日本株ETFの【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)について解説していきます。

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1490-j.pdf

また、エンハンスト型ETFについては、こちらのページで解説しています。

エンハンスト型の日本株ETF全4銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数とは

「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」は、高配当株150銘柄で構成される「MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数」を市場パフォーマンスでヘッジした指数となっています。

今回見ていく【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【4704】トレンドマイクロ 1.20%
2 【8002】丸紅 1.20%
3 【8058】三菱商事 1.17%
4 【9147】NIPPON EXPRESSホールディングス 1.16%
5 【8053】住友商事 1.14%

 

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)のETFデータ

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)

信託報酬(税込) 0.495%
分配金 158.7円(年4回)
分配金利回り 1.99%
直近5年間の値動き -22.81%(10,300円→7,950円)
必要投資金額 79,500円(10口)
上場日 2017年3月13日
長期投資おすすめ度
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年7月20日時点の値。

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)は、「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」に連動するエンハンスト型ETFです。

ほとんど取引されておらず流動性リスクが最低の銘柄となっており、それでいて信託報酬は高水準となっています。

東証に上場しているエンハンスト型ETFは流動性がないため何をするにも不適な銘柄となっており、手を出してはいけません。

 

まとめ

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」に連動する日本株ETFです。

「MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数」は、高配当株150銘柄で構成される「MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数」を市場パフォーマンスでヘッジした指数となっています。

【1490】上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ(Βヘッジ)は、エンハンスト型ETFに分類される銘柄です。

同銘柄を含め、東証に上場しているエンハンスト型ETFは流動性がないため何をするにも不適な銘柄となっており、手を出してはいけません。