iDeCo運用におすすめの銘柄8選!【2024年最新版】

・当サイトでおすすめのiDeCo銘柄について、最新情報を記載しています。
・当サイトでおすすめのiDeCo口座:SBI証券、楽天証券、マネックス証券に絞って銘柄紹介しています。
・iDeCoでのおすすめ投資方法についてはこちらの記事を参照ください。
・「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2023年11月末時点のデータを参照しています。

○2024年の変更点
・三大ネット証券について、よりインデックス投資に向けの銘柄に絞り込みました。
・具体的には、「日本円で給料を貰っているなら、成長が期待できる外貨建て資産でリスクヘッジすべき」という当サイト全体の趣旨に統一するため、インデックス型の世界株投信、米国株投信、先進国株投信の3種類のみ掲載としました。

 

世界株投信

世界株投信は、日本を含む全世界の株式で構成される金融商品で、オールカントリーを略して通称「オルカン」とも呼ばれます。

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する世界株投信です。

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」は、全世界の大型株・中型株約2,900銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される、代表的な世界株指数です。

全世界の時価総額が大きい銘柄が対象となるため、指数の6割程度は米国株が占めており、その分はほぼ「S&P500指数」と同じです。

商品種別 全世界株式
運用タイプ インデックス(MSCI ACWI)
信託報酬 0.05775%
直近5年間の成績 +100.46%
設定日 2018年10月31日
ドル比率 61.7%
iDeCo取り扱い マネックス証券

日本を含む世界株投信の中では信託報酬が圧倒的に低く、おすすめの銘柄です。

新NISAのつみたて投資枠では最も基本となる銘柄ですが、iDeCoではマネックス証券が取り扱っています。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する、「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」に連動する世界株投信です。

「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」は、先進国・新興国47ヶ国の大型・中型・小型株約9,500銘柄で構成されている世界株指数です。

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」と並ぶ世界株の2大指数となっていますが、こちらは小型株を含むだけの違いで本質的な違いはほとんどありません。

商品種別 全世界株式
運用タイプ インデックス(FTSE GACI)
信託報酬 0.1102%
直近5年間の成績 +94.75%
設定日 2017年12月6日
ドル比率 59.11%
iDeCo取り扱い SBI証券

SBI証券のiDeCoで世界株投信に投資する場合には、こちらの銘柄となります。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に比べるとマイナーな銘柄であり、SBI証券による自社ファンドへの誘導商品ではありますが、信託報酬・直近5年間の成績ともに問題ありません。

 

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用する、「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」に連動する世界株投信です。

商品種別 全世界株式
運用タイプ インデックス(FTSE GACI)
信託報酬 0.192%
直近5年間の成績 +95.09%
設定日 2017年9月29日
ドル比率 59.51%
iDeCo取り扱い 楽天証券

楽天証券のiDeCoで世界株投信に投資する場合には、こちらの銘柄となります。

こちらも楽天証券による自社ファンドへの誘導商品ですが、信託報酬・直近5年間の成績ともに問題ありません。

 

米国株投信

米国株投信とは、米国株式で構成される投資信託です。

世界株投信や先進国株投信も構成比率の6~7割程度は米国株であるため、米国株投信はインデックス投資においては最も基本となる銘柄です。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する、「S&P500指数」に連動する米国株投信です。

「S&P500指数」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数です。

米国市場の時価総額の約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数となっています。

時価総額加重平均型であるため、時価総額が大きいGAFAM(Google、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoft)やNVIDIA、TESLAといった銘柄の構成比率が高い点が特徴です。

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス(S&P500指数)
信託報酬 0.09372%
直近5年間の成績 +130.77%
設定日 2018年7月3日
ドル比率 100%
iDeCo取り扱い SBI証券、マネックス証券

S&P500指数連動型投信では、信託報酬が頭一つ低く、おすすめの米国株投信です。

世界株ETFのドル比率は6割程度である一方、米国株ETFのドル比率は100%であるため、円安ドル高になるとよりプラスになりやすくなっています。

新NISAのつみたて投資枠でも基本銘柄となりますが、iDeCoでは、SBI証券とマネックス証券が取り扱っています。

 

楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用する、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動する米国株投信です。

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国市場の全銘柄から構成される指数で、米国市場の時価総額カバー率100%となる指標です。

ただ、全銘柄をカバーしていることから、時価総額が大きいGAFAM(Google、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoft)やNVIDIA、TESLAといった銘柄の構成比率は「S&P500指数」に比べると下がります。

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス(CRSP US TMI)
信託報酬 0.162%
直近5年間の成績 +121.75%
設定日 2017年9月29日
ドル比率 100%
iDeCo取り扱い 楽天証券

楽天証券のiDeCoではS&P500指数連動型は取り扱っていないため、米国株投信はこちらの銘柄となります。

楽天証券の自社ファンド誘導商品ではありますが、信託報酬・直近5年間の成績ともに問題ありません。

 

iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス

iFreeNEXT NASDAQ100 インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数」に連動する米国株投信です。

「NASDAQ100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

「NASDAQ100指数」は、「S&P500指数」よりもGAFAM(Google、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoft)やNVIDIA、TESLAといった時価総額が大きい有力銘柄の比率をより高めた指数となっています。

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス(NASDAQ100指数)
信託報酬 0.495%
直近5年間の成績 +202.62%
設定日 2018年8月31日
ドル比率 100%
iDeCo取り扱い マネックス証券

NASDAQ100指数連動型の米国株投信は、iDeCoではマネックス証券のみが取り扱っています。

マネックス証券でiDeCoをやるなら、必ずポートフォリオに入れておくことをおすすめします。

インデックス投資においてはハイリスク・ハイリターンの最強の銘柄ですが、リスクも相応に高いことには留意しておきましょう。

 

先進国株投信

先進国株投信は、日本を除く先進国の株式で構成される投資信託です。

先進国株投信は、世界株投信と米国株投信(S&P500指数)の中間のような銘柄となっています。

 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株投信です。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本以外の先進国株式で構成される時価総額加重平均型の先進国株指数です。

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス(MSCI-KOKUSAIインデックス)
信託報酬 0.09889%
直近5年間の成績 +114.35%
設定日 2017年2月27日
ドル比率 73.801%
iDeCo取り扱い SBI証券、マネックス証券

先進国株投信の中では、信託報酬が最安値帯の銘柄となっており、新NISAのつみたて投資枠でも基本銘柄となっている銘柄です。

iDeCoでは、SBI証券とマネックス証券で取り扱っています。

 

たわらノーロード 先進国株式

たわらノーロード 先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株投信です。

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス(MSCI-KOKUSAIインデックス)
信託報酬 0.09889%
直近5年間の成績 +113.91%
設定日 2015年12月18日
ドル比率 72.01%
iDeCo取り扱い 楽天証券

先進国株投信では、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と並んで信託報酬が最安値帯となっており、新NISAのつみたて投資枠における基本銘柄の一つです。

iDeCoでは、楽天証券が取り扱っています。

 

証券会社別iDeCoおすすめポートフォリオ

証券会社別のiDeCoおすすめポートフォリオを見ていきましょう。

 

SBI証券のおすすめポートフォリオ

◇リスク重視
・100% 世界株投信:SBI・全世界株式インデックス・ファンド

◇基本
・100% 先進国株投信:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

◇リターン重視
・100% 米国株投信:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

◇バランス(3分割)
・33% 世界株投信: SBI・全世界株式インデックス・ファンド
・33% 先進国株投信:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・33% 米国株投信:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI証券 iDeCo

 

楽天証券のおすすめポートフォリオ

◇リスク重視
・100% 世界株投信:楽天・全世界株式インデックス・ファンド

◇基本
・100% 先進国株投信:たわらノーロード 先進国株式

◇リターン重視
・100% 米国株投信:楽天・全米株式インデックス・ファンド

◇バランス(3分割)
・33% 世界株投信: 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・33% 先進国株投信:たわらノーロード 先進国株式
・33% 米国株投信:楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天証券

 

マネックス証券のおすすめポートフォリオ

◇リスク重視
・100% 世界株投信:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

◇基本
・100% 米国株投信(S&P500指数):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

◇リターン重視
・100% 米国株投信(NASDAQ100指数):iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス

◇バランス(3分割)
・33% 世界株投信: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・33% 米国株投信(S&P500指数):eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・33% 米国株投信(NASDAQ100指数):iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス

マネックス証券 iDeCo

 

参考:2023年

○2023年の変更点など
・米国利上げによる世界株安の影響により、ひふみ年金やスパークスなどアクティブ日本株投信が暴落して、日経平均以下になってしまった。
・米国株投信や世界株投信も大きな影響を受けたが、急激な円安ドル高の影響で、ドル建て比率が高いことから影響は緩和された。
・2021年まではアクティブ世界株投信>インデックス先進国株投信だったが、逆転してしまった。
・世界株投信や米国株投信を軸に、長期・分散・積立投資を継続していくべきという方針に変わりなし。

・インデックス型世界株投信の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を追加しました。
・債券については、iDeCoの投資範囲では投資するメリットがないと判断したため削除しました(債権で運用したいなら「セゾン・グローバルバランスファンド」で代用できる)。
・「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の名称が「セゾン・グローバルバランスファンド」に変更となりました。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

商品種別 国内株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +34.69%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「日経平均株価」は、日本を代表する225銘柄の単純平均で算出される株価指数です。

構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(10.3%)、東京エレクトロン(5.5%)、ソフトバンクグループ(4.2%)、KDDI(3.2%)、ダイキン工業(3.1%)となっており、ユニクロを展開するファーストリテイリングの比率が高くなっていることが特徴です。

日本株投資信託に迷ったら、信託報酬が低い日経平均連動型インデックス投信を選べば問題ありません。

なお、日経平均に連動するインデックス型日本株投信なら、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」、楽天証券で取り扱っている「たわらノーロード 日経225」、auカブコム証券で取り扱っている「つみたて日本株式(日経平均)」でも問題ありません。

 

・ひふみ年金

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.836%
直近5年間の成績 +13.77%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券

ひふみ年金は、レオス・キャピタルワークスが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

国内上場株の中で、市場価値が割安と考えられる銘柄に選別して投資しているファンドです。

構成銘柄上位は、ソニーグループ(2.33%)、オリエンタルランド(2.13%)、東京海上ホールディングス(+2.03%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(1.97%)、日本電信電話(NTT)(1.87%)となっています。

アクティブ型日本株投資信託の代名詞的な銘柄であり、アクティブ型にしては信託報酬が低く、それでいてリターンは大きくなっています。

リターン重視でアクティブ型日本株投資信託を選ぶなら、全ての年代でおすすめの銘柄です。

ただ、2022年は世界株安や円高の影響もあり、大きくリターンを減らし、直近5年間では日経平均を下回ってしまいました。

 

・スパークス・新・国際優良日本株ファンド

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.804%
直近5年間の成績 +30.26%
金融機関 マネックス証券

スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、スパークス・アセット・マネジメントが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本株20銘柄程度に厳選投資するファンドです。

構成銘柄上位は、日立製作所(9.7%)、三菱商事(8.8%)、ソニーグループ(7.9%)、キーエンス(6.3%)、リクルートホールディングス(5.6%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「ひふみ年金」を超える高いリターンを誇っています。

マネックス証券でiDeCo口座を開設する場合には、ポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄です。

ただ、「ひふみ年金」同様に2022年は大きな下落となり、直近5年間では日経平均を下回ってしまいました。

 

・iTrust日本株式

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +24.66%
金融機関 楽天証券

iTrust日本株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

優れたブランド力や技術力、商品・サービス開発力、マーケティング力を有する業界トップシェア企業に主に投資するファンドです。

構成銘柄上位は、日立製作所(2.6%)、日本電信電話(NTT)(2.5%)、トヨタ自動車(2.4%)、セブン&アイ・ホールディングス(2.2%)、TDK(2.2%)となっています。

楽天証券にiDeCo口座を開設して、日本株でリスクを取ってみたい場合にはおすすめの銘柄です。

ただ、他のアクティブ型日本株投信同様に、2022年の運用は調子が良くなく、直近5年間では日経平均に劣っています。

 

・iFree NYダウ・インデックス

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.2475%
直近5年間の成績 +90.02%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

iFree NYダウ・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」は、アメリカを代表する30銘柄から構成される株価指数です。

構成銘柄上位は、UNITEDHEALTH GROUP INC(9.3%)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(6.0%)、HOME DEPOT INC(5.7%)、SPDR DJIA TRUST(5.1%)、MICROSOFT CORP(5.0%)となっています。

米国株投信はドル建て資産のため、ダウ自体は2022年は不調だったものの、急激な円安ドル高の影響もあり、直近5年間では+100%に迫る好成績となっています。

なお、NYダウに連動型する米国株投信としては、マネックス証券で取り扱っている「たわらノーロード NYダウ」でも問題ありません。

 

・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.0968%
直近5年間の成績 +93.80%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、マネックス証券

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P500指数」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。SBI証券セレクトプランとマネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「S&P500指数」は、米国の代表的な500銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(7.0%)、MICROSOFT CORP(5.2%)、AMAZON.COM INC(2.7%)、TESLA INC(1.8%)、ALPHABET INC-CL A(1.7%)となっています。

「S&P500指数」は、米国株500銘柄に分散投資されていてリスクが低く、時価総額加重平均型のためGAFAMの構成比率が高いことが特徴です。

2022年は不調だったものの、ドル建て資産であることから、急激な円安ドル高の影響から直近5年間では+100%に迫る好成績となっています。

 

・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.495%
直近5年間の成績 +89.51%
金融機関 マネックス証券

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数(円ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「NASDAQ100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(11.7%)、MICROSOFT CORP(9.5%)、INVESCO QQQ TRUST SERIES 1(8.4%)、AMAZON.COM INC(5.7%)、TESLA INC(4.0%)となっています。

インデックス投資において最強の商品であり、長期的な値上がり益を目的にETF投資したい場合には最もおすすめの銘柄です。

2022年は、米国利上げによる世界株安の影響で急激な円安を上回る勢いで大きく下げてしまいましたが、直近5年間ではまだ+100%に迫る上昇率となっています。

マネックス証券でiDeCoを始めるなら、是非ともポートフォリオに加えておきましょう。

 

・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

商品種別 全世界株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.1144%
直近5年間の成績 +70.17%
金融機関 マネックス証券

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス型の世界株投信です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

アクティブ型が多い世界株投信の中でも、インデックス型の投信となります。

国別配分比率上位は、米国(61.6%)、その他の国・地域(15.0%)、日本(5.1%)、英国(3.5%)、カナダ(3.1%)となっており、ドル比率が6割超えです。

なお、日本株は除くことになりますが、SBI証券の「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」でも問題ありません。

 

・セゾン資産形成の達人ファンド

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.54%
直近5年間の成績 +53.13%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界各地の地域で強みを持ち、安全性や長期的な収益力といった長期的な視点から投資を行う世界株ファンドです。

資産配分比率は、先進国株式(除く日本)(68.16%)、新興国株式(15.23%)、国内株式(11.56%)となっています。

通貨別配分比率は、米ドル(43.45%)、ユーロ(16.63%)、円(12.31%)、インド・ルピー(5.01%)、香港ドル(4.9%)です。

国別配分比率上位は、米国(43.45%)、日本(12.32%)、フランス(5.82%)、インド(5.01%)、中国(4.9%)となっています。

アクティブ型世界株ファンドの代名詞的な銘柄です。

SBI証券セレクトプラン・楽天証券で、世界株投信でリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄となります。

2022年は世界株安の影響を大きく受ける形となり、ドル比率が米国株投信に比べると低いことから影響は大きくなっています。

 

・iTrust世界株式

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +61.14%
金融機関 楽天証券、auカブコム証券

iTrust世界株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。楽天証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

世界的にブランド名が知られており、強力なマーケティング・販売網を構築している高い競争優位性をもつグローバル優良企業に分散投資するファンドです。

国別配分比率上位は、米国(58.6%)、欧州(10.0%)、ドイツ(6.8%)、英国(5.6%)、日本(4.0%)となっています。

先進国株式の比率が93.4%、ドル比率が66.93%と、「セゾン資産形成の達人ファンド」に比べて米国株の比率が高いことが特徴です。

世界株でリターンを狙いに行きたい場合には、あらゆる年代でおすすめの世界株投信です。

2022年は、世界株安の影響を受けたものの、ドル比率が高かったことで緩和されています。

 

・iTrustバイオ

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +60.07%
金融機関 auカブコム証券

iTrustバイオは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

高い成長が期待される世界のバイオ医薬品関連企業に投資するファンドです。

国別配分比率は、アメリカ(84.0%)、英国(6.0%)、フランス(5.1%)、スペイン(1.6%)、ドイツ(1.4%)となっており、アメリカのバイオ企業が構成銘柄の大半を占め、通貨比率で見ると米ドルが99.0%となっています。

構成銘柄上位は、アムジェン(米国)(8.9%)、ギリアド・サイエンシズ(米国)(7.8%)、リジェネロン・ファーマシューティカルズ(米国)(6.9%)、アストラゼネカ(英国)(6.0%)、サノフィ(フランス)(5.1%)となっています。

信託報酬は高く、安定性では「iTrust世界株式」をおすすめしますが、バイオテクノロジーの発展に未来を感じるならポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

 

・iTrustロボ

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +76.81%
金融機関 auカブコム証券

iTrustロボは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

日本を含む世界のロボティクス関連企業に投資するファンドです。

国別配分比率上位は、米国(62.5%)、日本(11.6%)、ドイツ(7.6%)、オランダ(5.5%)、台湾(2.5%)となっています。

構成銘柄上位は、米国のセールスフォース(5.6%)、米国のアルファベット(4.7%)、ドイツのシーメンス(4.4%)、米国のラムリサーチ(4.3%)、米国のKLA(3.8%)となっています。

直近5年間では、+70%以上となっていますが、2022年の世界株安で最も大きな影響を受けた世界株投信の一つとなっており、2022年1月時点の基準価格から見ると-30%ほど下げました。

auカブコム証券のiDeCo口座を開設するなら、おすすめの銘柄です。

 

・たわらノーロード先進国株式

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.10989%
直近5年間の成績 +79.12%
金融機関 楽天証券

たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、日本以外の先進国の株式で構成される先進国株価指数です。

国別配分比率上位は、米国(70.38%)、先進国(除く日本)(5.49%)、英国(4.19%)、カナダ(3.63%)、スイス(3.29%)となっています。

米国株投信やアクティブ型世界株投信にリスクを感じるなら、この銘柄のようなインデックス型の先進国株投信をおすすめします。

なお、インデックス型の先進国株投信としては、SBI証券セレクトプラン、マネックス証券で取り扱っている「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」、auカブコム証券で取り扱っている「つみたて先進国株式」でも問題ありません。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

商品種別 国内REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.275%
直近5年間の成績 +40.48%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「東証REIT指数(配当込み)」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

構成銘柄上位は、日本ビルファンド投資法人(7.07%)、ジャパンリアルエステイト投資法人(5.60%)、日本プロロジスリート投資法人(5.01%)、日本都市ファンド投資法人(4.81%)、野村不動産マスターファンド投資法人(4.81%)となっています。

iDeCoで不動産投資をしたい場合には、ポートフォリオに組み込んで問題ありません。

なお、国内REITのインデックス投信としては、楽天証券で取り扱っている「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」、auカブコム証券で取り扱っている「三菱UFJ <DC>J-REITインデックスファンド」でも問題ありません。

 

・野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)

商品種別 国内REIT
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.045%
直近5年間の成績 +46.22%
金融機関 楽天証券、マネックス証券

野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)は、野村アセットマネジメントが運用する、アクティブ型の国内REIT投資信託です。楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

流動性や収益性・成長性等を勘案して国内REITに分散投資を行うファンドです。

構成銘柄上位は、日本プライムリアルティ(6.9%)、ラサールロジポート(6.51%)、日本ビルファンド(6.3%)、ケネディクス商業リート(5.9%)、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト(5.75%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投信の成績を上回り続けています。

iDeCoでREIT型投信にリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄です。

 

・三井住友・DC外国リートインデックスファンド

商品種別 先進国REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.297%
直近5年間の成績 +36.01%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券

三井住友・DC外国リートインデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス型の先進国REIT投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

国別配分比率上位は、米国(75.31%)、オーストラリア(6.51%)、英国(5.10%)、シンガポール(3.33%)、カナダ(1.81%)となっており、米ドル比率が75%です。

インデックス型先進国REIT投信としておすすめの銘柄です。

 

・ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)

商品種別 コモディティ
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.407%
直近5年間の成績 +18.09%
金融機関 マネックス証券

ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)は、日興アセットマネジメントが運用する、金(ゴールド)価格への連動を目指すコモディティ投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

金地金価格への連動をめざす投資信託証券に投資を行うとともに、為替変動リスクの低減を図るため対円為替ヘッジを行うファンドです。

金(ゴールド)価格に連動するコモディティ投資信託としては信託報酬が低く、最もおすすめの銘柄です。

ただ、残念なのが、為替ヘッジありとなっているため、ドル建てではなく円建て資産になっている点です。

 

・セゾン・グローバルバランスファンド

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.59%
直近5年間の成績 +35.56%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界中の株式と債券に分散投資を行い、株式と債券の比率は50%ずつとするファンドです。

資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(44.85%)、先進国株式(除く日本)(41.44%)、新興国株式(5.61%)、国内債券(4.3%)、国内株式(2.8%)となっています。

国際配分比率上位は、米国(58.65%)、ユーロ圏(18.02%)、欧州(8.01%)、日本(7.11%)、新興国(5.61%)となっており、米ドル比率が6割です。

アクティブ型であるため信託報酬はやや高いものの、バランス投資信託としては定評がある銘柄です。

投資初心者が、もし何か1銘柄だけで運用するとしたら、こちらの銘柄をおすすめします。

また、リスクヘッジ目的で債券投信の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。

 

 

参考:2022年1月時点

こちらのデータは2022年1月時点でのiDeCoの記事となります。

※マネックス証券の「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」について追加しました。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

商品種別 国内株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +65.75%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「日経平均株価」は、日本を代表する225銘柄の単純平均で算出される株価指数です。

構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(9.3%)、東京エレクトロン(6.1%)、ソフトバンクグループ(4.8%)、ダイキン工業(3.5%)、ファナック(3.1%)となっており、ユニクロを展開するファーストリテイリングの比率が高くなっていることが特徴です。

日本株投資信託に迷ったら、信託報酬が低い日経平均連動型インデックス投信を選べば問題ありません。

なお、日経平均に連動するインデックス型日本株投信なら、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」、楽天証券で取り扱っている「たわらノーロード 日経225」、auカブコム証券で取り扱っている「つみたて日本株式(日経平均)」でも問題ありません。

 

・ひふみ年金

レオス・キャピタルワークス

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.836%
直近5年間の成績 +79.27%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券

ひふみ年金は、レオス・キャピタルワークスが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

国内上場株の中で、市場価値が割安と考えられる銘柄に選別して投資しているファンドです。

資産別では、国内株式(83.05%)、外国株式(13.84%)、短期金融資産(3.11%)となっており、外国株比率も高いことが分かります。

構成銘柄上位は、MICROSOFT CORPORATION(1.63%)、SHIFT(1.40%)、ソニーグループ(1.29%)、エイチ・アイ・エス(1.27%)、ショーボンドホールディングス(1.25%)となっています。

アクティブ型日本株投資信託の代名詞的な銘柄であり、アクティブ型にしては信託報酬が低く、それでいてリターンは大きくなっています。

リターン重視でアクティブ型日本株投資信託を選ぶなら、全ての年代でおすすめの銘柄です。

 

・スパークス・新・国際優良日本株ファンド

スパークス・アセット・マネジメント

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.804%
直近5年間の成績 +101.55%
金融機関 マネックス証券

スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、スパークス・アセット・マネジメントが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本株20銘柄程度に厳選投資するファンドです。

構成銘柄上位は、リクルートホールディングス(9.7%)、ソニーグループ(9.4%)、日立製作所(8.8%)、キーエンス(8.0%)、日本電産(7.1%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「ひふみ年金」を超える高いリターンを誇っています。

マネックス証券でiDeCo口座を開設する場合には、ポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄です。

 

・iTrust日本株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +53.58%
金融機関 楽天証券

iTrust日本株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

優れたブランド力や技術力、商品・サービス開発力、マーケティング力を有する業界トップシェア企業に主に投資するファンドです。

構成銘柄上位は、日立製作所(2.5%)、イビデン(2.3%)、富士通(2.3%)、AGC(2.3%)、テルモ(2.2%)となっています。

楽天証券にiDeCo口座を開設して、日本株でリスクを取ってみたい場合にはおすすめの銘柄です。

ただ、2021年の運用は調子が良くなく、直近5年間では日経平均に劣っています。

 

・iFree NYダウ・インデックス

大和証券投資信託委託

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.2475%
直近5年間の成績 +102.05%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

iFree NYダウ・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」は、アメリカを代表する30銘柄から構成される株価指数です。

構成銘柄上位は、UNITEDHEALTH GROUP INC(7.1%)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(6.4%)、SPDR DJIA TRUST(5.7%)、HOME DEPOT INC(5.5%)、MICROSOFT CORP(4.3%)となっています。

直近5年間で高成績となっています。ダウ構成銘柄は値上がりしている銘柄が多いことに加えて、分配金に優れる銘柄が多いことが特徴であり、分配金を非課税で再投資して複利効果を享受できるというiDeCoの強みを最大限に生かすことができます。

米国株投信をiDeCoで扱っている金融機関はあまり多くありませんが、この銘柄を運用するためにSBI証券にiDeCo口座を開設してもよいほどのおすすめ銘柄です。

なお、NYダウに連動型する米国株投信としては、マネックス証券で取り扱っている「たわらノーロード NYダウ」でも問題ありません。

 

・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

三菱UFJ国際投信

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.0968%
直近5年間の成績 +84.32%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、マネックス証券

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P500指数」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。SBI証券セレクトプランとマネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「S&P500指数」は、米国の代表的な500銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。

構成銘柄上位は、MICROSOFT CORP(6.0%)、APPLE INC(5.9%)、AMAZON.COM INC(3.7%)、ALPHABET INC-CL A(2.2%)、TESLA INC(2.2%)となっています。

「S&P500指数」は、米国株500銘柄に分散投資されていてリスクが低く、時価総額加重平均型のためGAFAMの構成比率が高いことが特徴です。2020年3月以降の新型コロナ相場でGAFAMが大きく上昇したことから大きな値上がりとなっています。

 

・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

大和証券投資信託委託

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.495%
直近5年間の成績 +120.83%
金融機関 マネックス証券

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数(円ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。マネックス証券のiDeCoで2020年11月16日より取り扱いが始まりました。

「NASDAQ100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(10.6%)、MICROSOFT CORP(9.5%)、AMAZON.COM INC(8.0%)、ALPHABET INC-CL C(3.9%)、FACEBOOK INC-CLASS A(3.8%)となっています。

インデックス投資において最強の商品であり、長期的な値上がり益を目的にETF投資したい場合には最もおすすめの銘柄です。

ただ、そろそろ調整局面が来てもおかしくないことは注意が必要です。

マネックス証券でiDeCoを始めるなら、是非ともポートフォリオに加えておきましょう。

 

・セゾン資産形成の達人ファンド

セゾン投信

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.55%
直近5年間の成績 +97.02%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界各地の地域で強みを持ち、安全性や長期的な収益力といった長期的な視点から投資を行う世界株ファンドです。

資産配分比率は、先進国株式(除く日本)(71.97%)、新興国株式(15.92%)、国内株式(12.11%)となっています。国別配分比率上位は、米国(46.96%)、日本(12.12%)、中国(5.91%)、フランス(5.31%)、スイス(4.8%)となっています。

アクティブ型世界株ファンドの代名詞的な銘柄です。SBI証券セレクトプラン・楽天証券で、世界株投信でリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄となります。

 

・iTrust世界株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +96.45%
金融機関 楽天証券、auカブコム証券

iTrust世界株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。楽天証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

世界的にブランド名が知られており、強力なマーケティング・販売網を構築している高い競争優位性をもつグローバル優良企業に分散投資するファンドです。

国別配分比率上位は、米国(58.6%)、欧州(10.0%)、ドイツ(6.8%)、英国(5.6%)、日本(4.0%)となっています。

世界株でリターンを狙いに行きたい場合には、あらゆる年代でおすすめの世界株投信です。

 

・iTrustバイオ

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +49.20%
金融機関 auカブコム証券

iTrustバイオは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

高い成長が期待される世界のバイオ医薬品関連企業に投資するファンドです。

国別配分比率は、アメリカ(89.5%)、英国(4.1%)、フランス(3.0%)、スペイン(2.5%)、ドイツ(0.6%)となっており、アメリカのバイオ企業が構成銘柄の大半を占めます。構成銘柄上位は、ギリアド・サイエンシズ(8.4%)、アムジェン(7.9%)、ユナイテッド・セラピューティクス(6.4%)、モデルナ(6.0%)、PRAヘルス・サイエンシズ(5.5%)となっており、いずれもアメリカのバイオ企業です。

信託報酬は高く、安定性では「iTrust世界株式」をおすすめしますが、バイオテクノロジーの発展に未来を感じるならポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

 

・iTrustロボ

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +198.61%
金融機関 auカブコム証券

iTrustロボは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

日本を含む世界のロボティクス関連企業に投資するファンドです。

国別配分比率上位は、米国(68.55%)、日本(12.08%)、ドイツ(7.39%)、オランダ(4.49%)、カナダ(1.50%)となっています。構成銘柄上位は、アメリカのアルファベット(4.7%)、ドイツのシーメンス(4.4%)、アメリカのラムリサーチ(4.1%)、アメリカのシノプシス(3.9%)、アメリカのインテル(3.5%)となっています。

信託報酬は高めではあるものの、直近5年間では約+200%の驚異的な成績を叩き出しています。

auカブコム証券のiDeCo口座を開設するなら、是非ともポートフォリオに組み込んでおきましょう。

 

・たわらノーロード先進国株式

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.10989%
直近5年間の成績 +109.09%
金融機関 楽天証券

たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、日本以外の先進国の株式で構成される先進国株価指数です。

国別配分比率上位は、米国(69.44%)、先進国(除く日本)(5.69%)、英国(4.22%)、スイス(3.71%)、カナダ(3.44%)となっています。

米国株投信やアクティブ型世界株投信にリスクを感じるなら、この銘柄のようなインデックス型の先進国株投信をおすすめします。

なお、インデックス型の先進国株投信としては、SBI証券セレクトプラン、マネックス証券で取り扱っている「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」、auカブコム証券で取り扱っている「DCニッセイ外国株式インデックス」でも問題ありません。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.275%
直近5年間の成績 +33.14%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「東証REIT指数(配当込み)」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

構成銘柄上位は、日本ビルファンド投資法人(6.81%)、ジャパンリアルエステイト投資法人(5.72%)、GLP投資法人(5.43%)、日本プロロジスリート投資法人(5.33%)、野村不動産マスターファンド投資法人(4.64%)となっています。

iDeCoで不動産投資をしたい場合には、ポートフォリオに組み込んで問題ありません。

なお、国内REITのインデックス投信としては、楽天証券で取り扱っている「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」、auカブコム証券で取り扱っている「三菱UFJ <DC>J-REITインデックスファンド」でも問題ありません。

 

・野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)

野村アセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.1%
直近5年間の成績 +41.61%
金融機関 楽天証券、マネックス証券

野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)は、野村アセットマネジメントが運用する、アクティブ型の国内REIT投資信託です。楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

流動性や収益性・成長性等を勘案して国内REITに分散投資を行うファンドです。

構成銘柄上位は、三井不動産ロジスティクスパーク(7.1%)、大和ハウスリート(5.6%)、野村不動産マスターファンド(5.1%)、日本ビルファンド(4.9%)、ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト(4.9%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投信の成績を上回り続けています。

iDeCoでREIT型投信にリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄です。

 

・三井住友・DC外国リートインデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 先進国REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.297%
直近5年間の成績 +50.27%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券

三井住友・DC外国リートインデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス型の先進国REIT投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

国別配分比率上位は、米国(73.78%)、オーストラリア(7.06%)、英国(5.57%)、シンガポール(3.89%)、フランス(2.34%)となっています。

インデックス型先進国REIT投信としておすすめの銘柄です。

 

・eMAXIS Slim 国内債券インデックス

三菱UFJ国際投信

商品種別 国内債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.132%
直近5年間の成績 +1.82%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用する、「NOMURA-BPI総合」に連動するインデックス型の国内債券投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「NOMURA-BPI総合」は、野村證券株式会社が公表している、国内で発行された公募利付債券の市場全体の動向を表す投資収益指数です。

国内債券でリスクヘッジするなら、この銘柄のように信託報酬が低いインデックス型の国内債券投信をポートフォリオに組み込んでおきましょう。

なお、インデックス型の国内債券投信としては、楽天証券で取り扱っている「たわらノーロード国内債券」、マネックス証券で取り扱っている「三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」でも問題ありません。

 

・たわらノーロード先進国債券

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.187%
直近5年間の成績 +18.23%
金融機関 楽天証券

たわらノーロード先進国債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

国別配分比率上位は、米国(43.89%)、フランス(10.59%)、イタリア(9.46%)、ドイツ(7.71%)、英国(6.55%)となっています。

先進国債券でリスクヘッジするなら、この銘柄のように信託報酬が低いインデックス型の先進国債券投信をポートフォリオに組み込んでおきましょう。

なお、インデックス型の先進国債券投信としては、SBI証券セレクトプラン、マネックス証券で取り扱っている「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」でも問題ありません。

 

・たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.22%
直近5年間の成績 +7.21%
金融機関 楽天証券、マネックス証券

たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「たわらノーロード先進国債券」の為替ヘッジ版となります。為替ヘッジがされている先進国債券としては、SBI証券セレクトプランで取り扱っている「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」でも問題ありません。

 

・ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)

日興アセットマネジメント

商品種別 コモディティ
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.407%
直近5年間の成績 +24.54%
金融機関 マネックス証券

ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)は、日興アセットマネジメントが運用する、金(ゴールド)価格への連動を目指すコモディティ投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

金地金価格への連動をめざす投資信託証券に投資を行うとともに、為替変動リスクの低減を図るため対円為替ヘッジを行うファンドです。

金(ゴールド)価格に連動するコモディティ投資信託としては信託報酬が低く、最もおすすめの銘柄です。

 

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン投信

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.59%
直近5年間の成績 +50.11%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界中の株式と債券に分散投資を行い、株式と債券の比率は50%ずつとするファンドです。

資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(44.64%)、先進国株式(除く日本)(40.24%)、新興国株式(6.01%)、国内債券(5.01%)、国内株式(3.1%)となっています。国際配分比率上位は、米国(55.15%)、ユーロ圏(19.72%)、欧州(8.51%)、日本(8.11%)、新興国(6.01%)となっています。

アクティブ型であるため信託報酬はやや高いものの、バランス投資信託としては定評がある銘柄です。

投資初心者が、もし何か1銘柄だけで運用するとしたら、こちらの銘柄をおすすめします。また、リスクヘッジ目的で債券投信の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。

 

参考:2021年2月時点

こちらのデータは2021年2月時点でのiDeCoの記事となります。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

商品種別 国内株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +65.83%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「日経平均株価」は、日本を代表する225銘柄の単純平均で算出される株価指数です。構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(9.8%)、ソフトバンクグループ(6.1%)、東京エレクトロン(4.2%)、ダイキン工業(3.1%)、ファナック(2.9%)となっており、ユニクロを展開するファーストリテイリングの比率が高くなっていることが特徴です。

日本株投資信託に迷ったら、信託報酬が低い日経平均連動型インデックス投信を選べば問題ありません。

なお、日経平均に連動するインデックス型日本株投信なら、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイ日経225インデックスファンドA」、楽天証券で取り扱っている「たわらノーロード 日経225」、auカブコム証券で取り扱っている「つみたて日本株式(日経平均)」でも問題ありません。

 

・ひふみ年金

レオス・キャピタルワークス

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.836%
直近5年間の成績 +82.05%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券

ひふみ年金は、レオス・キャピタルワークスが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、マネックス証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

国内上場株の中で、市場価値が割安と考えられる銘柄に選別して投資しているファンドです。構成銘柄上位は、DOMINO’S PIZZA, INC.(2.12%)、ショーボンドホールディングス(1.96%)、協和エクシオ(1.71%)、東京センチュリー(1.51%)、KDDI(1.46%)となっています。

アクティブ型日本株投資信託の代名詞的な銘柄であり、アクティブ型にしては信託報酬が低く、それでいてリターンは大きくなっています。

リターン重視でアクティブ型日本株投資信託を選ぶなら、全ての年代でおすすめの銘柄です。

 

・スパークス・新・国際優良日本株ファンド

スパークス・アセット・マネジメント

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.804%
直近5年間の成績 +100.37%
金融機関 マネックス証券

スパークス・新・国際優良日本株ファンドは、スパークス・アセット・マネジメントが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本株20銘柄程度に厳選投資するファンドです。構成銘柄上位は、日本電産(11.2%)、キーエンス(9.1%)、ソニー(9.0%)、ダイキン工業(8.9%)、シマノ(7.9%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「ひふみ年金」を超える高いリターンを誇っています。

マネックス証券でiDeCo口座を開設する場合には、ポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄です。

 

・iTrust日本株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +63.56%
金融機関 楽天証券

iTrust日本株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

優れたブランド力や技術力、商品・サービス開発力、マーケティング力を有する業界トップシェア企業に主に投資するファンドです。構成銘柄上位は、日本電産(2.5%)、HOYA(2.5%)、富士通(2.3%)、信越化学工業(2.3%)、イビデン(2.3%)となっています。

信託報酬はやや高めですが、直近5年間で高いリターンを誇っており、高い手数料に見合った運用実績があります。

楽天証券にiDeCo口座を開設して、日本株でリスクを取ってみたい場合にはおすすめの銘柄です。

 

・iFree NYダウ・インデックス

大和アセットマネジメント

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.2475%
直近5年間の成績 +83.67%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

iFree NYダウ・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「ダウ・ジョーンズ工業株平均(円ベース)」は、アメリカを代表する30銘柄から構成される株価指数です。構成銘柄上位は、APPLE INC(9.2%)、UNITEDHEALTH GROUP INC(7.3%)、HOME DEPOT INC(6.2%)、MICROSOFT CORP(5.0%)、BOEING CO/THE(4.9%)となっています。

直近5年間で高成績となっています。ダウ構成銘柄は値上がりしている銘柄が多いことに加えて、分配金に優れる銘柄が多いことが特徴であり、分配金を非課税で再投資して複利効果を享受できるというiDeCoの強みを最大限に生かすことができます。

米国株投信をiDeCoで扱っている金融機関はあまり多くありませんが、この銘柄を運用するためにSBI証券にiDeCo口座を開設してもよいほどのおすすめ銘柄です。

なお、NYダウに連動型する米国株投信としては、マネックス証券で取り扱っている「たわらノーロード NYダウ」でも問題ありません。

 

・セゾン資産形成の達人ファンド

セゾン投信

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.55%
直近5年間の成績 +78.86%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界各地の地域で強みを持ち、安全性や長期的な収益力といった長期的な視点から投資を行う世界株ファンドです。資産配分比率は、先進国株式(除く日本)(67.4%)、新興国株式(14.4%)、国内株式(12.4%)、外国株式(4.0%)、短期金融資産(1.8%)となっています。国別配分比率上位は、米国(40.1%)、欧州(27.3%)、新興国(14.4%)、日本(12.4%)、アジア・オセアニア(4.0%)となっています。

アクティブ型世界株ファンドの代名詞的な銘柄です。SBI証券セレクトプラン・楽天証券で、世界株投信でリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄となります。

 

・iTrust世界株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +69.24%
金融機関 楽天証券、auカブコム証券

iTrust世界株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。楽天証券、auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

世界的にブランド名が知られており、強力なマーケティング・販売網を構築している高い競争優位性をもつグローバル優良企業に分散投資するファンドです。国別配分比率上位は、米国(56.07%)、欧州(10.01%)、英国(8.61%)、ドイツ(5.81%)、フランス(4.9%)、日本(4.7%)となっています。

世界株でリターンを狙いに行きたい場合には、あらゆる年代でおすすめの世界株投信です。

 

・iTrustバイオ

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +42.16%
金融機関 auカブコム証券

iTrustバイオは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

高い成長が期待される世界のバイオ医薬品関連企業に投資するファンドです。国別配分比率は、アメリカ93.8%、スペイン2.9%、中国1.4%、フランス1.0%、英国0.2%となっており、アメリカのバイオ企業が構成銘柄の大半を占めます。構成銘柄上位は、リジェネロン・ファーマシューティカルズ(7.9%)、アムジェン(7.8%)、ギリアド・サイエンシズ(7.1%)、バイオジェン(7.1%)、インサイト(6.7%)となっており、いずれもアメリカのバイオ企業です。

信託報酬は高く、安定性では「iTrust世界株式」をおすすめしますが、バイオテクノロジーの発展に未来を感じるならポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

 

・iTrustロボ

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +206.27%
金融機関 auカブコム証券

iTrustロボは、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。auカブコム証券のiDeCoで取り扱っています。

日本を含む世界のロボティクス関連企業に投資するファンドです。国別配分比率上位は、米国(62.8%)、日本(14.2%)、ドイツ(7.4%)、オランダ(2.9%)、スウェーデン(2.4%)となっています。構成銘柄上位は、アメリカのアルファベット(5.7%)、アメリカのインテル(4.9%)、ドイツのシーメンス(4.4%)、アメリカのスプランク(4.3%)、アメリカのシノプシス(4.1%)となっています。

信託報酬は高めではあるものの、直近5年間では+200%を超える驚異的な成績を叩き出しています。

auカブコム証券のiDeCo口座を開設するなら、是非ともポートフォリオに組み込んでおきましょう。

 

・たわらノーロード先進国株式

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.10989%
直近5年間の成績 +70.72%
金融機関 楽天証券

たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、日本以外の先進国の株式で構成される先進国株価指数です。国際配分比率上位は、米国(69.44%)、先進国(除く日本)(5.69%)、英国(4.22%)、スイス(3.71%)、カナダ(3.44%)となっています。

米国株投信やアクティブ型世界株投信にリスクを感じるなら、この銘柄のようなインデックス型の先進国株投信をおすすめします。

なお、インデックス型の先進国株投信としては、SBI証券セレクトプラン、マネックス証券で取り扱っている「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」、auカブコム証券で取り扱っている「つみたて先進国株式」でも問題ありません。

 

・<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.275%
直近5年間の成績 +23.65%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「東証REIT指数(配当込み)」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。構成銘柄上位は、日本ビルファンド投資法人(6.68%)、ジャパンリアルエステイト投資法人(6.39%)、日本プロロジスリート投資法人(5.7%)、GLP投資法人(5.11%)、野村不動産マスターファンド投資法人(4.72%)となっています。

iDeCoで不動産投資をしたい場合には、ポートフォリオに組み込んで問題ありません。

なお、国内REITのインデックス投信としては、楽天証券で取り扱っている「三井住友・DC日本リートインデックスファンド」、マネックス証券で取り扱っている「DCニッセイJ-REITインデックスファンドA」、auカブコム証券で取り扱っている「三菱UFJ <DC>J-REITインデックスファンド」でも問題ありません。

 

・野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)

野村アセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.045%
直近5年間の成績 +31.41%
金融機関 楽天証券、マネックス証券

野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)は、野村アセットマネジメントが運用する、アクティブ型の国内REIT投資信託です。楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

流動性や収益性・成長性等を勘案して国内REITに分散投資を行うファンドです。構成銘柄上位は、日本ビルファンド(6.52%)、Oneリート(6.22%)、野村不動産マスターファンド(6.01%)、ケネディクス・オフィス(5.99%)、日本リテールファンド(4.48%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投信の成績を上回り続けています。

iDeCoでREIT型投信にリスクを取りたい場合にはおすすめの銘柄です。

 

・三井住友・DC外国リートインデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 先進国REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.297%
直近5年間の成績 +12.07%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券

三井住友・DC外国リートインデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス型の先進国REIT投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。国別配分比率上位は、米国(74.7%)、オーストラリア(5.6%)、英国(5.2%)、シンガポール(4.0%)、フランス(2.4%)となっています。

インデックス型先進国REIT投信としておすすめの銘柄です。

 

・eMAXIS Slim 国内債券インデックス

三菱UFJ国際投信

商品種別 国内債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.132%
直近5年間の成績 +1.57%
金融機関 SBI証券セレクトプラン

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用する、「NOMURA-BPI総合」に連動するインデックス型の国内債券投資信託です。SBI証券セレクトプランのiDeCoで取り扱っています。

「NOMURA-BPI総合」は、野村證券株式会社が公表している、国内で発行された公募利付債券の市場全体の動向を表す投資収益指数です。

国内債券でリスクヘッジするなら、この銘柄のように信託報酬が低いインデックス型の国内債券投信をポートフォリオに組み込んでおきましょう。

なお、インデックス型の国内債券投信としては、楽天証券で取り扱っている「たわらノーロード国内債券」、マネックス証券で取り扱っている「三菱UFJ国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)」でも問題ありません。

 

・たわらノーロード先進国債券

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.187%
直近5年間の成績 +4.99%
金融機関 楽天証券

たわらノーロード先進国債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。国別配分比率上位は、米国(43.89%)、フランス(10.59%)、イタリア(9.46%)、ドイツ(7.71%)、英国(6.55%)となっています。

先進国債券でリスクヘッジするなら、この銘柄のように信託報酬が低いインデックス型の先進国債券投信をポートフォリオに組み込んでおきましょう。

なお、インデックス型の先進国債券投信としては、SBI証券セレクトプラン、マネックス証券で取り扱っている「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」でも問題ありません。

 

・たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.22%
直近5年間の成績 +5.14%
金融機関 楽天証券、マネックス証券

たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。楽天証券、マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

「たわらノーロード先進国債券」の為替ヘッジ版となります。為替ヘッジがされている先進国債券としては、SBI証券セレクトプランで取り扱っている「インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)」でも問題ありません。

 

・ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)

日興アセットマネジメント

商品種別 コモディティ
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.407%
直近5年間の成績 +29.82%
金融機関 マネックス証券

ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)は、日興アセットマネジメントが運用する、金(ゴールド)価格への連動を目指すコモディティ投資信託です。マネックス証券のiDeCoで取り扱っています。

金地金価格への連動をめざす投資信託証券に投資を行うとともに、為替変動リスクの低減を図るため対円為替ヘッジを行うファンドです。

金(ゴールド)価格に連動するコモディティ投資信託としては信託報酬が低く、最もおすすめの銘柄です。

 

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン投信

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.59%
直近5年間の成績 +31.83%
金融機関 SBI証券セレクトプラン、楽天証券

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。SBI証券セレクトプラン、楽天証券のiDeCoで取り扱っています。

世界中の株式と債券に分散投資を行い、株式と債券の比率は50%ずつとするファンドです。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(44.1%)、先進国株式(除く日本)(39.5%)、新興国株式(6.4%)、国内債券(5.5%)、国内株式(3.5%)となっています。国際配分比率上位は、米国(53.8%)、ユーロ圏(19.4%)、日本(9.0%)、欧州(8.8%)、新興国(6.4%)となっています。

アクティブ型であるため信託報酬はやや高いものの、バランス投資信託としては定評がある銘柄です。

投資初心者が、もし何か1銘柄だけで運用するとしたら、こちらの銘柄をおすすめします。また、リスクヘッジ目的で債券投信の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。