先進国株ETFの【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)を解説!【ETF投資 2022年最新版】

※この銘柄は2023年7月12日付で上場廃止になりました。

今回は、【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)について解説していきます。

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)が運用する、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」に連動する先進国株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1390-j.pdf

また、先進国株型ETFについては、こちらのページで解説しています。

先進国株指数に連動する世界株ETF全10銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「世界株ETFで資産運用したいけど、具体的にどの銘柄を選べばいいんだろう?」と、お困りではありませんか?世界株ETFによるインデックス投資は資産運用の王道とも言えるものであり、ETF投資で最も基本になるものです。今回は、先進国株指数に連動す...

 

MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)とは

「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」は、日本を除く環アジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

今回見ていく【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年1月31日時点)。

銘柄名構成比率
1BHP グループ8.84%
2AIA グループ6.69%
3オーストラリア・コモンウェルス銀行6.27%
4シー・エス・エル4.69%
5香港取引所3.62%

 

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)のETFデータ

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)

信託報酬(税込)0.30%
分配金172円(年2回)
分配金利回り2.97%
直近5年間の値動き+20.16%(4,810円→5,780円)
必要投資金額5,780円(1口)
上場日2015年3月18日
長期投資おすすめ度★★★★
流動性☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年8月19日時点の値。

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)は、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」に連動する、環アジア太平洋地域の先進国株ETFです。

先進国株ETFの中でも分配金利回りが高く、直近5年間の値上がり率も20%を超えており問題ありません。

先進国株ETFの中ではマイナーな銘柄ではありますが、インデックス投資におすすめの銘柄です。

ただ、マイナー銘柄ゆえに取引量がほとんどなく、流動性リスクは最低となっています。

流動性リスクさえなければ文句なしでおすすめの銘柄なのですが、流動性リスクを差し引くと★-1となります。

 

まとめ

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)が運用する、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」に連動する先進国株ETFです。

「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」は、日本を除く環アジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)は、先進国株ETFの中でも分配金利回りが高く、直近5年間の値上がり率も20%を超えており問題ありません。

ただ、マイナー銘柄ゆえに取引量がほとんどなく、流動性リスクは最低となっています。

インデックス投資におすすめの先進国株ETFですが、とにかく流動性リスクがネックとなるため、投資する際には要注意しておきましょう。