今回は、【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数について解説していきます。
【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、農林中金全共連アセットマネジメントが運用する、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2567-j.pdf
また、女性活躍や脱炭素に積極的な日本株で構成されるESG型ETFについては、こちらのページで解説しています。
S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数とは
「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」は、東証株価指数TOPIXをユニバースとし、炭素効率性が高く、炭素排出量の少ない企業の構成比率を高めて算出される日本株指数です。
今回見ていく【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【7203】トヨタ自動車 | 5.73% |
2 | 【6758】ソニーグループ | 4.08% |
3 | 【6861】キーエンス | 2.27% |
4 | 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.09% |
5 | 【6098】リクルートホールディングス | 1.89% |
【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.132% |
分配金 | 5円(年2回) |
分配金利回り | 2.21% |
直近5年間の値動き | -23.38%(295円→226円) |
必要投資金額 | 2,260円(10口) |
上場日 | 2020年9月11日 |
長期投資おすすめ度 | ★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月27日時点の値。
【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
2020年9月11日に上場したばかりの銘柄であり、約2年間で-20%超えの下落となっていますが、上場したばかりで価格形成がうまくできていない点には考慮することが必要です。
とはいえ、流動性も取引が難しい最低レベルとなっているため、日本株ETFとしてオススメできる銘柄ではありません。
まとめ
【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、農林中金全共連アセットマネジメントが運用する、「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」に連動する日本株ETFです。
「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数」は、東証株価指数TOPIXをユニバースとし、炭素効率性が高く、炭素排出量の少ない企業の構成比率を高めて算出される日本株指数です。
【2567】NZAM 上場投信 S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、2020年9月11日に上場したばかりのESG銘柄で、流動性もないため長期投資にはおすすめできません。