日本株ETFの【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400について解説していきます。

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400は、大和アセットマネジメントが運用する、「JPX日経インデックス400」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1599-j.pdf

また、JPX日経インデックス400に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

JPX日経インデックス400・日経株価指数300に連動するETF全8銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「日本株にインデックス投資してみたいけど、JPX日経インデックス400って日経平均やTOPIXに比べてどうなんだろう?」と疑問に思っていませんか?JPX日経インデックス400は、日経平均とTOPIXに比べると聞き慣れない株価指数ですが、連動...

 

JPX日経インデックス400とは

JPX日経インデックス400とは、東京証券取引所に上場している全銘柄の中から、企業の資本効率を示す自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額の3つの指標を評点として、投資家に魅力のある400銘柄で構成された株価指数です。

日経平均株価・TOPIXは東証プライム市場に上場している銘柄を対象にしている一方で、JPX日経インデックス400は東証プライム市場に加えて東証スタンダード市場・東証グロース市場の銘柄も対象となる点が特徴的です。

2020年2月18日時点でのJPX日経インデックス400の構成銘柄は、東証プライム389銘柄、東証スタンダード10銘柄、東証グロース0銘柄となっており、日経平均採用銘柄225銘柄の内160銘柄が含まれています。

構成銘柄は時価総額加重平均となっているためTOPIXに近くなっています。

JPX日経インデックス400は、日経平均よりはリスク・リターンともに一回り小さく、TOPIXと同程度のリスク・リターンであると認識しておくとよいでしょう。

今回見ていく【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【6367】ダイキン工業 1.79%
2 【7741】HOYA 1.78%
3 【6098】リクルートホールディングス 1.77%
4 【6861】キーエンス 1.75%
5 【6758】ソニーグループ 1.56%

 

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400のETFデータ

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400

信託報酬(税込) 0.198%
分配金 304円(年2回)
分配金利回り 1.73%
直近5年間の値動き +26.89%(13,830円→17,550円)
必要投資金額 17,550円(1口)
上場日 2014年3月27日
長期投資おすすめ度
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年5月2日時点の値。

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400は、日経インデックス400に連動する日本株ETFです。

日経インデックス400連動型ETFの中では信託報酬は高めとなっており、取引が成立しない日もあるなど流動性も最低レベルです。

そもそも、日経インデックス400連動型ETFは、TOPIX連動型ETFと比べると値上がり益・分配金利回りは変わらないにも関わらず、信託報酬・流動性リスクが高いだけの銘柄であると言わざるを得ません。

手を出さないようにしておきましょう。

 

まとめ

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400は、大和アセットマネジメントが運用する、「JPX日経インデックス400」に連動する日本株ETFです。

JPX日経インデックス400は、東証全銘柄の中から、自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額の3つの指標を評点として選定された400銘柄で構成された株価指数です。

【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400は、JPX日経インデックス400連動型ETFの中でも信託報酬が高く、取引が成立しない日もあるなど流動性も最低レベルとなっています。

日本株のインデックス投資をするにしても、手を出さないようにしておきましょう。