新NISA(成長投資枠)におすすめの個別株10選!買い方についても解説【SBI証券・楽天証券・マネックス証券対応】

「新NISAで個別株投資をするメリット・デメリットは?」「新NISAでおすすめの個別株とは?」「新NISAで個別株の買い方は?」など、新NISAの個別株投資について疑問に思っていませんか?

新NISAでは成長投資枠で個別株に投資することが可能で、新NISAのメリットを生かす上では長期投資がおすすめです。

長期の個別株投資は難しく、勝率や期待値ではインデックス投資の方が確率は高いものの、成功すれば新NISAだけで億り人になることも夢ではありません。

この記事では、新NISAでできる個別株投資の種類やメリット・デメリットについて解説した上で、新NISAでおすすめの個別株10銘柄、三大ネット証券での個別株の買い方について説明しています。

 

新NISAの成長投資枠でできる個別株投資とは?

新NISAでは、成長投資枠で日本株の個別株に投資でき、証券会社で対応していれば米国株などの外国株の個別株に投資することも可能です。

新NISAの成長投資枠は、個別株やETFに累計1,200万円、年間240万円まで投資できる非課税投資枠です。

新NISAの成長投資枠でできる個別株投資の種類について見ていきましょう。

 

長期投資

長期投資は、株式投資の王道であり、恒久非課税という新NISAのメリットを最大限に享受できるものです。

日本株の個別株の中には、グローバルニッチに強い半導体製造装置メーカー【6920】レーザーテックなど、10年間で100倍以上の値上がりとなった銘柄もあります。

当サイトでは、新NISAではETF・投信によるインデックス投資をおすすめしていますが、爆発力では個別株で当てた場合が最強なのは間違いありません。

 

高配当株投資

新NISAでは、配当金も恒久的に非課税となるため、配当金を再投資する配当金再投資もおすすめです。

いわゆる高配当株とは、一般的には配当利回りが3%以上の銘柄のことを指し、たばこ大手の【2914】JT(4.65%)や携帯キャリア大手【9434】ソフトバンク(4.61%)などが挙げられます。
※配当利回りは2024年4月13日時点の値。

また、米国株にも高配当株は多く、【KO】コカ・コーラなど連続増配年数が30年以上の高配当銘柄が多いことは日本株にはないメリットです。

 

株主優待投資

新NISAは、株主優待を目的とした投資に使うこともできます。

株主優待銘柄としては、マクドナルドで使えるお食事券が貰える【2702】日本マクドナルドホールディングスや、イオンで割引が受けられる【8267】イオンなどが代表的です。

株主優待の指標としては、株主優待で貰える商品を金額に換算した「優待利回り」があります。

ただ、株主優待は日本特有の制度であり外国人投資家にはなじみが薄いこともあり、廃止する企業も増えています。

また、株主優待はそもそも非課税であるため、わざわざ新NISA枠を使うことはもったいないです。

株主優待投資はリターンに乏しいため、新NISA枠を使うことはおすすめできません。

 

スイングトレード・デイトレード

新NISA枠を、個別株のスイングトレードやデイトレードといった短期投資に使うことも可能です。

例えば、2022年から2023年に掛けての【7692】アースインフィニティや、2023年から2024年に掛けての【3778】さくらインターネットといった銘柄などです。

ただ、新NISAの恒久非課税という性質からすると、短期投資に使ってしまうことはおすすめできません。

仮に、成長投資枠240万円を使ったトレードで+100%の利益(+240万円)を出せたとしても、非課税効果は利益の2割の48万円にしかなりません。

だったら、トレードは特定口座で行い、新NISA枠ではインデックス投資した方が合理的です。

また、そもそもトレードは、大数の法則による確率でトータルリターンを出す手法であるため、新NISAには適しておらず、成長投資枠240万円1回では小さ過ぎるという点もあります。

 

新NISA(成長投資枠)で個別株に投資するメリット

成長投資枠でできる個別株投資は上述した通りですが、新NISAで特にメリットがあるのは長期投資であるため、ここからは個別株の長期投資に重きを置いた内容として解説していきます。

成長投資枠で個別株に投資するメリットを見ていきましょう。

 

当たれば億り人も夢ではない

個別株投資は、当たれば、非常に大きな利益を得ることができます。

【6920】レーザーテックや【NVDA】NVIDIAといった半導体株の中には100倍以上のリターンとなった銘柄もあり、新NISA枠だけで億り人になれてしまいます。

100倍とまではいかなくとも、10倍(テンバガー)になれば、成長投資枠1,200万円と考えると、これだけで1億円に到達します。

アベノミクス相場が始まった2012年以降で見れば、【6758】ソニーグループや【9983】ファーストリテイリングといった主要銘柄でも10倍以上となっている銘柄は少なくありません。

当サイトでは、新NISA枠ではETF・投信によるインデックス投資を推奨していますが、これは勝率や期待値が高いためであり、新NISAのインデックス投資だけで1億円到達は時間が掛かります。

 

新NISA(成長投資枠)で個別株に投資するデメリット

成長投資枠で個別株に投資するデメリットを見ていきましょう。

 

勝率や期待値は低い

個別株投資は当たれば大きいものの、勝率や期待値は低いというのが実際の所です。

これは、実際に自分自身の目で見てもらえたらと思います。

管理人は、個別株・ETF・投資信託のコンテンツを内外メディアでたくさん制作しており、個別株は数千銘柄、ETFは全銘柄をチェックしています。

数千銘柄の月足チャートを見てみると、個別株は長期では下げている銘柄が驚くほど多いということが実態です。

逆に、ETFは、ほぼ全ての銘柄が右肩上がりになっています。

日本株でも、半導体株や商社株、トヨタ・ソニー・ファーストリテイリング・キーエンスなど、調子の良い銘柄はありますが、これはほぼ生存バイアスです。

そもそも、2012年時点で「レーザーテックやNVIDIAに投資しなさい」と言っていた、神のようなアナリストはいたでしょうか?

確かに、個別株投資は当たれば大きいものの、長期投資で個別株を当てるのは、宝くじを当てるようなものということが実態です。

では、2024年時点で、将来的にレーザーテックやNVIDIAのようになる銘柄は何でしょうか?

逆に、教えて欲しいものです。

 

リスクが大きい

新NISAは、あくまで非課税投資枠に過ぎないため、そもそも利益が出ていないことにはメリットを享受できません。

インデックス投資の場合は、数百銘柄に分散投資されており、TOPIXのような時価総額加重平均型や、日経平均株価のような銘柄入れ替え型なら産業構造の変化も反映されます。

S&P500指数や世界株(オルカン)といったインデックスは、リーマンショック級の暴落が起きても5~6年程度で回復するため、インデックス投資は長期で利益になりやすいです。

ただ、個別株の場合は、暴落したら、反発せずにそのままという銘柄も少なくありません。

ハイテク株や半導体株は非常に強いものの、これから何らかの技術革新が起きた場合には、GAFAMやNVIDIAであっても没落する可能性があります。

 

日本株の単元株制度は新NISAとの相性最悪

上述したように、個別株投資はリスクが大きいため、分散投資が不可欠です。

1銘柄だけに集中投資して当たれば最高ですが、これはほぼ宝くじを当てるようなものです。

米国株の場合は1株から投資できるため、新NISAでも分散投資が可能ですが、日本株の場合は分散投資しづらくなっています。

なぜなら、日本株は、1単位100株の単元株制度を採用しているためです。

例えば、バフェット氏が投資していることで知られている、5大商社株の株価と必要投資金額は次の通りです(2024年4月13日時点)。

銘柄 株価 必要投資金額
【8058】三菱商事 3,617円 361,700円
【8031】三井物産 7,429円 742,900円
【8001】伊藤忠商事 6,797円 679,700円
【8053】住友商事 3,815円 381,500円
【8002】丸紅 2,677円 267,700円

5大商社株に分散投資するには、合計2,433,500円必要となり、これだけで成長投資枠の一括投資分となってしまい、時間分散できないためリスクも大きくなります。

単元株制度がなく1株から買えるなら、5大商社株に1年に4回分けて投資するといったことも可能になるのですが、単元株制度のもとでは集中投資するしかありません。

また、成長投資枠は240万円が限度のため、株価24,000円以上の値嵩株は、単元株制度のもとでは新NISAでは買えません。

例えば、半導体製造装置大手の【8035】東京エレクトロンや、ユニクロを展開する【9983】ファーストリテイリングといった銘柄は、新NISAでは単元株では買えないことになります。

新NISA開始とともに単元株制度を廃止しなかった東証や金融庁の姿勢には疑問しか湧きません。

東証には、今すぐに単元株制度を廃止してほしいものです。

ただ、ネット証券では、1株から取引できる「単元未満株」や「ミニ株」を実施しており、新NISAでも対応しており、配当金も貰えます。

ネット証券 単元未満株制度 新NISA 新NISA手数料
SBI証券 S株 対応 買付・売却無料
楽天証券 かぶミニ 対応 買付・売却無料
マネックス証券 ワン株 対応 買付・売却無料(売却は手数料キャッシュバックで実質無料)

単元未満株は、成行でしか取引できない点がデメリットですが、損切りが必要なトレードの場合には問題になりますが、新NISAでは長期投資のため問題ありません。

新NISAでは、単元株未満株を活用するようにしてください。

 

新NISA(成長投資枠)におすすめの個別株10選!

新NISA(成長投資枠)におすすめの個別株を10銘柄ほど見ていきましょう。

※各データは2024年4月14日時点の値。

 

【7203】トヨタ自動車

【7203】トヨタ自動車は、世界的自動車メーカーとして知られている代表的な日本株です。

日本株では最も時価総額が大きい銘柄となっており、TOPIXの構成比率はトップです。

EVシフトや全固体電池でも注目されており、自動車産業の未来を握る企業となっています。

配当利回り 1.64%
直近5年間の値動き +186.63%(1,314.2円→3,767円)
必要投資金額 376,700円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

トヨタは、2020年にはテスラのEVなどに対して懸念がありましたが、世界的にEVが不調となっていることもあり、株価も好調です。

直近5年間の値上がり益は、NASDAQ100指数並みとなっており、個別株で当たりを引ければいかにリターンが大きいかが分かります。

 

【6857】アドバンテスト

【6857】アドバンテストは、半導体試験装置に強い、世界的な半導体製造装置企業です。

日本の半導体製造装置メーカーとしては、【8035】東京エレクトロンに次ぐ企業となっており、日本株を代表する半導体株です。

配当利回り 0.56%
直近5年間の値動き +822.14%(652.5円→6,017円)
必要投資金額 601,700円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

直近5年間では9倍以上の値上がりとなっており、これはレバナス(NASDAQ100指数連動型のレバレッジ型ETF)であっても足元には及ばない上昇率です。

なお、東証の半導体株としては、【8035】東京エレクトロン(39,500円)や【6920】レーザーテック(43,300円)は、単元株制度のままでは買えないため、新NISAで投資したい場合には単元未満株制度を使う必要があります。

 

【8058】三菱商事

【8058】三菱商事は、日本の大手総合商社です。

5大商社の中では、資源・非資源いずれにも強く、総合商社の代名詞的な銘柄となっています。

配当利回り 1.93%
直近5年間の値動き +249.13%(1,036円→3,617円)
必要投資金額 361,700円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

【8058】三菱商事を含む5大商社株は、ウォーレン・バフェット氏が投資している「バフェット銘柄」としても知られています。

2023年4月以降の日本株上昇は、バフェット効果で商社株が牽引してきました。

5大商社株としては、非資源に強い総合商社の【8001】伊藤忠商事、資源に強い【8031】三井物産も選択肢になります。

単元未満株制度を使って、5大商社株に分散投資するのもアリです。

 

【9434】ソフトバンク

【9434】ソフトバンクは、携帯キャリア大手の、日本株を代表する通信株です。

配当利回りが大きい高配当銘柄でありかつ、リスクが小さいディフェンシブ銘柄となっており、配当金や配当金再投資を目的とした投資におすすめです。

配当利回り 4.61%
直近5年間の値動き +48.56%(1,255円→1,864.5円)
必要投資金額 186,450円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

2024年4月14日時点の配当利回りは4.61%となっています。

【9432】NTT、【9433】KDDIを含めた通信キャリア大手3銘柄はいずれも高配当株であるため、単元未満株制度を使って分散投資するのもアリです。

 

【7974】任天堂

【7974】任天堂は、世界的なゲーム企業です。

マリオやポケモン、ゼルダ、どうぶつの森、スプラトゥーンといった世界的ゲームタイトルを数多く擁しており、新型Swicthにも注目が集まります。

配当利回り 2.44%
直近5年間の値動き +139.47%(3,230円→7,735円)
必要投資金額 773,500円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

任天堂は、配当利回りも高めの銘柄となっています。

単元株制度のもとでは必要投資金額がやや高めとなっているため、年初一括投資するか、単元未満株制度を使っての分散投資するようにしましょう。

 

【6758】ソニーグループ

【6758】ソニーグループは、AV機器やエンタメ、金融、CMOSイメージセンサーなど、世界的競争力を持つ事業を多数抱える日本を代表する企業です。

トヨタに次いで、日本を代表する企業と言ってよいでしょう。

配当利回り 0.65%
直近5年間の値動き +176.79%(4,711円→13,040円)
必要投資金額 1,304,000円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

直近5年間では+176%ですが、アベノミクス前夜の2012年11月に付けていた772円から見ると、12年間で20倍近い上昇となっており、株価・業績ともに完全復活を遂げています。

必要投資金額が大きいため、単元未満株制度を使うようにしましょう。

 

【6098】リクルートホールディングス

【6098】リクルートホールディングスは、日本を代表する人材企業です。

働き方改革関連銘柄など人手不足でも注目される銘柄となっており、成長株としても有力な銘柄です。

配当利回り 0.34%
直近5年間の値動き +111.90%(3,184円→6,747円)
必要投資金額 674,700円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

リクルートは成長企業として有名ですが、直近5年間では言うほどはプラスになっていません。

このように浮き沈みが激しいことが、個別株のデメリットではあります。

 

【6981】村田製作所

【6981】村田製作所は、日本を代表する電子部品メーカーです。

セラミックコンデンサを始め、数多くの電子部品で高い世界シェアを握っていることで知られています。

日本企業は、電子部品では世界的な企業が多く、同社はその代名詞的な銘柄です。

配当利回り 1.76%
直近5年間の値動き +51.63%(1,866.7円→2,830.5円)
必要投資金額 283,050円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

村田製作所の直近5年間の値上がり率は+51%に留まっています。

ここまで見てきた銘柄に比べると見劣りしますが、個別株の平均はこの程度です。

ちなみに、日本株全銘柄から構成されるTOPIXは直近5年間で+70.78%(1,615.81→2,759.64)となっています。

 

【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ

【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループは、メガバンクとして代表的な銀行株です。

配当利回り 2.64%
直近5年間の値動き +178.47%(556.6円→1,550円)
必要投資金額 155,000円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

銀行株は、配当利回りが大きい高配当株セクターとなっていますが、衰退セクター気味である点には注意が必要です。

直近5年間では、米国利上げを受けた日銀の金利引き上げが期待されたこともあり、金利上昇メリット関連銘柄として買われ、3倍近い上昇率となっています。

メガバンクとしては、【8316】三井住友フィナンシャルグループ、【8411】みずほフィナンシャルグループもありますが、三菱UFJが最も代表的です。

 

【4063】信越化学工業

【4063】信越化学工業は、塩化ビニールやシリコンウエハーで世界シェアトップを誇る、日本を代表する材料企業です。

半導体製造に欠かせないシリコンウエハーで世界トップシェアであることから、半導体株の一角となっています。

配当利回り 1.53%
直近5年間の値動き +247.48%(1,879.8円→6,532円)
必要投資金額 653,200円(100株)
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★★★

純粋な半導体株ではなく、化学メーカーであることもあり、半導体株の中では控えめな銘柄です。

それでも直近5年間では、NASDAQ100指数並みの上昇率となっており、半導体社会が続く以上、今後も期待できる銘柄です。

 

三大ネット証券の新NISA(成長投資枠)での個別株の買い方

三大ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)での個別株の買い方について見ていきましょう。

今回は、3大ネット証券のサイトから、単元未満株で個別株を20万円分購入する方法について解説しています。

 

SBI証券の個別株の買い方

SBI証券の成長投資枠で個別株を買う方法について見ていきましょう。

なお今回は、【7203】トヨタ自動車を買う場合について説明していますが、他の個別株でも同様です。

SBI証券にログイン後、ページ上部にある「国内株式」タブをクリックします。
※もしくは、ページ上の検索欄に銘柄コードや銘柄名を入力しても構いません。

国内株式のページに移行し、ページ中部の「銘柄を探す」という欄に検索バーがあるため、ここに買いたい銘柄の銘柄コード(【7203】トヨタ自動車の場合は「7203」)か、銘柄名(【7203】トヨタ自動車の場合は「トヨタ自動車」)を入力し、検索をクリックします。

銘柄の情報が表示されるので、現在値の横にある「現物買」をクリックします。

現物取引の画面となりますが、取引欄の横にある「単元未満株注文」をクリックします。

現物取引の画面となるため、注文条件を入力していきます。

「株数」(①)には注文する株数を入力します。
※20万円分買う場合には、【7203】トヨタ自動車の株価は3,767円のため、200,000円÷3,767円=53.09より53株となります。

「預かり区分」(②)は、NISA口座から注文したい場合には「NISA預かり」を選択しておきましょう。

「ポイント利用」(③)は、ポイント利用する場合には「利用する」をチェックしておくとよいでしょう。

以上を入力したら、「取引パスワード」を入力して「注文確認画面へ」を押しましょう。

なお、SBI証券のチャートソフトやアプリから個別株を買う場合については、下記記事を参照ください。

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楽天証券の個別株の買い方

楽天証券の成長投資枠で個別株を買う方法について見ていきましょう。

なお今回は、【6857】アドバンテストを買う場合について説明していますが、他の個別株でも同様です。

楽天証券にログイン後、ページ上部の「国内株式」をクリックします。
※もしくは、ページ右上の検索欄に銘柄コードや銘柄名を入力しても構いません。

「国内株式トップ」のすぐ下に検索バーが出てくるため、ここに個別株の銘柄コード(【6857】アドバンテストの場合は「6857」)か、銘柄名(【6857】アドバンテストの場合は「アドバンテスト」)を入力し、検索をクリックします。

銘柄の情報が表示されるので、現在値の横にある現物取引から「買い注文」をクリックします。

現物取引の画面となりますが、上部タブ「かぶミニ(単元未満)」をクリックして、注文情報を入力していきます。

「注文条件」(①)は、単元未満株のため「寄付(よりつき)」しか選べませんが、問題ありません。

「数量」(②)を入力します。
※20万円買う場合、【6857】アドバンテストの株価は5,938円のため、200,000円÷5,938円=33.68より33株。

新NISA口座から注文したい場合には、「口座」(③)で「NISA」を選択しておきます(上記のスクリーンショットでは表示されていませんが、新NISA口座を開設していると「NISA」が表示されます)。

以上を入力したら、「取引暗証番号」を入力してから、「注文内容を確認する」を押して注文を出しましょう。

なお、楽天証券のチャートソフトやアプリから個別株を買う場合については、下記記事を参照ください。

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マネックス証券の個別株の買い方

マネックス証券の成長投資枠で個別株を買う方法について見ていきましょう。

今回は、【8058】三菱商事を買う場合について説明していますが、他の個別株でも同様です。

マネックス証券にログイン後、ページ上部の「株式取引」をクリックします。
※もしくは、ページ上の銘柄コード欄に銘柄コードか銘柄名を入力しても構いません。

「株式」の下に検索バーが出てくるため、右側の「注文する」の欄に個別株の銘柄コード(【8058】三菱商事の場合は「8058」)か、銘柄名(【8058】三菱商事の場合は「三菱商事」)を入力し、「買い注文」をクリックします。

現物取引の画面となりますが、上部タブ「ワン株注文」をクリックして、注文情報を入力していきます。

「株数」(①)を入力します。
※20万円分買う場合、【8058】三菱商事の株価は3,634円のため、200,000円÷3,634円=55.03より55株。

新NISA口座から注文したい場合には、「口座区分」(②)で「NISA」を選択しておきます(上記のスクリーンショットでは表示されていませんが、新NISA口座を開設していると「NISA」が表示されます)。

以上を確認の上、「次へ(注文確認画面)」を押して注文を入れましょう。

なお、マネックス証券のチャートソフトやアプリから個別株を買う場合については、下記記事を参照ください。

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新NISAの個別株ランキング

新NISAの成長投資枠で買われている個別株ランキングについて見ていきましょう。

 

SBI証券の個別株ランキング

SBI証券の新NISAで買われている個別株ランキングは次の通りです(2024年4月8日~2024年4月12日)。

順位 銘柄名
1 【9432】日本電信電話(NTT)
2 【9433】KDDI
3 【7011】三菱重工業
4 【9434】ソフトバンク
5 【4967】小林製薬
6 【8267】イオン
7 【4503】アステラス製薬
8 【4661】オリエンタルランド
9 【8905】イオンモール
10 【3382】セブン&アイ・ホールディングス

※出典:SBI証券「NISAランキング」

ディフェンシブ高配当株である通信キャリア大手が強く、1位【9432】日本電信電話、2位【9433】KDDI、4位【9434】ソフトバンクと上位を占めています。

5位には、紅麹問題で大きく下げた【4967】小林製薬が入りました。

6位の【8267】イオン、8位の【4661】オリエンタルランドは、株主優待で人気の銘柄です。

 

楽天証券の個別株ランキング

楽天証券の新NISAで買われている個別株ランキングは次の通りです(2024年3月1日~2024年3月31日)。

順位 銘柄名
1 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ
2 【9432】日本電信電話(NTT)
3 【9433】KDDI
4 【7203】トヨタ自動車
5 【4661】オリエンタルランド
6 【2914】日本たばこ産業(JT)
7 【7011】三菱重工業
8 【4503】アステラス製薬
9 【4502】武田薬品
10 【8058】三菱商事

※出典:楽天証券「ランキング:NISA-国内株式・国内ETF/ETN」

【9432】日本電信電話、【9433】KDDIが強いのはSBI証券と同様ですが、トップはメガバンクの【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループです。

6位には、高配当株の【2914】日本たばこ産業(JT)が入っています。

4位の【7203】トヨタ自動車、9位の【4502】武田薬品、10位の【8058】三菱商事など、大型銘柄が多く入っています。

 

まとめ

この記事では、新NISAでできる個別株投資の種類やメリット・デメリットについて解説した上で、新NISAでおすすめの個別株10銘柄、三大ネット証券での個別株の買い方について説明してきました。

新NISAでは、成長投資枠で個別株に投資でき、長期投資が上手くいけば新NISA枠だけで億り人達成も不可能ではありません。

ただ、個別株の長期投資はほぼギャンブルに近く、勝率や期待値で考えると、ETFや投信といったインデックス投資の方が合理的です。

当サイトでは、日本株の個別株投資よりもTOPIX・日経平均株価、米国株の個別株投資よりもS&P500指数・NASDAQ100指数への投資をおすすめします。