今回は、【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信について解説していきます。
【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1485-j.pdf
また、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。
iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックスとは
「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」は、東証に上場する時価総額が高い600銘柄で構成される「STOXX Japan 600指数」をユニバースとして、収益性スコア・設備投資スコア・人材投資スコアの3点から選定した200銘柄で算出される指数です。
今回見ていく【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【9433】KDDI | 2.56% |
2 | 【8001】伊藤忠商事 | 2.52% |
3 | 【9432】日本電信電話(NTT) | 2.46% |
4 | 【7974】任天堂 | 2.42% |
5 | 【4502】武田薬品工業 | 2.26% |
【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.242% |
分配金 | 469円(年2回) |
分配金利回り | 1.65% |
直近5年間の値動き | +20.03%(23,660円→28,400円) |
必要投資金額 | 28,400円(1口) |
上場日 | 2016年6月29日 |
長期投資おすすめ度 | ★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月16日時点の値。
【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信は、「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」に連動する日本株ETFです。
設備・人材投資指数に連動する日本株ETFは、いずれもTOPIXより高い値上がり率となっている一方で、流動性が低く取引すること自体が難しくなっていますが、同銘柄の流動性はより低くなっています。
月足チャートを見ると“-”の形となっている月があることからも分かるように、1ヶ月に1度も取引されない月があることも珍しくありません。
ここまで流動性が低いとなると、ETFとしての成績以前の問題です。
まとめ
【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」に連動する日本株ETFです。
「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」は、東証に上場する時価総額が高い600銘柄で構成される「STOXX Japan 600指数」をユニバースとして、収益性スコア・設備投資スコア・人材投資スコアの3点から選定した200銘柄で算出される指数です。
【1485】MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信は、高成長・低流動性である設備・人材投資指数に連動する日本株ETFですが、流動性の低さは深刻です。
1ヶ月に1度も取引されない月があることも珍しくなく、ここまで流動性が低いとなると、いくらETFとして成績が良くてもおすすめすることはできません。