今回は、【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託について解説していきます。
【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託は、ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッドが運用する、「Bloomberg Industrial Metals Subindex」に連動する商品先物ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1686-j.pdf
また、原油などの商品先物ETFについては、こちらのページで解説しています。

Bloomberg Industrial Metals Subindexとは
「Bloomberg Industrial Metals Subindex」は、産業用金属で構成される総合商品指数です。
なお、商品はドル建て資産であり、商品ETFには分配金は出ません。
今回見ていく【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月4日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | アルミニウム | 32.35% |
2 | 銅(COMEX) | 30.75% |
3 | 亜鉛 | 19.45% |
4 | ニッケル | 17.45% |
5 |
【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.49% |
分配金 | 0円(年0回) |
分配金利回り | 0% |
直近5年間の値動き | +54.32%(1,435円→2,214.5円) |
必要投資金額 | 22,145円(10口) |
上場日 | 2010年3月19日 |
長期投資おすすめ度 | ★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年11月17日時点の値。
【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託は、「Bloomberg Industrial Metals Subindex」に連動する商品先物ETFです。
取引量が全くなく、月足チャートですらも取引量がなかったことを示すローソク足の横棒が出ている状況となっています。
取引するだけで10%程度の流動性リスクを喰らってしまう場合もあるほどです。
ただ、アルミニウムをはじめ産業用金属価格は大きく上がっており、円安ドル高になったこともあり、直近5年間では大きな値上がりとなっています。
なお、外国籍のETFであるため、外国証券取引口座の開設が必要になります。
まとめ
【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託は、ウィズダムツリー・マネジメント・ジャージー・リミテッドが運用する、「Bloomberg Industrial Metals Subindex」に連動する商品先物ETFです。
「Bloomberg Industrial Metals Subindex」は、産業用金属で構成される総合商品指数です。
【1686】WisdomTree 産業用金属上場投資信託は、アルミニウムをはじめ産業用金属価格は大きく上がっており、円安ドル高になったこともあり、直近5年間では大きな値上がりとなっています。
ただ、取引量が全くなく、月足チャートですらも取引量がなかったことを示すローソク足の横棒が出ているほど流動性リスクが高い点が大きなデメリットです。