手数料無料のおすすめデビットカード10選！～年会費・ATM・海外手数料～

「クレジットカードはちょっと恐いから、デビットカードを作ってみたいけど、どのカードを作ればいいのか分からない……」と、お困りではありませんか？

デビットカードは預金口座に入金されている分しか使えないため使い過ぎる恐れがなく、それでいてクレジットカードのようにポイント還元されるため、とてもお得です。

今までにデビットカードを使ったことがない人の最初の1枚としては、年会費やATM手数料、振込手数料などの手数料が無料となるカードがおすすめです。

手数料無料のデビットカードを使うメリット

デビットカードとは、銀行預金口座と紐付けられた決済用カードです。買い物での支払いと同時に、口座から代金が即座に引き落とされる仕組みとなっています。

手元にあるお金以上の買い物ができるクレジットカードとは違い、デビットカードでは預金口座にある分以上の買い物をすることはできないため、使い過ぎや借金を負うリスクがありません。

デビットカードは金融機関にとっても貸し倒れリスクがないため、満15歳以上という年齢条件さえ満たしていれば、審査なく発行することができます。

また、クレジットカードと同じようにポイント還元されるほか、海外のATMで引き出すことも可能となっています。

お金を持ち歩かずに決済できる利便性を安全に利用できるデビットカードをよりお得に使うためのポイントは、手数料にあります。

年会費無料であることはもちろん大事ですが、利便性においてはATM手数料が、海外使用時には海外手数料が重要です。

コンビニATMを無料で利用することができれば、銀行口座に入出金する際に、いちいち銀行ATMまで出向く必要がなくなるため、デビットカードの利便性はより一層向上します。

また、海外で使う場合には、為替レートに金融機関ごとに決められた海外手数料が上乗せされますが、海外手数料は金融機関ごとに大きく異なっており、海外に強いカードを選ぶことが重要になります。

手数料無料のおすすめデビットカードの選び方ポイント

・デビットカードを発行している「発行銀行」を要確認。

デビットカードを発行している銀行口座を開いておく必要があります。

・「年会費」を要チェック。

無料であることがポイントです。

・「ATM手数料」を抑えておこう。

利便性において重要なポイントになります。特に、コンビニATMが何回まで無料で利用できるかどうかは要チェックです。

・「振込手数料」をチェック。

同行あて、他行あてともに、銀行口座を使う上では抑えておくべきポイントです。

・「海外手数料」を要チェック。

海外で使う場合には重要なポイントとなります。デビットカード間で差異が大きいポイントになるため、海外で使うことを重視する場合には最も重要なポイントになると言っても過言ではありません。

・「ポイント還元率」(還元されるポイント)を抑えておこう。

カードのリターンを示す重要な指標となります。いくら高還元率カードであっても、使用用途が乏しいポイントで還元されてはあまりメリットがありません。自分自身のライフスタイルでお得となる方法で還元されることが重要です。

・「国際ブランド」も要チェック。

VISAやJCBなどの主要ブランドに対応していることを確認しておきましょう。

手数料無料のおすすめデビットカード10選！

年会費やATM手数料、振込手数料などが安いおすすめのデビットカードをランキング形式で見ていきましょう。

第10位　コンビニ手数料が月1回以上無料！JNB Visaデビットカード

JNB Visaデビットカードは、ジャパンネット銀行が発行しているデビットカードです。コンビニATM手数料は、月1回は必ず無料となり、2回目以降の利用では3万円以上の入出金で無料となります。ポイント還元は、500円につき1ポイント=1円で使える「JNBスター」が貯まります。コンビニ手数料無料となることはメリットですが、ポイント還元率が他のデビットカードに比べて低いのがデメリットとなります。

第9位　セブン銀行ATMが無料で使える！セブン銀行 デビット付きキャッシュカード

デビット付きキャッシュカードは、セブン銀行が発行しているキャッシュカード機能・デビットカード機能・電子マネーnanaco機能が一体となったカードです。セブン銀行ATMでは朝の7時から夜の19時の間のみ手数料無料となります。ポイント還元率は0.50％で、「nanacoポイント」として還元されます。電子マネー「nanaco」を使えない店は少なくありませんが、このデビットカードならJCBが使える店ではどこでも使うことができます。

第8位　デビットカードでキャッシュバック！SMBCデビット

SMBCデビットは、三井住友銀行が発行しているデビットカードです。ポイント還元は、三井住友カードの「ワールドプレゼントポイント」に交換できる「SMBCポイント」か、キャッシュバックかを選択することができます。同行のネット口座である「SMBCダイレクト」からの振込手数料は安くなるため、開設しておくようにしましょう。また、ポイントサービス「SMBCポイントパック」に登録して所定の条件を満たすと、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMの利用が最大月3回まで無料となります。

第7位　ゆうちょ銀行のデビットカード！mijica

mijicaは、ゆうちょ銀行が発行しているデビットカードです。年会費は永年無料となっており、日本全国の郵便局に設置されているゆうちょATMの手数料は無料となっています。なお、ゆうちょATMは郵便局だけでなく、一部のファミリーマート店舗にも設置されています。また、同行のネット銀行である「ゆうちょダイレクト」に登録すれば振込手数料が安くなります。ポイント還元率は0.25％となっており、2,000円の使用ごとに1ポイント=5円相当の「永久不滅ポイント」が貯まります。プリペイドカードとして使うことも可能で、Suicaのようにチャージした金額の範囲内でのみ使うように設定することもできます。「おくってmajica」というサービスも実施しており、mijicaを持っている人の間では無料でチャージ残高を送ることも可能です。

第6位　さまざまなポイントで還元！りそなデビットカード

りそなデビットカードは、りそな銀行が発行しているデビットカードです。ポイント還元は、1,000円の利用ごとに「りそなクラブポイント」5ポイントが還元されます。「りそなクラブポイント」は、WAONポイントやnanacoポイント、楽天スーパーポイントなどに1ポイント=1円として交換することが可能です。ポイントサービス「りそなクラブ」に登録して所定の条件を満たすと、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMの利用が最大月3回まで無料となります。また、多くのデビットカードが発行までに1週間程度は掛かりますが、りそな銀行の全支店では審査なしの即日発行が可能となっており、すぐにデビットカードを作りたい人におすすめです。

第5位　海外手数料が最安値帯！イオン銀行キャッシュ＋デビット

イオン銀行キャッシュ＋デビットは、イオン銀行が発行しているデビットカードです。電子マネー「WAON」機能も搭載されており、銀行口座からチャージすることも可能です。イオン銀行のポイントサービス「イオン銀行Myステージ」のステージに応じて、ATM手数料・振込手数料は最大月5回まで無料になります。ポイント還元率は0.50％となっており、貯まった「ときめきポイント」はWAONへのチャージに使うこともできます。全国のイオンやイオンモール、マックスバリュなどイオングループの対象店舗で利用すると還元率は2倍となり、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」では買い物代金が5％OFFとなります。イオン銀行は、ネット銀行の中でも普通預金金利が高く、コンビニATM手数料無料にするのも簡単であるためおすすめです。また、海外での使用時に発生する手数料は1.60％と、デビットカードの中では最安値帯となっています。

第4位　コンビニATMが無条件で無料！ミライノ デビット

ミライノ デビットは、住信SBIネット銀行が発行しているデビットカードです。国際ブランドは、VISAとMasterCardから選ぶことが可能です。ポイント還元率はVISAが0.60％、MasterCardが0.80％となっており、MasterCardの方がお得となっています。特に理由がない限りは、MasterCardブランドを選ぶようにしましょう。還元される「スマプロポイント」は、500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金かJALマイルに交換することができます。コンビニATM手数料は月2回から最大15回まで、振込手数料は月1回から最大15回まで無料となっています。

第3位　優遇プログラムでお得！GMOあおぞらネット銀行 Visaデビット付キャッシュカード

Visaデビット付キャッシュカードは、GMOあおぞらネット銀行が発行しているデビットカードです。優遇プログラム「カスタマーステージ」によって、ATM手数料は月2回から月15回まで無料、他行あて振込手数料は月1回から月15回まで無料となり、ポイント還元のキャッシュバックも0.60％から1.50％まで変動します。優遇プログラムのランクが低くてもコンビニATM手数料無料となり、高還元キャッシュバックされるためおすすめです。

第2位　高還元率カード！楽天銀行デビットカード

楽天銀行デビットカードは、楽天銀行が発行しているデビットカードです。最大の特徴は、ポイント還元率の高さにあります。還元率は1.00％となっており、楽天市場での買い物では2倍の還元となります。還元される「楽天スーパーポイント」は、楽天市場でのさまざまな支払いに使えるほか、電子マネー「楽天Eby」にチャージすることも可能であり、ポイントの使い道に困ることはありません。また、楽天銀行の優遇プログラム「ハッピープログラム」で、コンビニATM手数料は最大月7回まで、他行あて振込手数料は最大月3回まで無料となります。

第1位　最大2.00％還元！Sony Bank WALLET

Sony Bank WALLETは、MONEY Kit(ソニー銀行)が発行しているデビットカードです。優遇プログラム「Club S」のステージによって、コンビニATM手数料は月4回～無制限無料、他行あて振込手数料は月2回～月11回まで無料となります。海外使用時の手数料も1.76％と最安値帯です。ポイント還元は、優遇プログラム「Club S」のステージによって0.50％～2.00％のキャッシュバックとなります。手数料、ポイント還元のいずれにおいても文句なしでおすすめのデビットカードです。

手数料無料のおすすめデビットカード比較一覧表

デビットカードを作るときの注意点

デビットカードを作るときの注意点を抑えておきましょう。

ポイント還元率はクレジットカードに比べると低くなってしまう

デビットカードは、支払い方法が1回払いのみで、銀行口座にある分の買い物しかできないため、カードの使い過ぎを防ぐことができて安全です。

ただ、安全である反面、ポイント還元率はクレジットカードに比べると低くなっている傾向があります。

ソニー銀行の最大キャッシュバック率は2.00％とクレジットカードよりも高くなっていますが、これは口座残高が1,000万円以上という条件でのものです。

自らを律して浪費を抑えることができるなら、デビットカードよりもクレジットカードの方が、ポイントがよりたくさん貯まるためおすすめとなります。

ETCカードが発行できない

ETCカードがあれば、高速道路の通行時に休日割引や夜間割引を受けることができます。

多くのクレジットカードではETCカードを追加で無料発行することができますが、デビットカードではETCカードを発行することができません。

ETCカードを発行したい場合には、デビットカードではなくクレジットカードを発行する必要があります。