【一般・ゴールド・プラチナカード別】法人カードにおすすめのクレジットカード10選!

企業経営者や個人事業主なら、法人カード(法人クレジットカード)を作ってみませんか?

法人カードを使うことによって、経費削減に繋がり、キャッシュフローの改善に役立てられるなど、ビジネスシーンにおいてさまざまなメリットを享受することが可能となります。

また、プラチナカードやゴールドカードを持っていることはステータスにもなり、事業を進める上で役に立つことも期待されます。

 

  1. 法人カードを作るメリット
  2. 法人カードの選び方ポイント
  3. 法人カードにおすすめの一般カード4選!
    1. 第4位 個人事業主におすすめ!EX Gold for Biz S
    2. 第3位 業務の効率化をサポート!三井住友ビジネスカード for Owners
    3. 第2位 低コストで法人カードを作りたいならおすすめ!セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
    4. 第1位 一般的な法人カード!JCB法人カード
  4. 法人カードにおすすめの一般カード比較一覧表
  5. 法人カードにおすすめのゴールドカード3選!
    1. 第3位 空港ラウンジが無料利用可能!三井住友ビジネスゴールドカード for Owners
    2. 第2位 ワンランク上の法人カード!JCBゴールド法人カード
    3. 第1位 高還元!高サービス!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  6. 法人カードにおすすめのゴールドカード比較一覧表
  7. 法人カードにおすすめのプラチナカード3選!
    1. 第3位 プラチナカードに相応しいサービス!三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
    2. 第2位 事業主におすすめのプラチナカード!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    3. 第1位 付帯保険・サービスともに最高級!JCBプラチナ法人カード
  8. 法人カードにおすすめのプラチナカード比較一覧表
  9. 法人カードを使うときの注意点
    1. 個人的な用途では使わない
    2. 領収書やクレジットカード利用伝票はしっかりと保管しておく

法人カードを作るメリット

法人カード(法人クレジットカード)とは、法人や個人事業主向けに発行されるクレジットカードのことです。中小企業向けの法人カードは「ビジネスカード」と呼ばれることもあります。

法人カードの使い方は、一般的な個人向けのクレジットカードと全く同じです。

法人カードは引き落とし口座に法人口座を指定できるため、経費の支払いとしてカード払いした場合には、会社用の口座から引き落とすことができます。経費管理が簡単になり、会社の経費が一目で分かるようになるため、経費削減に役立てられます。

また、法人カードの多くが分割払いに対応しているため、手元に現金がないにも関わらず取引費用が必要になった場合には、分割払いを活用することでキャッシュフローを回すことが可能になります。さらに、キャッシング機能が付帯している場合には、現金を借りて対処することも可能です。

法人カードでも一般カードと同じようにポイントやマイルが貯まるため、備品コストや交通費削減に充てることができます。

法人カードには、ビジネスに役立つ付帯サービスも備わっており、さまざまなビジネスシーンで役立つことも期待されます。

 

法人カードの選び方ポイント

・法人カードには、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードの3種類がある。それぞれの選び方ポイントは共通となる。
・「年会費」に注目。安ければ安いほど良いというわけではなく、サービス内容と比較して考えることが大事。
・「還元率」と「交換可能ポイント」を要チェック!
・「付帯保険」も要確認しておこう。
・利用できる「国際ブランド」も要チェック。ステータスではAMEXがおすすめ!
・ゴールドカード、プラチナカードの場合は、上記のポイント以外にも各法人カードが展開している独自サービスを抑えておこう。

今回は、法人カードにおすすめのクレジットカードを、一般カード・ゴールドカード・プラチナカードの3種類ごとにランキング形式で紹介していきます。それぞれの選び方ポイントは共通となります。

まずは、「年会費」に注目です。ただ、年会費は安ければ安いほど良いというわけではなく、年会費が高ければ付帯サービスで元を取れる場合が多々あります。

続いて、「還元率」を要チェックしておきましょう。同時に、「交換可能ポイント」にも注目しましょう。いくら還元率が高くても、ビジネス用途で使えるポイントでなければ経費削減にはなりません。

「付帯保険」にも注目です。付帯保険とは、保険料を特別に支払わなくても、海外旅行・国内旅行・ショッピングで万一のことがあった場合に補償を受けることができる保険のことです。

最後に、利用できる「国際ブランド」を抑えておきましょう。VISA、JCB、MasterCardなどの主要ブランドに対応していることがポイントとなります。ステータスではAMEXがおすすめです。

ゴールドカード、プラチナカードは、上記のポイント以外にも、各法人カードで独自のサービスを展開しています。事業業務に合わせたカード選びをするようにしましょう。

 

法人カードにおすすめの一般カード4選!

法人カードにおすすめの一般カードをランキング形式で見ていきましょう。

第4位 個人事業主におすすめ!EX Gold for Biz S

EX Gold for Biz S

年会費 初年度無料、2年目以降2,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント WAONポイント、Tポイント、楽天スーパーポイント、Amazonギフト券、nanacoギフトなど
付帯保険 海外旅行:2,000万円
国内旅行:1,000万円
ショッピング:100万円
国際ブランド VISA、MasterCard

EX Gold for Biz Sは、オリコカードが発行している個人事業主向けの法人カードです。年会費は初年度無料、2年目以降は2,000円となります。年会費が手頃ながら、付帯サービスや付帯保険も充実しており、国内主要空港とハワイ・ホノルル、韓国・仁川の空港ラウンジを年中無休無料で利用することが可能です。また、会計ソフト「freee」の有料プランが通常より2ヵ月分お得になり、簡単に会計帳簿を作成することができます。

 

第3位 業務の効率化をサポート!三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友ビジネスカード for Owners

年会費 初年度無料、2年目以降1,250円
還元率 0.50%
交換可能ポイント ANAマイル、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:2,000万円
ショッピング:100万円(海外利用のみ)
国際ブランド VISA、MasterCard

三井住友ビジネスカード for Ownersは、三井住友カードが法人代表者・個人事業主向けに発行している一般的な法人カードです。カード決済により業務の効率化をサポートするビジネスサポートサービスを提供しており、オフィスの必需品をスピーディーに届ける「アスクルサービス」を利用できるほか、「日産レンタカー」や「タイムズ カー レンタル」、「アート引越センター」を割引価格で利用できます。

 

第2位 低コストで法人カードを作りたいならおすすめ!セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 初年度無料、2年目以降1,000円(1回利用で無料)
還元率 0.50%
交換可能ポイント ショッピング支払い、UCギフトカード、ANAマイル、JALマイル、Amazonギフト券など
付帯保険
国際ブランド AMEX

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードが発行している一般クレジットカードです。一般カードではありますが、法人口座を引き落とし口座に設定することができるため、法人カードとして使うことができます。年会費は2年目以降には1回以上の利用で無料となり、還元率は0.50%となります。なお、付帯保険は付いておらず、法人カードとして最低限の機能しか搭載されていません。コスト削減目的で法人カードを導入したい場合にはおすすめのカードです。

 

第1位 一般的な法人カード!JCB法人カード

JCB法人カード

年会費 初年度無料、2年目以降1,250円
還元率 0.50%
交換可能ポイント JCBギフトカード、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:3,000万円
国内旅行:3,000万円
ショッピング:100万円
国際ブランド JCB

JCB法人カードは、JCBが発行している一般的な法人カードです。業務の効率化や経費削減に役立つJCB法人会員向けの各種サービスを利用することができます。各種公共料金や携帯電話料金、ショッピングの支払いで、「Oki Dokiポイント」が0.50%還元で貯まります。貯まった「Oki Dokiポイント」は、JCBギフトカードやAmazonギフト券などと交換することができます。付帯保険もしっかりと付いており、海外旅行・国内旅行ともに最高3,000万円まで補償されます。

 

法人カードにおすすめの一般カード比較一覧表

クレジットカード 年会費 還元率 交換可能ポイント 付帯保険 国際ブランド
JCB法人カード 初年度無料、2年目以降1,250円 0.50% JCBギフトカード、Amazonギフト券など 海外旅行:3,000万円
国内旅行:3,000万円
ショッピング:100万円
JCB
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料、2年目以降1,000円(1回利用で無料) 0.50% ショッピング支払い、UCギフトカード、ANAマイル、JALマイル、Amazonギフト券など AMEX
三井住友ビジネスカード for Owners 初年度無料、2年目以降1,250円 0.50% ANAマイル、Amazonギフト券など 海外旅行:2,000万円
ショッピング:100万円(海外利用のみ)
VISA、MasterCard
EX Gold for Biz S 初年度無料、2年目以降2,000円 0.50% WAONポイント、Tポイント、楽天スーパーポイント、Amazonギフト券、nanacoギフトなど 海外旅行:2,000万円
国内旅行:1,000万円
ショッピング:100万円
VISA、MasterCard

 

法人カードにおすすめのゴールドカード3選!

法人カードにおすすめのゴールドカードをランキング形式で見ていきましょう。

第3位 空港ラウンジが無料利用可能!三井住友ビジネスゴールドカード for Owners

三井住友ビジネスゴールドカード for Owners

年会費 初年度無料、2年目以降10,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント ANAマイル、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:5,000万円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:300万円
国際ブランド VISA、MasterCard

三井住友ビジネスゴールドカード for Ownersは、三井住友カードが法人代表者・個人事業主向けに発行しているゴールドカードです。一般法人カード「三井住友ビジネスカード for Owners」と比べると、国内旅行傷害保険が追加され、付帯保険の枠が拡大されています。また、空港ラウンジサービスも付加されており、全国主要空港のラウンジを無料で利用することができます。

 

第2位 ワンランク上の法人カード!JCBゴールド法人カード

JCBゴールド法人カード

年会費 初年度無料、2年目以降10,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント JCBギフトカード、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:500万円
国際ブランド JCB

JCBゴールド法人カードは、JCBが発行している法人向けゴールドカードです。「JCB法人カード」と比べて年会費は上がりますが、付帯保険は拡大されており、国内・海外航空機遅延保険も付帯しています。また、一般法人カードにはなかった空港ラウンジサービスも付いており、国内の主要空港内、およびハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジを無料で利用することができます。さらに、日本各地の対象店舗で飲食代金の割引が受けられるJCBゴールドグルメ優待サービスや、全国約1,200ヵ所の有名ゴルフ場のプレー予約を代行できるゴルフエントリーサービスも利用することができます。

 

第1位 高還元!高サービス!アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費 初年度無料、2年目以降31,000円
還元率 1.00%
交換可能ポイント ショッピング支払い、ANAマイル、JALマイルなど
付帯保険 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:500万円
国際ブランド AMEX

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、AMEXが発行している法人カードです。年会費は初年度無料で、2年目以降は31,000円と高額になっていますが、還元率は1.00%と法人カードの中でも高く、付帯保険も充実しています。交通費や接待費はもちろん、資材の仕入れやオフィスサプライ、通信費、公共料金など、あらゆる経費をカード払いすることが可能です。また、「帝国ホテル 東京」でビジネス・カード会員様限定ビジネスラウンジを利用できるほか、空港ラウンジや手荷物宅配サービスなど出張時に役立つサービスも利用することができます。

 

法人カードにおすすめのゴールドカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 還元率 交換可能ポイント 付帯保険 国際ブランド
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 初年度無料、2年目以降31,000円 1.00% ショッピング支払い、ANAマイル、JALマイルなど 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:500万円
AMEX
JCBゴールド法人カード 初年度無料、2年目以降10,000円 0.50% JCBギフトカード、Amazonギフト券など 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:500万円
JCB
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners 初年度無料、2年目以降10,000円 0.50% ANAマイル、Amazonギフト券など 海外旅行:5,000万円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:300万円
VISA、MasterCard

 

法人カードにおすすめのプラチナカード3選!

法人カードにおすすめのプラチナカードをランキング形式で見ていきましょう。

第3位 プラチナカードに相応しいサービス!三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

年会費 50,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント ANAマイル、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:1億円
国内旅行:1億円
ショッピング:500万円
国際ブランド VISA、MasterCard

三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは、三井住友カードが法人代表者・個人事業主向けに発行している最上級のプラチナカードです。年会費は5万円とプラチナカードの中でも高くなっていますが、高級飲食店の割引クーポンが貰える「Visaプラチナ ラグジュアリーダイニング」や、高級ホテルで使える「Visaプラチナ ホテルダイニング」、その他コンシェルジュサービスやプライベートラウンジなど、プラチナカードに相応しい数多くの提供サービスが用意されています。また、海外旅行・国内旅行のいずれでも最高1億円まで補償される付帯保険が付いています。

 

第2位 事業主におすすめのプラチナカード!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 20,000円
※年間200万円以上利用で10,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント ショッピング支払い、UCギフトカード、ANAマイル、JALマイル、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:300万円
国際ブランド AMEX

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードが発行するAMEXブランドの法人プラチナカードです。年会費は2万円ですが、年間200万円以上の利用で1万円に優遇されます。還元率は0.50%で、支払い値引きやマイルなどに交換できる「永久不滅ポイント」が貯まります。法人税、固定資産税、自動車税、国民年金での支払いでも永久不滅ポイントが貯まるため、経費削減に役立てられます。付帯保険では、海外旅行は最高1億円、国内旅行は最高5,000万円までの保障が付いています。また、500以上の都市、140以上の国や地域で1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録することもできます。

 

第1位 付帯保険・サービスともに最高級!JCBプラチナ法人カード

JCBプラチナ法人カード

年会費 30,000円
還元率 0.50%
交換可能ポイント JCBギフトカード、Amazonギフト券など
付帯保険 海外旅行:1億円
国内旅行:1億円
ショッピング:500万円
国際ブランド JCB

JCBプラチナ法人カードは、JCBが発行している最高位の法人クレジットカードです。旅行に関する各種サポートやエンターテインメントに関する相談から手配まで24時間365日利用できる「プラチナ・コンシェルジュデスク」や、世界130の国や地域にある約1,200ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」など、魅力あるプレミアムサービスが提供されています。付帯保険も、国内・海外旅行傷害保険が最高1億円まで補償されるほか、最高500万円まで補償されるショッピングガード保険、国内・海外航空機遅延保険、自動車運転中の事故に5万円の補償がされるカーアクシデント制度など充実しています。

 

法人カードにおすすめのプラチナカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 還元率 交換可能ポイント 付帯保険 国際ブランド
JCBプラチナ法人カード 30,000円 0.50% JCBギフトカード、Amazonギフト券など 海外旅行:1億円
国内旅行:1億円
ショッピング:500万円
JCB
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 20,000円

※年間200万円以上利用で10,000円

0.50% ショッピング支払い、UCギフトカード、ANAマイル、JALマイル、Amazonギフト券など 海外旅行:1億円
国内旅行:5,000万円
ショッピング:300万円
AMEX
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners 50,000円 0.50% ANAマイル、Amazonギフト券など 海外旅行:1億円
国内旅行:1億円
ショッピング:500万円
VISA、MasterCard

 

法人カードを使うときの注意点

法人カードを使うときの注意点を抑えておきましょう。

個人的な用途では使わない

法人カードは、会社の経費専用のクレジットカードであるため、個人的な買い物に使ってはいけません。個人的な買い物をするときは、必ず個人用のクレジットカードを使うようにしましょう。

特に、多くの法人カードでは、カード利用状況から自動的に経費の計算まで行えるように会計ソフトと同期されています。法人カードを個人用途に使ってしまうと、わざわざ手間の掛かる仕分けを自分の手でする必要が出てきてしまいます。

経費を透明化・簡略化するために法人カードを導入したにも関わらず、このような手間を増やしてしまっては本末転倒です。

 

領収書やクレジットカード利用伝票はしっかりと保管しておく

法人カードを使って、経費を一目瞭然にしておくことは、もしもの場合の税務調査対策になります。

ただ、クレジッドカードの利用明細だけでは、具体的に何を買ったのかまでは分からないため、領収書やクレジットカード利用伝票を残しておく必要があります。

また、法人カードのショッピング保険を適用したい場合にも、クレジットカードの利用伝票は必要となります。

領収書やクレジッドカード利用伝票は大切に保管しておくようにしましょう。