今回は、【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信について解説していきます。
【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2560-j.pdf
また、女性活躍や脱炭素に積極的な日本株で構成されるESG型ETFについては、こちらのページで解説しています。
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数とは
「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」は、東証株価指数TOPIXをユニバースとし、炭素効率性が高く、炭素排出量の少ない企業の構成比率を高めて算出される日本株指数です。
今回見ていく【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【7203】トヨタ自動車 | 5.74% |
2 | 【6758】ソニーグループ | 4.08% |
3 | 【6861】キーエンス | 2.27% |
4 | 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.09% |
5 | 【6098】リクルートホールディングス | 1.90% |
【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.1375% |
分配金 | 395円(年2回) |
分配金利回り | 1.61% |
直近5年間の値動き | +6.76%(22,920円→24,470円) |
必要投資金額 | 24,470円(1口) |
上場日 | 2020年2月6日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月24日時点の値。
【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信は、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
脱炭素に強い日本株ETFとなっていますが、直近5年間の値上がり率は5%強となっており、分配金利回りもTOPIXと変わりません。
また、流動性リスクが大きく、取引すること自体が難しいレベルの取引量しかありません。
TOPIX連動型ETFと比べると、良い所が何一つないと言わざるを得ません。
まとめ
【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」は、東証株価指数TOPIXをユニバースとし、炭素効率性が高く、炭素排出量の少ない企業の構成比率を高めて算出される日本株指数です。
【2560】MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信は、直近5年間の値上がり率は5%強に留まっており、分配金利回りもTOPIXと変わりません。
一方、流動性リスクが大きく、取引すること自体が難しいレベルの取引量しかない点が大きなデメリットです。
TOPIX連動型ETFと比べると、良い所が何一つないETFであると言わざるを得ません。