日本株ETFの【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信について解説していきます。

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「野村日本株高配当70(配当除く)」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1577-j.pdf

また、日本株の高配当株で構成される高配当株指数に連動するETFについては、こちらのページで解説しています。

高配当株指数に連動する日本株ETF全8銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「配当金目的で高配当株投資をしたいけど、どの銘柄を選べばいいのか分からないから、ETFで高配当株投資ができないかな?」と思っていませんか? 企業の利益が株主に還元される配当金は、値上がり益と並ぶ株式投資のメリットですが、投資初心者が個別株で...

 

野村日本株高配当70(配当除く)とは

「野村日本株高配当70(配当除く)」は、今期予想配当利回りの高い日本株70銘柄で構成されている株価指数です。

今回見ていく【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【1605】INPEX 2.04%
2 【9104】商船三井 2.01%
3 【5713】住友金属鉱山 1.91%
4 【8058】三菱商事 1.84%
5 【8031】三井物産 1.80%

 

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信のETFデータ

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.352%
分配金 777円(年4回)
分配金利回り 3.19%
直近5年間の値動き +4.61%(23,280円→24,355円)
必要投資金額 24,355円(1口)
上場日 2013年3月7日
長期投資おすすめ度
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年6月3日時点の値。

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信は、高配当株指数「野村日本株高配当70(配当除く)」に連動する日本株ETFです。

TOPIX連動型ETFに比べると、分配金利回りは約1.2%程度高いものの、直近5年間の値動きは-20%ほど低くなっています。
※参考:TOPIX連動型ETFの代表銘柄である【1306】NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の分配金利回りは1.79%、直近5年間の値動きは+25.36%(2022年6月3日時点)。

また、流動性も取引が難しい最低レベルとなっており、流動性リスクが高い点もデメリットです。

分配金利回りが高くとも、値上がりをほとんどしていないことから、おすすめできない銘柄です。

 

まとめ

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「野村日本株高配当70(配当除く)」に連動する日本株ETFです。

「野村日本株高配当70(配当除く)」は、今期予想配当利回りの高い日本株70銘柄で構成されている株価指数です。

【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信は、TOPIX連動型ETFに比べると、分配金利回りは約1.2%程度高いものの、直近5年間の値動きは-20%ほど低くなっています。

分配金利回りが高くとも、値上がりをほとんどしていないため、おすすめできない銘柄です。

分配金利回りの計算式は「配当金÷株価」となってしまうため、株価が下がれば上がるという逆張りの性質がありますが、同銘柄にはまさにこの特徴が表れていると言わざるを得ません。