日本株ETFの【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信について解説していきます。

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1321-j.pdf

また、日経平均株価に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

日経平均株価に連動するETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「信託報酬が安いETFで日本株にインデックス投資してみたいけど、どの銘柄を選べばいいのか分からない…」と思っていませんか?日本株のインデックスとしては日経平均株価とTOPIXが2大指標となっていますが、いずれも多くのETFが上場しており、ど...

 

日経平均株価とは

日経平均株価(日経225)は、東証プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象に、株価の単純平均によって算出される株価指数です。

日経平均株価は、TOPIX(東証株価指数)と並ぶ代表的な日本株のベンチマークとして使われています。

TOPIXは東証プライム市場に上場している全銘柄の時価総額加重平均で算出される一方、日経平均株価は日本経済新聞が選定した主要225銘柄の株価の単純平均から算出されることが特徴です。

日経平均株価は、225銘柄の株価単純平均で算出されるため、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど日経平均を構成する値嵩株の影響を受けやすくなっています。

日本株のインデックス投資においては、TOPIXよりもリスク・リターンが高い株価指数です。

今回見ていく【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

銘柄名 構成比率
1 【9983】ファーストリテイリング 9.30%
2 【8035】東京エレクトロン 6.06%
3 【9984】ソフトバンクグループ 4.75%
4 【6367】ダイキン工業 3.51%
5 【6954】ファナック 3.08%

 

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信のETFデータ

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.198%
分配金 365円(年1回)
分配金利回り 1.27%
直近5年間の値動き +46.40%(19,590円→28,680円)
必要投資金額 28,680円(1口)
上場日 2001年7月13日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★★★★

※各データは、2022年4月21日時点の値。

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信は、代表的な日本株ETFである日経平均株価連動型ETFです。

日経平均株価連動型ETFの中では、信託報酬は平均よりやや高くなっていますが、流動性は最も高くなっている日本株ETFを代表する銘柄です。

信託報酬はやや高いというデメリットはあるものの、日本株のインデックス投資をする上では何ら問題ありません。

また、その流動性の高さから、ETFを使ったデイトレ・スイングトレードにもおすすめの銘柄となります。

 

まとめ

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価は、東証プライム市場を代表する225銘柄の株価単純平均で算出されるためファーストリテイリングやソフトバンクグループなど値嵩株の影響を受けやすいことが特徴で、TOPIXよりもリスク・リターンが大きい日本株インデックスとなっています。

【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信は、日経平均株価連動型ETFの中では最も流動性が高い、日本株ETFを代表する銘柄の一つです。

信託報酬はやや高いものの、日本株のインデックス投資におすすめの銘柄です。

日本株ETFや日経平均株価連動型ETFでインデックス投資する際には、この銘柄を基本にして考えるようにしましょう。

また、流動性の高さから、ETFによるデイトレ・スイングトレードにもおすすめの銘柄です。

 

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