今回は、【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数について解説していきます。
【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「MSCI日本株人材設備投資指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1479-j.pdf
また、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。
MSCI日本株人材設備投資指数とは
「MSCI日本株人材設備投資指数」は、大型・中型・小型株から構成される日本株株価指数「MSCIジャパンIMI指数」をユニバースとして、設備投資額や人的資本投資基準から算出される人的資本スコア上位150銘柄で算出される指数です。
「MSCI日本株人材設備投資指数」の人的資本スコアは、各企業の福利厚生や研修制度、インセンティブ報酬などからスコアリングされています。
今回見ていく【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【7203】トヨタ自動車 | 5.08% |
2 | 【8035】東京エレクトロン | 4.85% |
3 | 【6758】ソニーグループ | 4.66% |
4 | 【7974】任天堂 | 4.22% |
5 | 【6861】キーエンス | 4.10% |
【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.165% |
分配金 | 474円(年2回) |
分配金利回り | 1.93% |
直近5年間の値動き | +30.85%(18,750円→24,535円) |
必要投資金額 | 24,535円(1口) |
上場日 | 2016年5月19日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月10日時点の値。
【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数は、「MSCI日本株人材設備投資指数」に連動する日本株ETFです。
日本株ETFとして見てみると、直近5年間の値上がり率はTOPIXを上回っており、分配金利回りもTOPIXより高くなっています。
ただ、同ETFの最大のデメリットは、流動性が小さく、取引することが非常に難しい点です。
流動性リスクさえなければ、TOPIX連動型ETFや日経平均株価連動型ETFと同等におすすめできる銘柄ですが、流動性リスクが大きい点がネックとなります。
まとめ
【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「MSCI日本株人材設備投資指数」に連動する日本株ETFです。
「MSCI日本株人材設備投資指数」は、大型・中型・小型株から構成される日本株株価指数「MSCIジャパンIMI指数」をユニバースとして、設備投資額や人的資本投資基準から算出される人的資本スコア上位150銘柄で算出される指数です。
【1479】ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数は、直近5年間の値上がり率・分配金利回りともにTOPIXを上回っていますが、流動性が小さく取引することが非常に難しい点が最大のデメリットです。
流動性リスクさえなければ、TOPIX連動型ETFや日経平均株価連動型ETFと同等におすすめできる銘柄ですが、取得することも売却することも難しいことから広くおすすめすることはできません。