今回は、【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFについて解説していきます。
【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFは、Global X Japanが運用する、「FactSet Japan Bio & Med Technologies Index」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2639-j.pdf
FactSet Japan Bio & Med Technologies Indexとは
「FactSet Japan Bio & Med Technologies Index」は、バイオ産業及びメドテック産業関連の国内上場株式で構成される指標です。
医療機器、バイオ医療サービス・ソフトウェア、バイオ医薬品および総合医薬品による売上が企業収益全体の50%以上を占める国内上場株式20~35銘柄によって構成されます。
指数の算出方法は、浮動株調整後の時価総額加重方式によって決定し、構成銘柄ウェイトの上限は8%となっています。
今回見ていく【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFの構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
| 銘柄名 | 構成比率 | |
| 1 | 【7701】島津製作所 | 8.44% |
| 2 | 【7733】オリンパス | 8.35% |
| 3 | 【2413】エムスリー | 7.84% |
| 4 | 【4543】テルモ | 7.14% |
| 5 | 【4502】武田薬品工業 | 6.40% |
【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFのETFデータ

| 信託報酬(税込) | 0.649% |
| 分配金 | 4円(年2回) |
| 分配金利回り | 0.25% |
| 直近5年間の値動き | -15.50%(1,877円→1,586円) |
| 必要投資金額 | 1,586円(1口) |
| 上場日 | 2021年6月23日 |
| 長期投資おすすめ度 | ★★ |
| 流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年7月5日時点の値。
【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFは、バイオ・メドテック指数「FactSet Japan Bio & Med Technologies Index」に連動する日本株ETFです。
テーマETFとしては面白い銘柄ですが、上場から1年で-15%の下落率となっています。
信託報酬はアクティブ投信並みに高く、分配金利回りはほぼゼロで、取引量は少なく流動性リスクは高くなっています。
少なくとも、投資初心者におすすめできるETFではありません。
まとめ
【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFは、Global X Japanが運用する、「FactSet Japan Bio & Med Technologies Index」に連動する日本株ETFです。
「FactSet Japan Bio & Med Technologies Index」は、バイオ産業及びメドテック産業関連の国内上場株式で構成される指標です。
【2639】グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETFは、上場から1年で-15%の下落率となっており、信託報酬はアクティブ投信並みに高く、取引量は少なく流動性リスクは高くなっています。
バイオETFという日本株のテーマETFとしては面白い銘柄ですが、少なくとも投資初心者におすすめできるETFではありません。
