日本株ETFの【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信について解説していきます。

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1489-j.pdf

また、日本株の高配当株で構成される高配当株指数に連動するETFについては、こちらのページで解説しています。

高配当株指数に連動する日本株ETF全8銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「配当金目的で高配当株投資をしたいけど、どの銘柄を選べばいいのか分からないから、ETFで高配当株投資ができないかな?」と思っていませんか? 企業の利益が株主に還元される配当金は、値上がり益と並ぶ株式投資のメリットですが、投資初心者が個別株で...

 

日経平均高配当株50指数とは

「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です

今回見ていく【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【9101】日本郵船 5.52%
2 【8058】三菱商事 4.53%
3 【1605】INPEX 4.39%
4 【8766】東京海上ホールディングス 3.74%
5 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.49%

 

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信のETFデータ

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.308%
分配金 1,410円(年4回)
分配金利回り 3.48%
直近5年間の値動き +15.57%(35,050円→40,510円)
必要投資金額 40,510円(1口)
上場日 2017年2月13日
長期投資おすすめ度 ★★★
流動性 ★★

※各データは、2022年6月17日時点の値。

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、高配当株指数「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。

流動性は取引する上で必要なだけはあるため、流動性リスクは特に問題ありません。

日経平均株価連動型ETFに比べると、分配金利回りは2%ほど高くなっている一方で、直近5年間の上昇率は20%ほど少なくなっています。
※参考:【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信の直近5年間の上昇率は+33.21%、分配金利回りは1.34%(2022年6月17日時点)

また、TOPIX連動型ETFに比べても、分配金利回りは1.5%ほど高い一方で、直近5年間の値上がり益は10%ほど低くなっています。

分配金利回りは高いものの、日本株ETFとしては日経平均株価連動型ETFに投資した方がおすすめです。

 

まとめ

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。

「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、分配金利回りが3%以上あり、直近5年間の値上がり益も成長しており、流動性リスクも問題ありません。

日本株ETFとして問題ない銘柄ですが、トータルの成績で見ると、より高い値上がり率が期待できる日経平均株価連動型ETFに投資する方がおすすめです。