日本株ETFの【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsを解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsについて解説していきます。

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsは、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Ex-Financials」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1585-j.pdf

また、「TOPIX Ex-Financials」に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

テーマ指数に連動する日本株ETF全8銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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TOPIX Ex-Financialsとは

「TOPIX Ex-Financials」は、東証株価指数TOPIXから「銀行業」「証券、商品先物取引業」「保険業」「その他金融業」の金融4業種を除いた29業種で構成される時価総額加重方式の株価指数です。

TOPIXは、東証プライム市場に上場する全ての銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される日本株の株価指数で、トヨタやソニーなど時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいことが特徴です。

「TOPIX Ex-Financials」は、TOPIXから金融銘柄を除外しているため、TOPIXよりも日本経済の実態により近い指数として参考にされています。

今回見ていく【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsの構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

銘柄名 構成比率
1 【7203】トヨタ自動車 4.70%
2 【6758】ソニーグループ 3.32%
3 【6861】キーエンス 2.17%
4 【8035】東京エレクトロン 1.68%
5 【6098】リクルートホールディングス 1.67%

 

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-FinancialsのETFデータ

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX EX-FINANCIALS

信託報酬(税込) 0.198%
分配金 14.2円(年2回)
分配金利回り 0.91%
直近5年間の値動き +23.69%(1,249円→1,545円)
必要投資金額 15,450円(10口)
上場日 2013年9月20日
長期投資おすすめ度 ★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年6月3日時点の値。

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsは、「TOPIX Ex-Financials」に連動する日本株ETFです。

直近5年間の値上がり益はTOPIX連動型ETFとほぼ変わりませんが、高配当セクターである金融業を除外していることから分配金利回りは低くなっており、流動性は取引が難しい最低レベルです。

TOPIXから金融業を除外したメリットは小さい一方で、分配金利回りが低く、流動性リスクが高いデメリットばかりが目立ちます。

 

まとめ

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsは、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Ex-Financials」に連動する日本株ETFです。

「TOPIX Ex-Financials」は、東証株価指数TOPIXから「銀行業」「証券、商品先物取引業」「保険業」「その他金融業」の金融4業種を除いた29業種で構成される時価総額加重方式の株価指数です。

【1585】ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financialsは、直近5年間の値上がり益はTOPIX連動型ETFとほぼ変わりませんが、高配当セクターである金融業を除外していることから分配金利回りは低くなっており、流動性リスクが高くなっています。

TOPIXから金融業を除外したメリットは小さい一方で、分配金利回りが低く、流動性リスクが高いデメリットばかりが目立ちます。

TOPIX連動型ETFより優先して投資するメリットは皆無と言ってよいでしょう。

 

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