【旅行好き必見】海外保険に強いおすすめクレジットカード10選~優良付帯保険カード特集~

クレジットカード選びで、還元率と並んで重要な決め手となるのが、海外旅行保険や国内旅行保険、ショッピング保険といった付帯保険です。

特に、海外旅行中に思わぬ事故に遭ってしまった場合には、クレジットカードに付帯されている海外保険はとても役に立ちます。

海外旅行好きにとっては、海外保険が付帯されているクレジットカードを選ぶことは必須事項であることは間違いありません。

 

海外保険が充実しているクレジットカードを選ぶメリット

クレジットカードに海外保険が付帯されていれば、海外旅行前にわざわざ海外旅行傷害保険などに加入する必要がなくなるため、海外旅行のコスト削減に繋がります。

ただ、クレジットカードに付帯されている海外保険は、カードを所持しているだけで自動的に海外旅行保険が付帯される「自動付帯」と、出国までの移動代金や旅行代金をクレジットカードで支払うことで付帯される「利用付帯」の2種類があります。

所持しているクレジットカードが、自動付帯か利用付帯かはしっかりと抑えておくようにしましょう。

また、海外保険と一口に言っても、その補償内容はさまざまです。

最も補償金額が大きい傷害死亡・後遺障害から、傷害・疾病治療、携行品損害、救援者費用など、カード会社ごとにさまざまな補償が付いています。

特に、海外保険が付帯されているカードを複数枚保有している場合には、傷害死亡・後遺障害は合算されず最高保険金額が限度となりますが、それ以外の付帯保険は合算して支給されます。

ジェイアイ傷害火災保険株式会社が2017年7月31日に発表した「2017年度 海外旅行保険事故データ」によると、2017年度の海外旅行保険の事故発生率は3.42%となっています。
※出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社

割合にすると100人中3人前後と、比較的高い割合で海外旅行中の事故に遭遇している計算となり、海外旅行をする際には保険が必須であることが分かります。

補償項目別の事故状況で多いのは、「治療・救援費用」の49.1%、「携行品損害」の29.9%、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」の16.7%となっています。

 

海外保険が充実しているクレジットカードの選び方ポイント

・「年会費」に注目。
・「海外保険の付帯条件」が自動付帯か利用付帯なのかは必ず抑えておこう。利用付帯の場合は、出国までの移動代金や旅行代金をそのカードで支払わないと補償されないため注意。
・海外保険の補償内容について、「傷害死亡・後遺障害」「傷害治療費用」「疾病治療費用」「救援者費用」「携行品損害」のそれぞれの保険金額を要チェック。
・「還元率」と「国際ブランド」も要確認。

今回は、海外保険が充実しているおすすめのクレジットカードを、年会費無料カードと年会費有料カードからそれぞれランキング形式で紹介していきます。

ランキングを見ていく前に、海外保険充実カードの選び方ポイントを抑えておきましょう。

まずは「年会費」に注目です。海外保険を重視する場合は、保険金額と見ることもできます。

「海外保険の付帯条件」が、自動付帯か利用付帯なのかは必ずチェックしておきましょう。利用付帯の場合は、出国までの移動代金や旅行代金をそのカードで支払わないと補償されないため注意が必要です。

海外保険の補償内容について、「傷害死亡・後遺障害」「傷害治療費用」「疾病治療費用」「救援者費用」「携行品損害」のそれぞれの保険金額を抑えておきましょう。

付帯保険と並ぶ重要ポイントであるクレジットカード使用時の「還元率」と、VISAやJCBなどの「国際ブランド」に対応しているかどうかも要確認です。

 

海外保険が充実しているおすすめ年会費無料クレジットカード5選!

海外保険が付帯しているおすすめの年会費無料カードをランキング形式で見ていきましょう。

第5位 1.20%の高還元率クレジットカード!リクルートカード

リクルートカード

年会費 永年無料
海外保険の付帯条件 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 100万円
疾病治療費用 100万円
救援者費用 100万円
携行品損害 20万円
還元率 1.20%
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard

リクルートカードは、リクルートが発行しているクレジッドカートです。年会費は永年無料でありながら、海外旅行保険の利用付帯が付いています。海外旅行は傷害死亡・後遺障害で最高2,000万円の補償が受けられるほか、障害治療・疾病治療・救援者費用でそれぞれ100万円、携行品損害でも20万円まで補償が受けられます。また、国内旅行も最高1,000万円、ショッピング保険も年間200万円まで付帯しています。還元率は1.20%の高還元率となっていますが、還元される「リクルートポイント」は使用機会がやや乏しいPontaポイントにしか交換できない点がややネックとなります。

 

第4位 永年無料で海外保険付帯!マイルが貯めやすい!JCB CARD W

JCB CARD W

年会費 永年無料
海外保険の付帯条件 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 100万円
疾病治療費用 100万円
救援者費用 100万円
携行品損害 20万円
還元率 1.00%
国際ブランド JCB

JCB CARD Wは、JCBが39歳以下・WEB入会限定で発行しているクレジットカードです。申し込みは39歳以下に限定されており、年会費は永年無料です。海外保険は、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払った場合に海外旅行傷害保険が適用される利用付帯となっています。カード還元率は1.00%となっており、還元される「Oki Dokiポイント」は1ポイント=約5円相当で、JCBギフトカードやAmazonポイント、マイル(ANA・JAL)と交換することができます。特に、マイルの実質還元率は0.60%となっており、年会費無料カードの中では最もマイルが貯めやすいカードとなっています。

 

第3位 楽天ユーザーならこれで決まり!楽天カード

楽天カード

年会費 永年無料
海外保険の付帯条件 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
救援者費用 200万円
携行品損害 20万円
還元率 1.00%
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard、AMEX

楽天カードは、楽天が発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料でありながら、海外保険も利用付帯されています。海外保険が適用される条件は、自宅から空港までの交通費(公共交通乗用具の運賃)または海外旅行代金を楽天カードで支払っていることとなっています。還元率は1.00%となっており、楽天市場での使用ではポイントが3倍となります。還元される「楽天スーパーポイント」は楽天市場で使えるほか、街での買い物や楽天Ebyに交換できるなど使用用途が非常に広いポイントです。

 

第2位 海外保険が自動付帯!エポスカード

エポスカード

年会費 永年無料
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 500万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
救援者費用 100万円
携行品損害 20万円
還元率 0.50%
国際ブランド VISA

エポスカードは、丸井グループが発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料でありながら、海外保険は自動付帯となっています。補償金額自体はあまり高額ではありませんが、傷害死亡・後遺障害以外の保険は合算することができるため、持っておいて損はありません。旅行好きには必携の1枚となっています。また、還元率は0.50%となっており、還元される「エポスポイント」は、マルイの店舗や通販で使うことができるほか、Amazonギフト券などのギフト券と交換することが可能です。

 

第1位 海外保険自動付帯!1.25%還元!REX CARD

REXカード

年会費 永年無料
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
救援者費用 200万円
携行品損害 20万円
還元率 1.25%
国際ブランド VISA、MasterCard

REX CARDは、カード会社大手のジャックスが発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料でありながら、海外保険が自動付帯となっています。また、還元率はクレジットカードの中で最も高い1.25%となっており、還元で貯まる「REX POINT」は、Jデポというポイントに交換することができ、Jデポはカード利用代金の口座引き落とし時の値引きポイントとして使うことができます。年会費永年無料、高還元、海外保険自動付帯と、全てが揃った最もおすすめのクレジットカードです。

 

海外保険が充実しているおすすめ年会費無料クレジットカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 海外保険の付帯条件 傷害死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 救援者費用 携行品損害 還元率 国際ブランド
REX CARD 永年無料 自動付帯 2,000万円 200万円 200万円 200万円 20万円 1.25% VISA、MasterCard
エポスカード 永年無料 自動付帯 500万円 200万円 270万円 100万円 20万円 0.50% VISA
楽天カード 永年無料 利用付帯 2,000万円 200万円 200万円 200万円 20万円 1.00% VISA、JCB、MasterCard、AMEX
JCB CARD W 永年無料 利用付帯 2,000万円 100万円 100万円 100万円 20万円 1.00% JCB
リクルートカード 永年無料 利用付帯 2,000万円 100万円 100万円 100万円 20万円 1.20% VISA、JCB、MasterCard

 

 

海外保険が充実しているおすすめ年会費有料クレジットカード5選!

年会費が発生するものの、海外保険が充実しているおすすめのクレジットカードをランキング形式で見ていきましょう。

 

第5位 マイルが貯まりやすい!ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費 31,000円
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 5,000万円(利用で1億円)
傷害治療費用 200万円(利用で300万円)
疾病治療費用 200万円(利用で300万円)
救援者費用 300万円(利用で400万円)
携行品損害 50万円
還元率 1.00%
国際ブランド AMEX

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAとAMEXの提携ゴールドカードです。海外保険は自動付帯となっていますが、旅行中にカードを使うことで補償額が上がる仕組みになっています。サービスも充実しており、AMEXが提供する国内外の空港ラウンジを同伴の方1名と無料で利用することができます。年会費は高額になっているものの、マイルが貯まりやすく、旅行好きならマイルが早く貯まるため元を取ることは難しくありません。

 

第4位 海外保険が自動付帯!セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 初年度無料、2年目以降3,240円(26歳未満は無料)
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
救援者費用 200万円
携行品損害 30万円
還元率 0.50%
国際ブランド AMEX

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードが発行しているAMEXブランドのクレジットカードです。年会費は3,240円でありながら、海外保険が自動付帯されており、ファミリー会員も最高1,000万円まで補償されます。また、国内旅行でも最高3,000万円まで補償され、ショッピング付帯保険も100万円付いています。

 

第3位 海外保険自動付帯のAMEXゴールドカード!セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 初年度無料、2年目以降10,000円
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
救援者費用 200万円
携行品損害 30万円
還元率 0.75%(国内利用)、1.00%(海外利用)
国際ブランド AMEX

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンカードが発行しているAMEXブランドのゴールドカードです。年会費は2年目以降1万円となっていますが、海外保険が自動付帯しています。国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジが無料で利用できるほか、140以上の国や地域、500以上の都市で1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に優遇年会費で登録することができます。付帯保険やサービスはもちろん、年会費1万円でAMEXブランドのゴールドカードを保有することができるステータス性も魅力的です。

 

第2位 海外保険の自動付帯が充実!三井住友VISAゴールドカード

三井住友VISAゴールドカード

年会費 初年度無料、2年目以降10,000円
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 1,000万円(利用で5,000万円)
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
救援者費用 500万円
携行品損害 50万円
還元率 0.50%
国際ブランド VISA、MasterCard

三井住友VISAゴールドカードは、三井住友カードが発行しているゴールドカードです。年会費は1万円で、海外保険が自動付帯しており、国内の主要空港ラウンジを無料で利用することが可能です。国内旅行も最高5,000万円、ショッピング保険も300万円まで補償されており、海外旅行に問題なく使えるおすすめのゴールドカードです。

 

第1位 コスパ最強の海外保険自動付帯カード!セディナゴールドカード

セディナゴールドカード

年会費 6,000円
海外保険の付帯条件 自動付帯
傷害死亡・後遺障害 2,000万円(利用で1億円)
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
救援者費用 500万円
携行品損害 50万円
還元率 0.50%
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard

セディナゴールドカードは、SMBCグループのセディアが発行しているゴールドカードです。年会費は6,000円でありながら、海外保険は自動付帯しており、利用率が高い「傷害治療費用」「疾病治療費用」「救援者費用」「携行品損害」はいずれも高い補償金額となっています。また、国内主要空港のラウンジを無料で利用することも可能です。コストパフォーマンスの高さにおいては最もおすすめの海外旅行向けクレジットカードです。

 

海外保険が充実しているおすすめの年会費有料クレジットカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 海外保険の付帯条件 傷害死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 救援者費用 携行品損害 還元率 国際ブランド
セディナゴールドカード 6,000円 自動付帯 2,000万円(利用で1億円) 300万円 300万円 500万円 50万円 0.50% VISA、JCB、MasterCard
三井住友VISAゴールドカード 初年度無料、2年目以降10,000円 自動付帯 1,000万円(利用で5,000万円) 300万円 300万円 500万円 50万円 0.50% VISA、MasterCard
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料、2年目以降10,000円 自動付帯 5,000万円 300万円 300万円 200万円 30万円 0.75%(国内利用)、1.00%(海外利用) AMEX
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度無料、2年目以降3,240円(26歳未満は無料) 自動付帯 3,000万円 300万円 300万円 200万円 30万円 0.50% AMEX
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 31,000円 自動付帯 5,000万円(利用で1億円) 200万円(利用で300万円) 200万円(利用で300万円) 300万円(利用で400万円) 50万円 1.00% AMEX

 

海外保険が充実しているクレジットカードを使うときの注意点

海外保険が充実しているクレジットカードを作るときや使うときの注意点を抑えておきましょう。

保険の適用条件はしっかりと確認しておく

クレジットカードの付帯保険の適用条件や適用範囲は、事前に必ず確認しておきましょう。

自動付帯なのか利用付帯なのかはもちろん、利用付帯の場合は適用条件を細かく確認しておくことが重要です。

また、家族に保険が適用される場合には、家族特約の条件として家族カードの発行が必要になる場合もあります。

いざ保険を適用しようと思ったときに、適用条件から外れていたといったことのないようにしておきましょう。

 

長期滞在する場合は海外旅行保険に入っておく

クレジットカードの海外保険の適用条件は、渡航日から90日以内となっています。

長期で海外に滞在する場合には、クレジットカードの付帯保険では不十分となるため、海外旅行保険に加入しておきましょう。

特に、海外在留時に注意が必要なのは医療費です。国によっては、簡単な治療を受けるだけで莫大な治療となる場合もあります。万一の場合に備えて、必ず保険に入っておきましょう。