アジアREIT型ETFの【1495】上場インデックスファンドアジアリートを解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1495】上場インデックスファンドアジアリートについて解説していきます。

【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1495-j.pdf

また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。

J-REIT指数・海外REIT指数に連動するREIT型ETF全18銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「REIT型ETFに興味があるけど、具体的にどの銘柄に投資すればいいんだろう?」と、お困りではありませんか? ETFによるREIT投資は、少額から不動産投資が始められかつ、多くの分配金を貰えることがメリットです。また、REITに投資すれば複...

 

FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数とは

「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」は、日本以外のアジア各国のREITの投資収益を時価総額で加重平均した指数です。

個別銘柄の組み入れ比率は最大10%に制限されています。

今回見ていく【1495】上場インデックスファンドアジアリートの構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 NIKKOAM-STRAITSTRADING ASIA-ETF 99.75%
2 現金その他 0.25%
3    
4    
5    

 

【1495】上場インデックスファンドアジアリートのETFデータ

【1495】上場インデックスファンドアジアリート

信託報酬(税込) 0.71%
分配金 348.2円(年4回)
分配金利回り 3.00%
直近5年間の値動き +11.87%(10,360円→11,590円)
必要投資金額 115,900円(10口)
上場日 2017年6月29日
長期投資おすすめ度 ★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年8月5日時点の値。

【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。

分配金利回りはかろうじて3%となっている高配当ETFですが、信託報酬はアクティブ投信並みに高くなっている点がデメリットです。

また、取引量は最低レベルで、流動性リスクが高いこともネックです。

東証に上場している唯一のアジアREIT型ETFですが、信託報酬の高さと流動性リスクからして、よほどアジアREITに投資したい理由がない限りはおすすめできません。

 

まとめ

【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。

「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」は、日本以外のアジア各国のREITの投資収益を時価総額で加重平均した指数です。

【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、東証に上場している唯一のアジアREIT型ETFとなっています。

ただ、信託報酬はアクティブ投信並みに高く、取引量は最低レベルで流動性リスクが高くなっています。

信託報酬の高さと流動性リスクからして、よほどアジアREITに投資したい理由がない限りはおすすめできません。