今回は、【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数について解説していきます。
【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1488-j.pdf
また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。
東証REIT指数とは
「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。
そもそもREIT(リート)とは、投資信託の仕組みを使って投資家から資金を集めて、複数の不動産に分散投資することで収益が還元される金融商品です。
不動産投資の魅力の一つは賃料・テナント収入ですが、REITでも配金という形で受け取ることができ、REIT型ETFは分配金利回りが3%以上ある高配当銘柄が多くなっています。
株式型ETFは分配金利回りが変動しやすい傾向がありますが、REIT型ETFは分配金利回り3%以上で安定していることがメリットです。
今回見ていく【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【8951】日本ビルファンド投資法人 | 7.27% |
2 | 【8952】ジャパンリアルエステイト投資法人 | 5.76% |
3 | 【3281】GLP投資法人 | 5.41% |
4 | 【3283】日本プロロジスリート投資法人 | 5.26% |
5 | 【3462】野村不動産マスターファンド投資法人 | 4.70% |
【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.1705% |
分配金 | 68.2円(年4回) |
分配金利回り | 3.29% |
直近5年間の値動き | +19.34%(1,734円→2,069.5円) |
必要投資金額 | 20,695円(10口) |
上場日 | 2016年10月25日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★ |
流動性 | ★ |
※各データは、2022年7月28日時点の値。
【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数は、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
「東証REIT指数」連動型ETFとして見ると、信託報酬は低く、流動性は最低限ながら及第点となっており、分配金利回りもわずかに高めとなっています。
流動性が低い点は気になりますが、高配当の国内REIT型ETFとしてポートフォリオに問題なく組み込める銘柄です。
まとめ
【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。
「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。
【1488】ダイワ上場投信-東証REIT指数は、「東証REIT指数」連動型ETFとして見ると、信託報酬は低く、流動性は最低限ながら及第点となっており、分配金利回りもわずかに高めととなっています。
流動性が低い点は気になるものの、高配当の国内REIT型ETFとしてポートフォリオに問題なく組み込める銘柄です。