楽天証券で新NISAを始めるメリットとは?楽天カードのクレカ積立やスポット購入の設定方法についても解説!

「楽天証券で新NISAを始めるメリットって?」「楽天証券のクレカ積立とは?」「楽天ポイントも新NISAに使える?」など、楽天証券の新NISAで疑問に思っていませんか?

楽天証券の新NISAは取引手数料が完全無料で、商品も充実していてどのような投資にも対応でき、楽天カードでクレカ積立もできるなど、新NISAにおすすめのネット証券です。

特に、楽天カードのクレカ積立や投信残高ポイントプログラムで楽天ポイントが貯まり、楽天ポイントはそのまま新NISAでポイント投資できます。

この記事では、楽天証券で新NISAを始めるメリットについて紹介した上で、楽天証券の新NISA限定銘柄やポイントシステム、クレカ積立やスポット購入の設定方法について解説しています。

 

楽天証券の新NISA基本情報

楽天証券の新NISAについて、基本情報は次の通りです。

新NISAの取引手数料 0円
取引手数料(20万円) 0円
つみたて投資枠の商品 222本
クレカ積立の還元率(対応カード・ポイント) 0.5~1.0%(楽天カード・楽天ポイント)
米国ETF 355銘柄

※取引手数料については、楽天証券「手数料」を参照。
※つみたて投資枠の商品については、楽天証券「投信スーパーサーチ」を参照。
※クレカ積立については、楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」を参照。
※米国ETFについては、楽天証券「海外ETF 取扱銘柄」を参照。

楽天証券では、新NISAの取引手数料が無料であることに加えて、現物の取引手数料が2023年10月以降から完全無料となったため、新NISA枠を使い終わってからも手数料無料で積み立て可能です。

つみたて投資枠の投信や米国株ETFも揃っており、どのような投資にも対応できます。

クレカ積立は、楽天経済圏であるため「楽天カード」に対応しており、最上位の「楽天プレミアムカード」では1.0%、通常の「楽天カード」では0.5%の「楽天ポイント」が還元されます。

 

楽天証券で新NISAを始めるメリット

新NISAは1人につき1金融機関にしか開設できませんが、楽天証券で新NISAを始めるメリットについて見ていきましょう。

 

楽天証券の新NISA手数料は完全無料

楽天証券の新NISAの取引手数料は、成長投資枠の国内株式・ETF、米国株式、海外ETF、成長投資枠・つみたて投資枠の投資信託のいずれも無料となっています。

また、国内株式・ETFの現物取引手数料は完全無料となっているため、新NISA枠を使い切ってからも、手数料無料で個別株投資・ETF投資ともに継続できます。

新NISAで日本株の個別株投資をする場合には、1株から買える単元未満株制度を使わないと分散投資できませんが、楽天証券の単元未満株制度「かぶミニ」の取引手数料も無料で新NISA対応です。

米国株、米国ETF、投資信託の手数料も無料となっているため、いずれも新NISA枠を使い終えた後に投資を継続しても手数料無料となっています。

また、リアルタイム為替手数料も0銭/1ドルとなっているため(通常は25銭/1ドル)、米国株・米国ETF取引で有利です。

※参考:楽天証券「手数料」

 

楽天証券のクレカ積立は「楽天カード」に対応

楽天証券のクレカ積立は、「楽天カード」に対応しています

新NISAの取引手数料 0円
クレカ積立の対応カード 楽天カード
クレカ積立の上限額 月10万円
クレカ積立の還元率 0.5~1.0%
還元ポイント 楽天ポイント
つみたて投資枠の商品 222本

最上位の「楽天プレミアムカード」では1.0%、「楽天ゴールドカード」では0.75%、通常の「楽天カード」では0.5%の「楽天ポイント」が還元されます。

カードの種類 ポイント付与率
楽天プレミアムカード 1.00%
楽天ゴールドカード 0.75%
楽天カード 0.50%

楽天証券のクレカ積立は年間カード利用額を問わずポイント還元率が固定となっており、毎年のカード利用額を気にする必要がない点もメリットです。

※参考:楽天証券「クレカ積立(楽天カードクレジット決済)」

 

投信保有で「楽天ポイント」が貯まる「投信残高ポイントプログラム」

楽天証券では、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信残高ポイントプログラム」を実施しています。

対象となるのは、楽天投信投資顧問が運用する下記6本のインデックスファンドです。

銘柄名 信託報酬(税込) ポイント進呈率(年率)
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 0.0561% 0.017%
楽天・S&P500インデックス・ファンド 0.077% 0.028%
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 0.088% 0.033%
楽天・日経225インデックス・ファンド 0.132% 0.053%
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド 0.198% 0.05%
楽天・SOXインデックス・ファンド 0.176% 0.05%

※参考:楽天証券「投信残高ポイントプログラム対象ファンド」

上記6ファンドは、「eMAXIS Slim」シリーズよりも信託報酬が低く、いずれもおすすめの銘柄です。

詳しくは、下記“楽天証券の新NISA限定銘柄”を参照ください。

ポイント進呈率は本当に微々たるものではありますが、仮に世界株投信「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を新NISA枠1,800万円分保有すれば、年間3,060円分の楽天ポイントが貯まります。

 

「楽天ポイント」でポイント投資が可能

クレカ積立や投信残高ポイントプログラムで貯まった「楽天ポイント」は投資にも使えるため、分配金再投資ならぬ“楽天ポイント再投資”ができます。

楽天ポイントは1ポイント=1円から投資に使えて、新NISAでも利用可能です。

投資信託、国内株(単元未満株制度「かぶミニ」にも対応)・国内ETF、米国株・米国ETFに対応しています。
※バイナリーオプションにもポイント投資できますが、新NISA対象外です。

※参考:楽天証券「ポイント投資」

 

楽天証券の新NISA限定銘柄

楽天証券の新NISAでは、つみたて投資枠・成長投資枠のそれぞれで、楽天証券でしか投資できない銘柄が用意されています。

また、メリットの所でも紹介してきましたが、これらの銘柄を保有していると「投信残高ポイントプログラム」でポイント還元されます。

楽天証券の新NISA限定銘柄について、つみたて投資枠・成長投資枠のそれぞれで見ていきましょう。

 

楽天証券のつみたて投資枠限定銘柄

つみたて投資枠の楽天証券限定の銘柄は次の通りです。

銘柄名 商品種別 信託報酬(税込) 設定日 おすすめ度
楽天・日経225インデックス・ファンド 日本株投信(日経平均株価) 0.132% 2023年12月22日 ★★★★★
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 世界株投信(MSCI ACWI) 0.0561% 2023年10月27日 ★★★★★
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 世界株投信(FTSE GACI) 0.192% 2017年9月29日 ★★★
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 先進国株投信(MSCIコクサイ・インデックス) 0.088% 2023年12月22日 ★★★★★
楽天・S&P500インデックス・ファンド 米国株投信(S&P500指数) 0.077% 2023年10月27日 ★★★★★

この中でも特に、世界株投信「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」、米国株投信(S&P500指数)「楽天・S&P500インデックス・ファンド」の2銘柄がおすすめです。

当サイトで、つみたて投資枠の基本銘柄としておすすめしている2銘柄の信託報酬は次の通りです。

  • 世界株投信「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」:信託報酬0.05775%
  • 米国株投信「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」:信託報酬0.09372%

信託報酬と投信残高ポイントプログラムからすると、「eMAXIS Slim」シリーズよりも有利となっています。

とはいえ、本当に小さな差であり、ファンドとしての信頼感は「eMAXIS Slim」シリーズを手掛ける三菱UFJアセットマネジメントの方があります。

もちろん、楽天証券では、「eMAXIS Slim」シリーズにも投資可能です。

 

楽天証券の成長投資枠限定銘柄

楽天証券の成長投資枠では下記銘柄に投資可能となっています。

銘柄名 商品種別 信託報酬(税込)
楽天・NASDAQ-100 インデックス・ファンド 米国株投信(NASDAQ100指数) 0.198%
楽天・SOXインデックス・ファンド 米国株投信(SOX指数) 0.176%

NASDAQ100指数連動型の投資信託は、つみたて投資枠の対象となっている銘柄が「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」(信託報酬0.495%)のみとなっています。

成長投資枠で投資できるNASDAQ100指数連動型の米国株投信としては、「<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」(信託報酬0.2035%)が有力銘柄です。

楽天証券の成長投資枠限定銘柄となっている「楽天・NASDAQ-100 インデックス・ファンド」は信託報酬が低いため、こちらで投資しても問題ありません。

また、半導体株指数「SOX指数」に連動する「楽天・SOXインデックス・ファンド」にも成長投資枠で投資可能です。

 

楽天証券の新NISAでおすすめの銘柄とポートフォリオ

楽天証券の新NISAでおすすめの銘柄とポートフォリオについて考えていきましょう。

当サイトでは、成長投資枠でETFに投資して、つみたて投資枠では同種の投信にインデックス投資をおすすめしています。

成長投資枠の東証ETFでは次の銘柄をおすすめしています。

種類 銘柄名 信託報酬(税込)
世界株ETF(MSCI ACWI) 【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 0.0858%
米国株ETF(S&P500指数) 【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 0.077%
米国株ETF(NASDAQ100指数) 【2631】MAXISナスダック100上場投信 0.22%

※世界株ETF【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の信託報酬は、世界株投信と逆転現象が起きているため「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」にしても良いです。

つみたて投資枠のインデックス投信では次の銘柄をおすすめしています。

種類 銘柄名 信託報酬(税込)
世界株投信(MSCI ACWI) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775%
米国株投信(S&P500指数) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372%
米国株投信(NASDAQ100指数) iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 0.495%

上記銘柄は、いずれも楽天証券の新NISAから投資可能です。

ただ、楽天証券の新NISA限定銘柄である、次の3銘柄の方が信託報酬が低く、保有していると投信残高ポイントプログラムでポイントも貰えます。

種類 銘柄名 信託報酬(税込) ポイント進呈率(年率)
世界株投信(MSCI ACWI) 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 0.0561% 0.017%
米国株投信(S&P500指数) 楽天・S&P500インデックス・ファンド 0.077% 0.028%
米国株投信(NASDAQ100指数) 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド 0.198% 0.05%

なお、「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は成長投資枠限定銘柄のため注意しておきましょう。

東証ETFや「eMAXIS Slim」シリーズでも問題ありませんが、楽天証券で新NISAを開設するなら、楽天投信投資顧問の3銘柄にしてもよいでしょう。

例えば、上記3銘柄に分散投資する場合のポートフォリオは次のようになります。

  • 33%(つみたて投資枠) 世界株投信:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • 33%(つみたて投資枠) 米国株投信(S&P500指数):楽天・S&P500インデックス・ファンド
  • 33%(成長投資枠) 米国株投信(NASDAQ100指数):楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド

 

楽天投信投資顧問の投信に投資しても大丈夫?

単純に信託報酬と投信残高ポイントプログラムで見ると、楽天投信投資顧問の銘柄が絶対的に良いように感じますが、今後はどうなるか分かりません。

投信の純資産総額について、「eMAXIS Slim」シリーズと比較すると次のようになっています(2024年月11日時点)。

銘柄名 信託報酬(税込) 純資産総額
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.05775% 3兆5,949億円
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 0.0561% 1,494億円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.09372% 4兆7,776億円
楽天・S&P500インデックス・ファンド 0.077% 1,981億円

オルカン(世界株投信)とS&P500指数について、「eMAXIS Slim」シリーズと楽天投信投資顧問の銘柄を比較すると、純資産総額で20倍以上の差が付いています。

純資産総額が大きければ大きいほどファンドには信託報酬分の売上が入ってくるため、スケールメリットを生かせる「eMAXIS Slim」シリーズは今後も信託報酬の引き下げ余地が十分にあると考えられます。
※一方、現状でもこれだけ買われているため、信託報酬を引き下げる必要がないとも言えます。

2024年6月時点では、楽天投信投資顧問の銘柄の方が、信託報酬と投信残高ポイントプログラムで見て有利です。

ただ、スケールメリットでこれだけの差があると、今後はどうなるか分かりません。

とはいえ、本当に微々たる差であるため、仮に「eMAXIS Slim」シリーズの方が信託報酬で有利になったとしても、そこまで大騒ぎするようなことでもありません。

安定を取るなら「eMAXIS Slim」シリーズ、現時点での信託報酬の低さとポイントに魅力を感じるなら楽天投信投資顧問の銘柄に投資するようにしましょう。

楽天証券の新NISAでは、いずれの銘柄にも投資できるため、好きな方を選ぶようにしてください。

 

楽天証券の新NISAでクレカ積立・スポット購入を設定する方法

楽天証券の新NISAでクレカ積立、スポット購入をする設定方法について見ていきましょう。

今回は、つみたて投資枠で投資信託をクレカ積立する方法、成長投資枠でスポット購入する方法についてはETFを例にサイト・チャートソフト・アプリで買う方法について解説していきます。

 

【つみたて投資枠】クレカ積立を設定する方法

楽天証券で、つみたて投資枠でクレカ積立を設定する方法について見ていきましょう。

なお今回は、世界株投信「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」をクレカ積立する設定方法について説明していますが、他の投資信託でも同様です。

まず、楽天証券にログイン後、ページ上部にある「投資信託」タブをクリックします。

投資信託のページに移行するため、ページ中部の「ファンドを探す」に投資信託名を入力してください(今回は「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」)。
※上部の「毎月ポイントが貯まる 楽天・プラスシリーズ」をクリックしてもokです。

投資信託が表示されたら、クレカ積立したい銘柄をクリックします。

投資信託の個別ページが表示されたら、「積立設定」→「NISAつみたて投資枠」をクリックします。

なお、「毎月ポイントが貯まる 楽天・プラスシリーズ」をクリックした場合には、「積立注文」タブをクリックして同様です。

積立注文の設定画面になるため、「楽天カードクレジット決済」をクリックしましょう(カード情報を入力していない場合にはカード情報を入力してください)。

積立金額を入力しましょう。

分配金コースを「再投資型」か「受取型」から指定します(現在ほとんどの投信が自動的に再投資されるため形骸化している設定ですが、「再投資型」にしておくことを推奨しています)。

「目論見書」を確認し、「同意して次へ」をクリックしてから、注文内容を再度確認して「注文する」をクリックすると、クレカ積立の設定が完了します。

 

【成長投資枠】楽天証券のサイトからスポット購入する方法

楽天証券のサイトから、スポット購入する方法について見ていきましょう。

なお今回は、世界株ETF【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信をスポット購入する場合について説明していますが、他の銘柄でも同様です。

まずは、楽天証券の口座にログインしてください。

ログイン後、ページ上部の「国内株式」をクリックします。
※もしくは、ページ右上の検索欄に銘柄コードを入力しても構いません。

「国内株式トップ」のすぐ下に検索バーが出てくるため、ここにETFの銘柄コードを入力し(【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の場合は「2559」)、検索をクリックします。

銘柄の情報が表示されるので、現在値の横にある現物取引から「買い注文」をクリックします。

現物取引の画面となるため、注文条件を入力していきます。

銘柄の「数量」(①)を入力します。
※20万円前後買う場合、【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の価格は16,245円のため、200,000円÷16,245円=12.311より12株。

注文方法は、「価格」(②)と「執行条件」(③)の欄で指定します。

大引けで買いたい場合には、「価格」(②)は「成行で執行する」を選び、「執行条件」(③)は「引け」にしておきましょう。

なお、引け注文の場合は、前場終了前に注文すると「前場引け」に執行される点に注意が必要です。前場終了以後、大引け前に注文すると「大引け」に執行されます。

NISA口座から注文したい場合には、「口座」(④)で「NISA」を選択しておきます。

「同時にセット注文(売り)を」(⑤)は、ETF投資では長期保有するため必要ありません。「予約しない」にチェックを入れておきましょう。

「取引暗証番号」(⑥)を入力してから、注文ボタン(⑦)を押しましょう。

 

【成長投資枠】「MARKET SPEED II」でスポット購入する方法

楽天証券の無料チャートソフト「MARKET SPEED II」で、スポット購入する方法を解説していきます。
※参考:楽天証券「MARKET SPEED II」

「MARKET SPEED II」を起動したら、上部の「個別銘柄」タブをクリックして、国内株式の欄に注文したい銘柄のコード(今回は2559)を入力して検索すると、注文したい銘柄の情報が表示されます。

画面の右上にある「注文」をクリックして、「国内株現物取引」→「買い注文」と選択します。

現物買い注文の画面になるので、次のように入力していきます。

タブが「通常注文」(①)に入っているかをチェックしておきます。

「数量」(②)に、注文したい株数を入力します。

大引けで注文したい場合には、価格で「成行」タブ(③)にチェックを入れて、「執行条件」(④)は「引け」を選択しておきます(11:30~15:00までに注文を出しましょう)。

口座区分(⑤)は「新NISA」を選択しましょう(画像では「特定」となっていますが、新NISA口座を開設してあると表示されます)。

最後に、「確認」(⑥)を押して、確認画面をチェックすれば注文完了です。

 

【成長投資枠】「iSPEED」でスポット購入する方法

楽天証券のアプリ「iSPEED」で、スポット購入する方法を見ていきましょう。
※参考:楽天証券「iSPEED」

「iSPEED」を起動後、下部の「検索」をタップすると検索画面になるので、上部の検索欄に銘柄コード(今回は2559)を入力して、右にある「検索」をタップします。

注文したい銘柄が表示されたことを確認したら、上部右側にある「注文」をタップします。

画面下に、注文の種類が出るので、「現物買い」をタップします。

現物買いの注文入力画面になるので、以下のように入力していきます。

「市場」は「東証」が選択されていることを確認しておきましょう。

「数量」には、現物買いする株数を入力します。

大引けで注文したい場合には、「価格」は「成行」、「執行条件」は「引け」とします(11:30から15:00までに注文をいれておきましょう)。

「口座区分」は「新NISA」を選択しておきましょう(画像では「特定」となっていますが、ご了承ください)。

画面入力はもうちょっと続きます。

残りは特に気にする必要はありませんが、「セット注文」は、ETF投資で長期保有する場合には売る必要がないためオフになっていることを確認しておきましょう。

「取引暗証番号」を入力したら、画面下の「確認画面へ」をタップして注文内容を確認して注文完了です。

 

まとめ

この記事では、楽天証券で新NISAを始めるメリットについて紹介した上で、楽天証券の新NISA限定銘柄やポイントシステム、クレカ積立やスポット購入の設定方法について解説してきました。

楽天証券の新NISAを他のネット証券大手と比較すると、楽天カードによるクレカ積立、楽天投信投資顧問の投信残高ポイントプログラム、楽天ポイントのポイント投資といった、楽天経済圏を生かしたポイントシステムに強みを持ちます。

特に、次の3銘柄はおすすめの銘柄です。

  • 世界株投信:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • 米国株投信(S&P500指数):楽天・S&P500インデックス・ファンド
  • 米国株投信(NASDAQ100指数):楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド

上記3銘柄は、当サイトでおすすめしている「eMAXIS Slim」シリーズよりも信託報酬が低くなっており、クレカ積立と投信残高ポイントプログラムでポイントも貯まります。