【ドライバー必見】ETCカードが発行できるおすすめクレジットカード8選!~一般カード、ガソリンカード~

「ETCカードを作りたいけど、どうすればお得に発行できるのか分からない……」と、途方に暮れていませんか?

高速道路を利用する人にとっては、多くの割引が受けられるETCカードは必ず作っておくべきです。

ETCカードは、クレジットカードを発行した上で追加発行を行うのが一般的となっています。

クレジットカードの中には、無料でETCカードを追加発行できるお得なカードもあるため、ETCカードを発行するためのクレジットカード選びをちょっと工夫するだけでよりお得となります。

 

ETCカードを使うメリット

ETCカードとは、高速道路の料金を現金ではなくクレジットカード払いにできるカードです。

ETCカードには、クレジットカードとETCカードが1枚になった「クレジット一体型ETCカード」と、クレジットカードとは別に発行される「ETC専用カード」の2種類があります。

「ETC専用カード」の方が一般的となっており、先にクレジットカードを発行してから、ETCカードを追加発行してもらう流れで手にすることができます。

ETCカードを使う最大のメリットは、高速道路でETC割引を受けられることです。

具体的には、休日に地方の高速道路が30%割引となる「休日割引」や、どの高速道路でも深夜0~4時に30%割引となる「深夜割引」、一部の道路で平日の朝6~9時と夕方17~20時に最大50%割引となる「平日朝夕割引」などがあります。

ETCカードを使えるようにするには、ETCカードの発行に加えて、自家用車に車載器を取り付ける必要があります。1万円程度のコストが掛かりますが、高速道路割引ですぐに元を取ることが可能です。

また、現金払いで高速道路を利用する場合には、料金所でわざわざ現金払いをする必要があり、待ち時間も発生します。ETCを利用すれば、大きな時間短縮にも繋がります。

ETCを利用すれば、クレジットカードのポイントとは別に「ETCマイレージサービス」のポイントが貯まることもメリットです。ETCマイレージポイントは通行料金10円ごとに1ポイントが貯まる仕組みとなっており、通行料金の支払いに利用することができます。

 

ETCカードを発行できるおすすめクレジットカードの選び方ポイント

・ETCカードを発行する際は、普段使いできる一般カードではなく、ガソリン会社が発行しているガソリンカードを運転専用カードとして持っておくこともおすすめ。
・「年会費」と「ETCカード年会費」を要チェック。
・「還元率」と「還元方法」(還元されるポイント)に注目。
・「付帯保険」も要確認しておこう。
・利用できる「国際ブランド」も要チェック。
・ガソリンカードの場合は、「ガソリン代の還元率」と「ロードサービス」もチェック。
・その他、各クレジッドカードが展開している独自サービスも要確認。

今回は、ETCカードを発行できるおすすめのクレジットカードを、普段使いの延長でETCカードが使える一般カードと、ガソリン会社が発行しているガソリンカードの中からそれぞれランキング形式で紹介していきます。

ガソリンカードは年会費が有料となっているカードも多いですが、ガソリン代が安くなり、ETCカードも無料発行できるため、運転用のカードとして1枚持っておくことがおすすめです。

ETCカードが発行できるクレジットカードを選ぶ際にまず注目すべきポイントは、「年会費」と「ETCカード年会費」です。いずれも無料となっているに越したことはありません。

次に、クレジットカードの「還元率」と「還元方法」(還元されるポイント)に注目です。いくら高還元率カードであっても、使用用途が乏しいポイントで還元されてはメリットがありません。自分自身のライフスタイルでお得となる方法で還元されることが重要です。

「付帯保険」もチェックしておきましょう。付帯保険とは、保険料を特別に支払わなくても、海外旅行・国内旅行・ショッピングで万一のことがあった場合に補償を受けることができる保険のことです。

最後に、利用できる「国際ブランド」を抑えておきましょう。VISA、JCB、MasterCardなどの主要ブランドに対応していることがポイントとなります。

また、ガソリンカードの場合は、「ガソリン代の還元率」と「ロードサービス」をチェックしておきましょう。

上記のポイント以外にも、各クレジッドカードでは利用サービスによって還元率を上乗せするなど独自のサービスを展開しています。ライフスタイルに合わせたカード選びをするようにしましょう。

 

ETCカードが発行できるおすすめ一般クレジットカード4選!

普段使いの延長でETCカードが発行できるおすすめのクレジットカードをランキング形式で見ていきましょう。

第4位 プラチナ・ダイヤモンド会員ならETCカード年会費無料!楽天カード

楽天カード

年会費 永年無料
ETCカード年会費 540円(プラチナ会員・ダイヤモンド会員なら無料)
還元率 1.00%
還元方法 楽天スーパーポイント
付帯保険 海外旅行
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard、AMEX

楽天カードは、楽天が発行しているテレビCMでもお馴染みのクレジットカードです。年会費は永年無料となっており、ETCカード年会費は楽天のプラチナ会員・ダイヤモンド会員なら無料となっているため、プラチナ会員以上の楽天ユーザーには特におすすめです。カード還元率は1.00%となっており、幅広い用途で使える「楽天スーパーポイント」で還元されます。また、ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラルでの給油に使うと、通常還元1%に加えて+0.50%のボーナスポイントが付くため、ガソリンカードとして使うこともできます。

 

第3位 ETCカード年会費無料!セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル

年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.50%
還元方法 永久不滅ポイント
付帯保険
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard

セゾンカードインターナショナルは、セゾンカードが発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料、ETCカード年会費も永年無料となっており、クレジットカード発行時にETCカードも同時申し込みすることができます。還元率は0.50%となっており、還元される「永久不滅ポイント」はAmazonギフト券やマイルと交換可能です。毎月「第1・第3土曜日5%OFF」開催日には、西友・LIVINでの買い物が5%OFFとなることもメリットです。作りやすいクレジットカードであることでも知られており、インターネット申し込み後、電話連絡・審査後に指定のセゾンカウンターで即日発行することもできます(全国のセゾンカウンターについて詳しくはこちらのリンクを参照ください)。

 

第2位 高還元!ETCカード無料!JCB CARD W

JCB CARD W

年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.00%
還元方法 Oki Dokiポイント
付帯保険 海外旅行、ショッピング
国際ブランド JCB

JCB CARD Wは、JCBが39歳以下・WEB入会限定で発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料、専用ETCカードの「ETCスルーカード」も年会費無料となっています。還元される「Oki Dokiポイント」は1ポイント=約5円相当で、JCBギフトカードやAmazonポイント、マイル(ANA・JAL)と交換することができます。特に、マイルの実質還元率は0.60%となっており、年会費無料カードの中では最もマイルが貯めやすいカードとなっています。

 

第1位 ETCカード無料!1.00%還元!Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINT

年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.00%
還元方法 オリコポイント
付帯保険
国際ブランド JCB、MasterCard

Orico Card THE POINTは、大手信販会社のオリコグループが発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料、ETCカード年会費も無料となっています。還元率は1.00%となっており、還元される「オリコポイント」は1ポイント=1円としてAmazonギフト券やnanacoポイント、Tポイント、楽天スーパーポイントといった主要ポイントと交換することが可能です。また、オリコモールを経由してネットショッピングをした場合には、通常獲得ポイントに加えて0.50%の特別加算がされるため実質1.50%還元となります。

 

ETCカードが発行できるおすすめ一般クレジットカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 ETCカード年会費 還元率 還元方法 付帯保険 国際ブランド
Orico Card THE POINT 永年無料 無料 1.00% オリコポイント JCB、MasterCard
JCB CARD W 永年無料 無料 1.00% Oki Dokiポイント 海外旅行、ショッピング JCB
セゾンカードインターナショナル 永年無料 無料 0.50% 永久不滅ポイント VISA、JCB、MasterCard
楽天カード 永年無料 540円(プラチナ会員・ダイヤモンド会員なら無料) 1.00% 楽天スーパーポイント 海外旅行 VISA、JCB、MasterCard、AMEX

 

ETCカードが発行できるおすすめガソリンカード4選!

ETCカードが発行できてガソリン代もお得になる、おすすめのクレジットカードを見ていきましょう。

 

第4位 コスモ石油でお得!イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.50%
ガソリン代の還元率 1.00%(コスモ石油)
ロードサービス 未対応
還元方法 ときめきポイント
付帯保険 ショッピング
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard

イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード・クレジットカード・電子マネー「WAON」の3つの機能を搭載したクレジットカードです。年会費は永年無料、ETCカードの年会費も無料となっています。通常還元率は0.50%で、イオングループ各店を始めとする優待加盟店ではポイントが2倍となります。貯まった「ときめきポイント」はWAONポイントやカタログ商品と交換することができます。また、全国のイオン・マックスバリュなどで開催される毎月20・30日の「お客さま感謝デー」には お買い物代金が5%OFFとなるため、イオンユーザーには必携の1枚となっています。ガソリン会社が発行しているカードではありませんが、ときめきポイントクラブ加盟店であるコスモ石油で給油すると2倍のポイントが貯まるため、コスモ石油を使う場合には特におすすめのカードです。

 

第3位 昭和シェル石油でお得!シェル-Pontaクレジットカード

シェル-Pontaクレジットカード

年会費 初年度無料、2年目以降1,250円(昭和シェルSSで1回以上利用で無料)
ETCカード年会費 無料
還元率 1.00%
ガソリン代の還元率 1.66%(昭和シェル石油)
ロードサービス 未対応
還元方法 Pontaポイント
付帯保険 海外旅行、ショッピング
国際ブランド VISA、MasterCard

シェル-Pontaクレジットカードは、三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードです。年会費は2年目以降に発生しますが、昭和シェルSSで年1回以上の利用があると無料となります。ETCカード年会費も無料となっています。還元率は1.00%で、ローソンやケンタッキーなどで使える「Pontaポイント」で還元され、昭和シェル石油で給油した場合は1Lあたり1ポイントが追加還元されます。昭和シェル石油を使う場合には最もおすすめのカードです。

 

第2位 出光でお得!出光カードまいどプラス

出光カードまいどプラス

年会費 永年無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.50%
ガソリン代の還元率 1.83%(出光)
ロードサービス 対応(年750円)
還元方法 プラスポイント
付帯保険
国際ブランド VISA、JCB、MasterCard、AMEX

出光カードまいどプラスは、出光が発行しているクレジットカードです。年会費は永年無料となっており、ETCカードも無料となっています。通常還元率は0.50%のポイント還元となっており、貯まったポイントは商品との交換やガソリン値引きサービスなどに使うことができます。また、出光サービスステーションでの給油の際にはガソリン代が2円/L引きとなるほか、年会費500円のオプションサービス「ねびきプラスサービス」に申し込むと、カード利用料によってガソリン代が最大8円/L引きになります。年750円でロードサービスに入会することも可能です。出光を使う場合には最もおすすめのカードです。

 

第1位 ENEOSでお得!ENEOSカード P

ENEOS CARD P

年会費 初年度無料、2年目以降1,350円
ETCカード年会費 無料
還元率 0.60%
ガソリン代の還元率 3.00%(ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラル)
ロードサービス 対応(無料)
還元方法 ENEOSカードポイント
付帯保険
国際ブランド VISA、JCB

ENEOS カード Pは、ENEOSが発行しているクレジットカードです。ENEOSカードにはC・P・Sの3種類がありますが、Pが最もガソリン還元率が高くなっています。年会費は2年目以降1,350円となりますが、ETCカード年会費は無料で、ロードサービスも無料付帯しています。ロードサービスは、10kmまでのレッカー移動が無料、路上における修理が30分以内無料となります。通常還元率は0.60%ですが、ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラルで給油すると3.00%還元となります。還元されるENEOSカードポイントは、ENEOSで1,000ポイント=1,000円で利用できるほか、マイルやカタログ商品と交換することもできます。

 

ETCカードが発行できるおすすめガソリンカード比較一覧表

クレジットカード 年会費 ETCカード年会費 還元率 ガソリン代の還元率 ロードサービス 還元方法 付帯保険 国際ブランド
ENEOSカード P 初年度無料、2年目以降1,350円 無料 0.60% 3.00%(ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラル) ○(無料) ENEOSカードポイント VISA、JCB
出光カードまいどプラス 永年無料 無料 0.50% 1.83%(出光) ○(年750円) プラスポイント VISA、JCB、MasterCard、AMEX
シェル-Pontaクレジットカード 初年度無料、2年目以降1,250円(昭和シェルSSで1回以上利用で無料) 無料 1.00% 1.66%(昭和シェル石油) × Pontaポイント 海外旅行、ショッピング VISA、MasterCard
イオンカードセレクト 永年無料 無料 0.50% 1.00%(コスモ石油) × ときめきポイント ショッピング VISA、JCB、MasterCard

 

ETCカードを作るときの注意点

ETCカードを作るときの注意点を抑えておきましょう。

ETC車載器を搭載する必要がある

ETCカードを発行しただけでは、高速道路でETCを使うことができません。

ETCカードを使うには、ETC車載器を購入してきて、自家用車に取り付け・セットアップをする必要があります。セットアップは専門業者に依頼することが義務付けられており、自分自身の手で行うことはできません。

ETC車載器の相場は1万3,000円前後、セットアップ料金は500円程度となっています。ETCを取り付ける初期費用は1万5,000円前後と見積もっておくとよいでしょう。

 

高速道路をあまり使わない場合は元が取れない場合もある

ETCカード年会費が無料のカードでETCカードを作ればコストは掛かりませんが、ETC車載器の購入・セットアップではコストが発生してきます。

ETC割引が受けられるとはいっても、高速道路を年に数回しか乗らないような場合には、ETC車載器の元を取ることが難しくなる場合があります。

自分自身の高速道路の利用頻度を考慮した上で、ETCカードの申し込みやETC車載器の取り付けに取り掛かるようにしましょう。