していきます。
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)」に連動する米国債ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2839-j.pdf
また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。
S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)とは
「S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)」は、残存期間が7年以上10年未満の米国の国債の値動きを表す指数です。
当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。
米国債ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。
円安対策のローリスク資産としては、為替ヘッジが付いていない外国債券ETFを選択するようにしましょう。
今回見ていく【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 1.625 T-NOTE 310515 | 14.91% |
2 | 1.375 T-NOTE 311115 | 14.54% |
3 | 0.875 T-NOTE 301115 | 14.50% |
4 | 0.625 T-NOTE 300515 | 10.64% |
5 | 2.375 T-NOTE 290515 | 9.39% |
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.132% |
分配金 | 0円(年4回) |
分配金利回り | 0% |
直近5年間の値動き | -19.17%(7,562円→6,112円) |
必要投資金額 | 6,112円(1口) |
上場日 | 2021年12月10日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年10月28日時点の値。
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)は、「S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)」に連動する米国債ETFです。
ローリスク資産ですが、2022年は米国利上げと円安のダブルパンチとなっており、上場から1年弱で-20%近い下落となっています。
また、取引自体がほとんどなく、流動性リスクが高い点も大きなデメリットとなります。
まとめ
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)」に連動する米国債ETFです。
「S&P 米国債7-10年指数(円ヘッジ・円換算ベース)」は、残存期間が7年以上10年未満の米国の国債の値動きを表す指数で、対円で為替ヘッジされています。
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり)は、2022年は米国利上げと円安のダブルパンチとなっており、上場から1年弱で-20%近い下落となっています。
また、取引自体がほとんどなく、流動性リスクが高い点も大きなデメリットとなっており、米国債ETFを選ぶにしても他の銘柄がおすすめです。