毎月分配型ETFのおすすめの組み合わせは?多分配ETFのメリット・デメリットについても解説!

「毎月分配型のETFってあるの?」「毎月分配型ETFのメリット・デメリットって?」「多分配型ETFのおすすめの組み合わせは?」など、疑問に思っていませんか?

分配金が毎月発生する毎月分配型ETFを保有していれば、証券会社に毎月分配金が振り込まれるため、毎月の楽しみができそうですね。

東証ETFの毎月分配型ETFは、先進国債権ETF【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型の1銘柄だけが上場しています。

この記事では、毎月分配型ETFのメリット・デメリットや分配回数が多いETFを一覧で紹介した上で、分配回数が多い注目銘柄について解説し、実質的に毎月分配になる組み合わせについても紹介しています。

 

  1. 毎月分配型のETFとは?
  2. 東証の毎月分配型ETFは1銘柄のみ
  3. 分配回数が多い東証ETF一覧
    1. 毎月分配(年12回分配)のETF一覧
    2. 年6回分配のETF一覧
    3. 年4回分配のETF一覧
      1. 日本株ETF
      2. 外国株ETF
      3. 債券型ETF
      4. 国内REIT型ETF
      5. 海外REIT型ETF
  4. 毎月分配型など分配回数が多いETFに投資するメリット
    1. 分配金を安定的に受け取れる
    2. 大きな減配になるリスクが小さい
  5. 毎月分配型など分配回数が多いETFに投資するデメリット
    1. 分配金利回りや信託報酬に注意が必要
    2. トータルリターンを考慮することが重要
  6. 毎月分配型(年12回分配型)ETFの注目銘柄
    1. 毎月分配型ETF!【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型
  7. 年6回分配型ETFの注目銘柄
    1. 国内REIT型ETF!【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型
    2. 国内REIT型ETF!【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)
  8. 年4回分配型ETFの注目銘柄
    1. TOPIX連動型ETF!【2625】iFreeETF TOPIX(年4回決算型)
    2. 日経平均連動型ETF!【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)
    3. 高配当ETF!【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信
    4. 高配当ETF!【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF
    5. 国内REIT型ETF!【1597】MAXIS Jリート上場投信
    6. 海外REIT型ETF!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)
    7. 実質的に毎月分配になるETFの組み合わせ
  9. まとめ
  10. ETF投資を始めるならマネックス証券がおすすめ!

毎月分配型のETFとは?

毎月分配型のETFとは、分配金が毎月発生するETFのことです。

ETFの分配金を受け取るには、銘柄ごとに決められた権利確定日(決算日、分配金支払基準日)までに、その銘柄を保有しておく必要があります。

ただ、ETFも株と同様に、取引が約定した日と、実際にETFを受け取る日までにタイムラグがあるため、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までにETFを購入しておく必要がある点には注意が必要です。

例えば、2023年12月8日(金)が権利確定日の銘柄については、2営業日前の2023年12月6日(水)までに購入しておく必要があります。

なお、権利確定日が休日の場合、分配金の権利付最終日は決算日の3営業日前となり、分配金は決算日の翌営業日に確定します。

また、新NISAで、株の配当金やETFの分配金を非課税にするには、証券会社を通じて受け取る「株式数比例配分方式」を選択しておく必要がある点には注意しておきましょう。

権利確定日に保有していたETFの分配金は、約40日後を目安に証券口座に振り込まれます。

東証ETFの権利確定日と分配金、分配金利回りなどの一覧については、下記記事を参照ください。

ETF銘柄一覧!東証の全ETFの分類ごとのおすすめ銘柄を紹介
東証に上場している全ETF銘柄について分類した上で、分類ごとのおすすめETFについても解説しています。 ※上場から1年未満の銘柄については、データが不十分のため未掲載です。 各ETFについては、当サイトによるETFの個別解説ページへのリンク...

 

東証の毎月分配型ETFは1銘柄のみ

東証ETFで、毎月分配型ETFは、先進国債権ETF【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型のみとなっています。

ただ、この銘柄は、最低投資金額が50万円以上となっており、おすすめできない銘柄です。

そもそも当サイトでは、債券型ETFはリターンが小さく新NISAの非課税効果が限定されるため、おすすめしていません。

今回は、分配金が出る回数が多い銘柄について一覧で紹介していき、その中からおすすめ銘柄や注目銘柄をピックアップして解説していきます。

 

分配回数が多い東証ETF一覧

分配金の分配回数が多い東証ETFについて、分配回数ごとに一覧で見ていきましょう。

※データは2023年10月31日時点の値

 

毎月分配(年12回分配)のETF一覧

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型 世界国債ETF 0.275% 毎月10日(年12回) 1.151円 2.18% ★★★★ × リンク

 

年6回分配のETF一覧

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【1566】上場インデックスファンド新興国債券 新興国債券ETF 0.495% 奇数月の10日(年6回) 2.148円 4.51% ★★ × リンク
【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型 国内REIT型ETF(東証REIT指数) 0.33% 奇数月の8日(年6回) 67.81円 3.58% ★★★ リンク
【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ) 国内REIT型ETF(東証REIT指数) 0.2695% 偶数月の8日(年6回) 69円 3.46% ★★ × リンク
【2565】グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF 国内REIT型ETF(東証REIT物流フォーカス指数) 0.3025% 偶数月の24日(年6回) 33円 3.38% ★★ リンク
【2855】グローバルX グリーン・J-REIT ETF 国内REIT型ETF(Solactive Japan Green J-REIT Index) 0.209% 偶数月の24日(年6回) 27円 2.82% ★★ × リンク
【1555】上場インデックスファンド豪州リート(S&PASX200 A‐REIT) 豪州REIT型ETF 0.495% 奇数月の10日(年6回) 54.5円 3.13% ★★★ リンク

 

年4回分配のETF一覧

年4回分配のETFは数が多いので、種類別に分けます。

 

日本株ETF

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【2625】iFreeETF TOPIX(年4回決算型) 日本株ETF(TOPIX連動型) 0.066% 1月10日、4月10日、7月10日、10月10日(年4回) 52円 2.27% ★★★ リンク
【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型) 日本株ETF(日経平均株価連動型) 0.132% 1月10日、4月10日、7月10日、10月10日(年4回) 57円 1.71% ★★★ ★★ リンク
【1698】上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100) 日本株ETF(高配当) 0.308% 1月8日、4月8日、7月8日、10月8日(年4回) 79.3円 3.18% ★★ × リンク
【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信 日本株ETF(高配当) 0.352% 1月7日、4月7日、7月7日、10月7日(年4回) 1,067円 3.65% × リンク
【1399】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ 日本株ETF(高配当) 0.385% 1月8日、4月8日、7月8日、10月8日(年4回) 50.1円 2.69% × リンク
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 日本株ETF(高配当) 0.308% 1月7日、4月7日、7月7日、10月7日(年4回) 2,228円 4.29% ★★★★ ★★ リンク
【1651】iFreeETF TOPIX高配当40指数 日本株ETF(高配当) 0.209% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 32.3円 2.08% ★★★ ★★ リンク
【2529】NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信 日本株ETF(高配当) 0.308% 1月7日、4月7日、7月7日、10月7日(年4回) 44円 3.06% ★★★ × リンク
【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF 日本株ETF(高配当) 0.429% 1月24日、4月24日、7月24日、10月24日(年4回) 120円 5.25% ★★★★ リンク
【2849】グローバルX Morningstar 高配当 ESG-日本株式 ETF 日本株ETF(高配当) 0.3025% 1月24日、4月24日、7月24日、10月24日(年4回) 90円 2.39% × リンク
【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ) 日本株ETF(エンハンスト型) 0.495% 1月8日、4月8日、7月8日、10月8日(年4回) 200円 2.62% × リンク
【1499】MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信 日本株ETF(エンハンスト型) 0.44% 1月10日、4月10日、7月10日、10月10日(年4回) 332円 3.71% × リンク

 

外国株ETF

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【1557】SPDR S&P500 ETF 米国株ETF(S&P500指数連動型) 0.0945% 3月、6月、9月、12月の各第3金曜日から1営業日後(年4回) 871.72円 1.37% ★★★★★ ★★ リンク

※【1557】SPDR S&P500 ETFは、パンフレットでは年4回配当となっていますが、東証マネ部のサイトでは実績なしとなっています。こちらの銘柄は外国株口座が必要な銘柄で、実績が分からないため、おすすめ銘柄では解説していません。

 

債券型ETF

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【2561】iシェアーズ・コア 日本国債 ETF 日本国債ETF 0.066% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 29円 1.13% ★★ リンク
【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) 米国国債ETF 0.154% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 29円 1.56% ★★★ ★★ リンク
【1496】iシェアーズ 米ドル建テ投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり) 米国社債ETF 0.308% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 65円 3.34% ★★ リンク
【1497】iシェアーズ 米ドル建テハイイールド社債 ETF(為替ヘッジあり) 米国社債ETF 0.638% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 100円 5.23% ★★★ リンク
【1656】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF 米国国債ETF 0.154% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 4.1円 1.41% ★★★★ リンク
【2554】NEXT FUNDS ブルームバーグ米国投資適格社債(1-10 年)インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信 米国社債ETF 0.297% 3月7日、6月7日、9月7日、12月7日(年4回) 25円 3.03% ★★ × リンク
【2620】iシェアーズ 米国債1-3年 ETF 米国国債ETF 0.154% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 4.2円 1.30% ★★★ ★★ リンク
【2621】iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替ヘッジあり) 米国国債ETF 0.154% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 32円 2.22% ★★ ★★ リンク
【2647】NEXT FUNDS ブルームバーグ米国国債(7-10年)インデックス(為替ヘッジなし)連動型上場投信 米国国債ETF 0.143% 3月7日、6月7日、9月7日、12月7日(年4回) 84.2円 1.54% ★★★ × リンク
【2648】NEXT FUNDS ブルームバーグ米国国債(7-10年)インデックス(為替ヘッジあり)連動型上場投信 米国国債ETF 0.143% 3月7日、6月7日、9月7日、12月7日(年4回) 59.8円 1.49% ★★ × リンク
【2838】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジなし) 米国国債ETF 0.132% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 116円 1.43% ★★★ × リンク
【2839】MAXIS米国国債7-10年上場投信(為替ヘッジあり) 米国国債ETF 0.132% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 106円 1.78% ★★ × リンク
【2649】iシェアーズ 米国政府系機関ジニーメイMBS ETF(為替ヘッジあり) 米国モーゲージ証券ETF 0.1375% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 15円 2.23% ★★ × リンク
【2856】iシェアーズ 米国債3-7年 ETF(為替ヘッジあり) 米国国債ETF 0.154% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 6.7円 0.91% ★★ × リンク
【2622】iシェアーズ 米ドル建テ新興国債券 ETF(為替ヘッジあり) 新興国債券ETF 0.495% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 75円 4.13% ★★ リンク
【2843】上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) 豪州国債ETF 0.121% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 68円 1.59% ★★ × リンク
【2844】上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジなし) 豪州国債ETF 0.121% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 134円 2.63% ★★★ × リンク
【2853】iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり) 世界国債ETF 0.132% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 11.4円 1.61% × リンク
【2857】i シェアーズ ドイツ国債 ETF(為替ヘッジあり) ドイツ国債ETF 0.132% 1月11日、4月11日、7月11日、10月11日(年4回) 7.6円 1.07% ★★ × リンク

 

国内REIT型ETF

銘柄名 連動指数 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 東証REIT指数 0.1705% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 73.5円 3.67% ★★★★★ ★★ リンク
【1595】NZAM 上場投信 東証REIT指数 東証REIT指数 0.2728% 1月15日、4月15日、7月15日、10月15日(年4回) 65.9円 3.46% ★★ × リンク
【1597】MAXIS Jリート上場投信 東証REIT指数 0.1595% 3月8日、6月8日、9月8日、12月8日(年4回) 71.6円 3.75% ★★★★ リンク
【1398】SMDAM 東証REIT指数上場投信 東証REIT指数 0.242% 3月8日、6月8日、9月8日、12月8日(年4回) 70円 3.68% ★★ × リンク
【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF 東証REIT指数 0.165% 2月9日、5月9日、8月9日、11月9日(年4回) 72円 3.75% ★★★★★ ★★ リンク
【1488】iFreeETF 東証REIT指数 東証REIT指数 0.1705% 3月4日、6月4日、9月4日、12月4日(年4回) 72円 3.75% ★★★★ リンク
【2555】東証REIT ETF 東証REIT指数 0.2695% 1月12日、4月12日、7月12日、10月12日(年4回) 62円 3.23% ★★ × リンク
【2556】One ETF 東証REIT指数 東証REIT指数 0.1705% 1月8日、4月8日、7月8日、10月8日(年4回) 65円 3.40% ★★★ リンク
【2517】MAXIS Jリート・コア上場投信 東証REIT Core指数 0.1595% 2月10日、5月10日、8月10日、11月10日(年4回) 38.8円 3.46% ★★★ リンク
【2528】iFreeETF 東証REIT Core指数 東証REIT Core指数 0.22% 3月10日、6月10日、9月10日、12月10日(年4回) 38円 3.42% ★★ × リンク
【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信 野村高利回りJリート指数 0.1595% 1月10日、4月10日、7月10日、10月10日(年4回) 400円 3.76% ★★★★★ リンク
【2566】上場インデックスファンド日経ESGリート 日経ESG-REIT指数 0.165% 1月8日、4月8日、7月8日、10月8日(年4回) 36.4円 3.47% ★★ × リンク
【2852】iシェアーズ グリーンJリート ETF FTSE EPRA Nareitグリーン・フォーカスJ-REITセレクト・インデックス(配当込み) 0.165% 2月9日、5月9日、8月9日、11月9日(年4回) 5.3円 2.85% ★★ × リンク

 

海外REIT型ETF

銘柄名 種類 信託報酬(税込) 権利確定日 分配金 分配金利回り 長期投資 流動性 パンフレット
【1495】上場インデックスファンドアジアリート アジアREIT型ETF 0.66% 1月20日、4月20日、7月20日、10月20日(年4回) 434.2円 4.04% ★★ × リンク
【1659】iシェアーズ 米国リート ETF 米国REIT型ETF 0.22% 2月9日、5月9日、8月9日、11月9日(年4回) 73円 2.66% ★★★★★ リンク
【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし) 先進国REIT型ETF 0.187% 3月7日、6月7日、9月7日、12月7日(年4回) 43.2円 3.52% ★★★★★ リンク

 

毎月分配型など分配回数が多いETFに投資するメリット

毎月分配型などの分配回数が多いETFに投資するメリットについて見ていきましょう。

 

分配金を安定的に受け取れる

毎月分配型のETFは、分配金を毎月安定的に受け取れることがメリットです。

東証ETFで唯一の毎月分配型ETFとなっている先進国債権ETF【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型の、2024年1月14日時点の直近の分配金支払い実績は次の通りです。

日付 分配金額
2024/1/10 102円
2023/12/10 100円
2023/11/10 101円
2023/10/10 99円
2023/9/10 99円
2023/8/10 99円
2023/7/10 98円
2023/6/10 96円
2023/5/10 97円
2023/4/10 97円
2023/3/10 98円
2023/2/10 98円

※参考:東証マネ部「【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型」

分配金は、分配金が発表されてから約40日後に支払われますが、分配金が毎月口座に振り込まれたらそれだけで気分が明るくなってきますね。

ただ、こちらの銘柄の株価は54,100円、最低単位は10株のため、必要投資金額は541,000円となります。

つまり、10株保有していたとしても、金額に換算すると、振り込まれる金額は10株×1株分配金により、毎月1,000円程度にしかならないということが実態です。

 

大きな減配になるリスクが小さい

分配金は決算日に決定されますが、決算日が年間に分散していればしているほど、大きな減配になるリスクは小さくなると考えられます。

決算日が年1回しかないと、その直近で業績が悪かった場合などには、分配金が大きく減らされてしまい、1年間戻らないといったことがあり得るかもしれません。

また、決算日を多くしている銘柄は、分配金が注目されやすいため、知らず知らずの内に分配金を減らされてしまう「ステルス減配」されるリスクも小さくなると考えられます。

 

毎月分配型など分配回数が多いETFに投資するデメリット

毎月分配型などの分配回数が多いETFに投資するデメリットについて押さえておきましょう。

 

分配金利回りや信託報酬に注意が必要

年間の分配回数が多いからといって、分配金利回りが大きくなるとは限らないことには注意が必要です。

分配金利回りの計算式は、「年間分配金÷株価」となっています。

年間分配金とは、全ての分配金を受け取った値です。

毎月分配型ETFの【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型の場合には、12ヶ月全ての分配金を受け取った値が年間分配金となるため、2024年1月14日時点では、合計1,184円となります。

株価は54,100円のため、分配金利回りは1,184円÷54,100円=2.18%です。

年間の分配金の回数を多くする代わりに、トータルの分配金が少ない、または信託報酬が大きいような場合には注意が必要です。

分配回数よりも、分配金利回りと信託報酬を総合的に判断することを推奨します。

 

トータルリターンを考慮することが重要

当サイトでは、分配金は、あくまでETF投資のおまけで受け取って再投資するものというポリシーを主張しています。

S&P500指数や世界株ETFなどの時価総額加重平均型の銘柄に投資し、おまけ程度に出た分配金を再投資するということです。

分配金再投資をするとしたら、日本株の高配当ETFや、分配金が安定しているREIT型ETFが適すると考えていますが、値上がり益+分配金のトータルリターンで考えると米国株ETFや世界株ETFに比べて劣ります。

ETF投資における重要度は次の通りだと思います。

トータルリターン(値上がり益+分配金)>>超えられない壁>>分配金利回り>>超えられない壁>>分配回数

なお、分配金再投資については、下記の記事などを参照してください。

ETFの分配金再投資とは?分配金再投資を自動化する方法や分配金再投資におすすめの銘柄を紹介!
「ETFの分配金再投資とは?」「分配金再投資を自動化する方法とは?」「分配金再投資におすすめのETFって?」など、疑問に思っていませんか? ETFは保有していることで分配金が支払われますが、この分配金を同じ銘柄に再投資する「分配金再投資」を...

 

毎月分配型(年12回分配型)ETFの注目銘柄

毎月分配型(年12回分配型)ETFで注目の銘柄を見ていきましょう。

※各データは2024年1月15日終値時点の値のため、上記の銘柄一覧とは数値が異なる点はご了承ください

 

毎月分配型ETF!【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」に連動する先進国債権ETFです。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

信託報酬(税込) 0.275%
分配金 1,184円(年12回)
分配金利回り 2.19%
直近5年間の値動き +11.55%(48,450円→54,050円)
必要投資金額 540,500円(10口)
上場日 2009年9月30日
長期投資おすすめ度 ★★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

東証唯一の毎月分配型ETFですが、投資対象としてはおすすめできません。

まず、リターンが期待できない債権型ETFであるため、新NISA枠の成長投資枠を使うにはもったいなさ過ぎます。

東証唯一の毎月分配型ETFであると同時に、必要投資金額の大きさも東証ETFで最も大きくなっている点もデメリットです。

さらに、取引量が少なく、流動性リスクがあることもデメリットです。

先進国債権ETFとしては、【2511】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信の方がおすすめです。

【2511】NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、信託報酬0.132%、分配年2回の分配金利回り2.87%、最低投資金額10,645円、流動性もアリと、分配回数以外の全てでメリットがあります。
※とはいえ、あくまで先進国債権ETFの比較であって、先進国債権ETFは新NISA枠におすすめできない点は変わりません。

 

年6回分配型ETFの注目銘柄

年6回分配型ETFで注目の銘柄を見ていきましょう。

※各データは2024年1月15日終値時点の値のため、上記一覧とは数値が異なる点はご了承ください

 

国内REIT型ETF!【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型

【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

信託報酬(税込) 0.33%
分配金 72.64円(年6回)
分配金利回り 3.90%
直近5年間の値動き +4.08%(1,789円→1,862円)
必要投資金額 186,200円(100口)
上場日 2008年10月21日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性

国内REIT型ETFでは、問題なく投資できる銘柄です。

値上がり益を期待せず、分配金再投資をしたい場合には検討してもよいでしょう。

国内REIT型ETFとしては、下記で紹介する【1597】MAXIS Jリート上場投信(分配4回、信託報酬0.1595%、分配金利回り3.88%)が最もおすすめですが、こちらの銘柄も悪くありません。

ただ、信託報酬が高い点がネックとなります。

 

国内REIT型ETF!【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)

【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)は、日興アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

信託報酬(税込) 0.2695%
分配金 72円(年6回)
分配金利回り 3.64%
直近5年間の値動き -1.05%(1,998円→1,977円)
必要投資金額 1,977円(1口)
上場日 2019年6月4日
長期投資おすすめ度 ★★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

こちらも日興アセットマネジメントが運用している国内REIT型ETFで、偶数月の年6回分配の高配当銘柄となっています。

ただ、取引量が少なく流動性が小さいことから、他の国内REIT型ETFと比べるとおすすめ度は下がります。

投資する際には、少しでも流動性リスクを小さくするために、取引量が最も大きくなる寄り付きか大引けで取得するようにしましょう。

 

年4回分配型ETFの注目銘柄

年4回分配型ETFで注目の銘柄を見ていきましょう。

※各データは2024年1月15日終値時点の値のため、上記一覧とは数値が異なる点はご了承ください

 

TOPIX連動型ETF!【2625】iFreeETF TOPIX(年4回決算型)

【2625】iFreeETF TOPIX(年4回決算型)は、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIX」に連動する日本株ETFです。

TOPIX(東証株価指数、Tokyo Stock Price IndeX)は、東証プライム市場に上場する全ての銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される日本株の株価指数です。

TOPIXは東証プライム市場に上場している全銘柄の時価総額から算出されるため、トヨタやソニーなど時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすくなっています。

信託報酬(税込) 0.066%
分配金 52円(年4回)
分配金利回り 2.05%
直近5年間の値動き +46.92%(1,722円→2,530円)
必要投資金額 2,530円(1口)
上場日 2020年11月10日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性

TOPIX連動型ETFとして、悪くない銘柄です。

当サイトでは、TOPIX連動型ETFは【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETF(信託報酬0.0495%、分配金利回り1.76%)をおすすめしていますが、こちらの銘柄でも悪くありません。

2022年に記事を書いたときと比べて、おすすめ度が上がっています。

 

日経平均連動型ETF!【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)

【2624】iFreeETF 日経225(年4回決算型)は、大和アセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価(日経225)は、東証プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象に、株価平均によって算出される株価指数です。

日経平均株価は、225銘柄の株価平均で算出されるため、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど日経平均を構成する値嵩株の影響を受けやすくなっています。

信託報酬(税込) 0.132%
分配金 60円(年4回)
分配金利回り 1.66%
直近5年間の値動き +40.93%(2,558円→3,605円)
必要投資金額 3,605円(1口)
上場日 2020年11月10日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性

日経平均株価連動型ETFとして、悪くない銘柄です。

当サイトでは、【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF(信託報酬0.0495%、分配金利回り1.56%)を推奨していますが、こちらの銘柄でも問題ありません。

ただ、信託報酬がやや高い点が気になります。

 

高配当ETF!【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。

「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です。

信託報酬(税込) 0.308%
分配金 2,113円(年4回)
分配金利回り 3.38%
直近5年間の値動き +94.93%(32,000円→62,380円)
必要投資金額 62,380円(1口)
上場日 2017年2月13日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★

日経平均構成銘柄の内、高配当50銘柄に投資する、日本株の高配当株ETFの中では代表的な銘柄です。

直近5年間のトータルリターンでは、日経平均株価連動型ETFを上回る成績となっています。

ただ、ETF投資の一般論としては、より長期的には日経平均株価連動型ETFのトータルリターンに収束すると考えられることに注意が必要です(信託報酬の差分で日経平均株価連動型ETFの方が有利になる)。

日経平均から高配当株だけを抜き出しているということは、成長株が除外されてしまう場合があるためです(配当利回りの分母は株価であり、株価が下落すると配当利回りが上昇する逆張り指数の性質があります)。

現に、月足チャートの2018年~2020年3月(コロナショック)までの値動きに注目してみると、この期間には日経平均株価連動型ETFより大きく下げています。

ただ、このようなETF投資の一般論を理解した上で、高配当ETFの分配金再投資をしたいなら、投資しても何ら問題ありません。

 

高配当ETF!【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF

【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETFは、Global X Japanが運用する、「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」に連動する日本株ETFです。

「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」は、日本市場に上場する株式・REITから、配当の継続性や流動性に配慮して選定された銘柄のうち、配当利回りの高い25銘柄(普通株式23銘柄・REIT2銘柄)を構成銘柄とする指数です。

信託報酬(税込) 0.429%
分配金 105円(年4回)
分配金利回り 3.80%
直近5年間の値動き +79.58%(1,538円→2,762円)
必要投資金額 2,762円(1口)
上場日 2020年8月26日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性

こちらは日本株の高配当株25銘柄に分散投資した、高配当ETFとなっています。

上場から3年半でNASDAQ100指数並みの上昇率となっていますが、これは危険と言わざるを得ません。

ファンドが裁量的に25銘柄を選択していることから、ほぼアクティブ投信と変わりなく、今後ドローダウンが来そうな気配がします。

分配金再投資の対象銘柄としては候補銘柄の一つですが、リスクには気を付けるようにしておいてください。

 

国内REIT型ETF!【1597】MAXIS Jリート上場投信

【1597】MAXIS Jリート上場投信は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

信託報酬(税込) 0.1595%
分配金 73.5円(年4回)
分配金利回り 3.88%
直近5年間の値動き +4.44%(1,812円→1,892.5円)
必要投資金額 18,925円(10口)
上場日 2014年2月25日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性

国内REIT型ETFとしては、最もおすすめの銘柄の一つです。

当サイトでは、国内REIT型ETFは、【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(信託報酬0.1705%、分配金利回り3.77%)、【1476】iシェアーズ・コア Jリート ETF(信託報酬0.165%、分配金利回り3.83%)をおすすめしてきましたが、流動性リスクも問題ないためこちらの銘柄におすすめが変わりそうです。

当サイトのおすすめETFは、次から次へと三菱UFJアセットマネジメントの銘柄に置き換わっている感じですが、数値で見ると最も合理的であることは確かであるため仕方ありません。

 

海外REIT型ETF!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」に連動する先進国REIT型ETFです。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

信託報酬(税込) 0.187%
分配金 42.7円(年4回)
分配金利回り 3.25%
直近5年間の値動き +51.62%(864円→1,310円)
必要投資金額 13,100円(10口)
上場日 2017年12月11日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性

東証の外貨建てETFでは、最も分配金再投資に適する銘柄の一つとなっています。

直近の値上がり益も50%超えとなっており、これは円安ドル高が寄与した面が大きいと考えられますが、素晴らしい成績です。

直近で過熱気味の日本株の高配当ETFよりは、分配金再投資はこちらの銘柄の方が良いのではないかと思います。

 

実質的に毎月分配になるETFの組み合わせ

「東証REIT指数」に連動する次の2銘柄に投資すれば、実質的に毎月分配となります。

  • 奇数月分配:【1345】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型
  • 偶数月分配:【2552】上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型(ミニ)

ただ、トータルリターンで考えれば、【1597】MAXIS Jリート上場投信の一本に投資する方が合理的です。

とはいえ、ほんのわずかな信託報酬の差を捨てて、実質的に毎月分配にする選択をするのもアリでしょう。

 

まとめ

この記事では、毎月分配型ETFのメリット・デメリットや分配回数が多いETFを一覧で紹介した上で、分配回数が多い注目銘柄について解説し、実質的に毎月分配になる組み合わせについても紹介してきました。

分配回数が多いと分配金が振り込まれる楽しみが増えますが、ETF投資において重要なことはトータルリターンや分配金利回りの方です。

いくら分配回数が多くても、トータルリターンや分配金利回りが小さく、信託報酬が大きいなら、投資すべきではないと考えることが合理的です。

少なくとも、東証唯一の毎月分配型ETFである、先進国債権ETF【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型はおすすめできない銘柄となっています。

 

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