今回は、【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信について解説していきます。
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1489-j.pdf
また、日本株の高配当株で構成される高配当株指数に連動するETFについては、こちらのページで解説しています。
日経平均高配当株50指数とは
「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です
今回見ていく【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【9101】日本郵船 | 5.52% |
2 | 【8058】三菱商事 | 4.53% |
3 | 【1605】INPEX | 4.39% |
4 | 【8766】東京海上ホールディングス | 3.74% |
5 | 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ | 3.49% |
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.308% |
分配金 | 1,410円(年4回) |
分配金利回り | 3.48% |
直近5年間の値動き | +15.57%(35,050円→40,510円) |
必要投資金額 | 40,510円(1口) |
上場日 | 2017年2月13日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ★★ |
※各データは、2022年6月17日時点の値。
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、高配当株指数「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。
流動性は取引する上で必要なだけはあるため、流動性リスクは特に問題ありません。
日経平均株価連動型ETFに比べると、分配金利回りは2%ほど高くなっている一方で、直近5年間の上昇率は20%ほど少なくなっています。
※参考:【1321】NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信の直近5年間の上昇率は+33.21%、分配金利回りは1.34%(2022年6月17日時点)
また、TOPIX連動型ETFに比べても、分配金利回りは1.5%ほど高い一方で、直近5年間の値上がり益は10%ほど低くなっています。
分配金利回りは高いものの、日本株ETFとしては日経平均株価連動型ETFに投資した方がおすすめです。
まとめ
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。
「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です
【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、分配金利回りが3%以上あり、直近5年間の値上がり益も成長しており、流動性リスクも問題ありません。
日本株ETFとして問題ない銘柄ですが、トータルの成績で見ると、より高い値上がり率が期待できる日経平均株価連動型ETFに投資する方がおすすめです。