今回は、【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core30 連動型上場投信について解説していきます。
【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core30 連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1311-j.pdf
また、TOPIXに連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。
TOPIX Core30とは
TOPIX Core30は、東証プライム市場に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い主要30銘柄で構成された株価指数です。
2021年10月時点のTOPIX Core30構成銘柄は次の30銘柄となっています。
【3382】セブン&アイ・ホールディングス | 【4568】第一三共 | 【6594】日本電産 | 【7203】トヨタ自動車 | 【8031】三井物産 | 【8411】みずほフィナンシャルグループ |
【4063】信越化学工業 | 【6098】リクルートホールディングス | 【6758】ソニーグループ | 【7267】本田技研工業 | 【8035】東京エレクトロン | 【8766】東京海上ホールディングス |
【4452】花王 | 【6273】SMC | 【6861】キーエンス | 【7741】HOYA | 【8058】三菱商事 | 【9432】日本電信電話 |
【4502】武田薬品工業 | 【6367】ダイキン工業
|
【6954】ファナック | 【7974】任天堂 | 【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ | 【9433】KDDI |
【4503】アステラス製薬 | 【6501】日立製作所 | 【6981】村田製作所 | 【8001】伊藤忠商事 | 【8316】三井住友フィナンシャルグループ | 【9984】ソフトバンクグループ |
構成銘柄を見れば一目瞭然ですが、日本株を代表する30銘柄から構成されている株価指数となっています。
今回見ていく【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core30 連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【7203】トヨタ自動車 | 10.44% |
2 | 【6758】ソニーグループ | 7.61% |
3 | 【6861】キーエンス | 6.92% |
4 | 【9984】ソフトバンクグループ | 5.17% |
5 | 【6098】リクルートホールディングス | 4.76% |
【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core 30 連動型上場投信のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.209% |
分配金 | 12.4円(年1回) |
分配金利回り | 1.36% |
直近5年間の値動き | +26.74%(716円→907.5円) |
必要投資金額 | 9,075円(10口) |
上場日 | 2002年4月3日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★★ |
流動性 | ★ |
※各データは、2022年5月11日時点の値。
【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core 30 連動型上場投信は、日本株の主要30銘柄から構成される「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。
TOPIX Core30連動型ETFは、東証で唯一こちらの銘柄のみとなっています。
日本株ETFとして見てみると、信託報酬はTOPIX・日経平均よりやや高くなっており、流動性は最低限しかありません。
このため、投資する場合には、流動性が最も大きくなる終値に取得することをおすすめします(引成注文を使いましょう)。
なお、かつては分配金利回りが4%弱ありましたが、現在はTOPIX連動型ETFよりも低くなってしまっています。
成績だけ見ればTOPIX連動型ETFとほぼ変わりませんが、日本株の主要30銘柄で構成されている「TOPIX Core30」に連動するスマートさから、当サイトでも一押しの銘柄です。
まとめ
【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core30 連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。
TOPIX Core30は、東証プライム市場に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い主要30銘柄で構成された株価指数です。
【1311】NEXT FUNDS TOPIX Core30 連動型上場投信は、成績だけ見ればTOPIX連動型ETFとほぼ変わりませんが、日本株の主要30銘柄で構成されている「TOPIX Core30」に連動するスマートさから、当サイトでも一押しの銘柄です。
ただ、流動性は最低限しかないため、投資する場合には、流動性が最も大きくなる終値に引成注文を使って買うようにしましょう。