今回は、【1495】上場インデックスファンドアジアリートについて解説していきます。
【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1495-j.pdf
また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。
FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数とは
「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」は、日本以外のアジア各国のREITの投資収益を時価総額で加重平均した指数です。
個別銘柄の組み入れ比率は最大10%に制限されています。
今回見ていく【1495】上場インデックスファンドアジアリートの構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | NIKKOAM-STRAITSTRADING ASIA-ETF | 99.75% |
2 | 現金その他 | 0.25% |
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【1495】上場インデックスファンドアジアリートのETFデータ
信託報酬(税込) | 0.71% |
分配金 | 348.2円(年4回) |
分配金利回り | 3.00% |
直近5年間の値動き | +11.87%(10,360円→11,590円) |
必要投資金額 | 115,900円(10口) |
上場日 | 2017年6月29日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年8月5日時点の値。
【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。
分配金利回りはかろうじて3%となっている高配当ETFですが、信託報酬はアクティブ投信並みに高くなっている点がデメリットです。
また、取引量は最低レベルで、流動性リスクが高いこともネックです。
東証に上場している唯一のアジアREIT型ETFですが、信託報酬の高さと流動性リスクからして、よほどアジアREITに投資したい理由がない限りはおすすめできません。
まとめ
【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」に連動するアジアREIT型ETFです。
「FTSE EPRA/Nareitアジア(除く日本)リート10%キャップ指数」は、日本以外のアジア各国のREITの投資収益を時価総額で加重平均した指数です。
【1495】上場インデックスファンドアジアリートは、東証に上場している唯一のアジアREIT型ETFとなっています。
ただ、信託報酬はアクティブ投信並みに高く、取引量は最低レベルで流動性リスクが高くなっています。
信託報酬の高さと流動性リスクからして、よほどアジアREITに投資したい理由がない限りはおすすめできません。