※この銘柄は2023年3月1日付で上場廃止になりました。
今回は、【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託について解説していきます。
【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託は、サムスン資産運用が運用する、「KOSPI200 (韓国200種株価指数)」に連動する韓国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1313-j.pdf
また、韓国株などのアジア型ETFについては、こちらのページで解説しています。

KOSPI200 (韓国200種株価指数)とは
「KOSPI200 (韓国200種株価指数)」は、韓国取引所に上場する代表的な200銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
今回見ていく【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | SamsungElec | 30.52% |
2 | SK hynix | 6.21% |
3 | NAVER | 3.80% |
4 | Kakao | 2.69% |
5 | SAMSUNG SDI CO.,LTD. | 2.49% |
【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.15% |
分配金 | 83.019円(年5回) |
分配金利回り | 2.44% |
直近5年間の値動き | +9.67%(3,100円→3,400円) |
必要投資金額 | 34,000円(10口) |
上場日 | 2007年11月19日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年8月10日時点の値。
【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託は、「KOSPI200 (韓国200種株価指数)」に連動する韓国株ETFです。
東証に上場している韓国株ETFとしては、最も代表的な銘柄となります。
信託報酬は低く、分配金利回りも悪くなく、直近5年間の値上がり率はプラスとなっています。
ただ、取引量は最低レベルで流動性リスクが高いことがデメリットです。
また、構成銘柄の30%をサムスン電子が占めている点は、銘柄分散という点ではデメリットと言わざるを得ません。
韓国株やサムスン電子に長期投資したい場合には、悪くはない銘柄です。
まとめ
【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託は、サムスン資産運用が運用する、「KOSPI200 (韓国200種株価指数)」に連動する韓国株ETFです。
「KOSPI200 (韓国200種株価指数)」は、韓国取引所に上場する代表的な200銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
【1313】サムスンKODEX200証券上場指数投資信託は、東証に上場している韓国株ETFとしては最も代表的な銘柄です。
信託報酬・分配金利回り・直近5年間の値上がり率は悪くありませんが、流動性リスクが高く、構成銘柄の30%をサムスン電子(SamsungElec)が占めている点はデメリットとなります。
韓国株やサムスン電子に長期投資したい場合には、悪くない銘柄です。