米国株ETFの【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしを解説!【ETF投資】

今回は、【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしについて解説していきます。

【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしは、日興アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)」に連動する米国株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2235-j.pdf

 

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)とは

「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)」は、米国を代表する30銘柄で構成される米国市場を代表する株価指数です。

ダウ平均株価は、構成される30銘柄の株価平均で算出され、30銘柄で米国市場の時価総額約25%を占めています。

今回見ていく【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしの構成銘柄比率は次のようになっています(2023年6月30日時点)。

銘柄名 構成比率
1 UNITEDHEALTH GROUP INC 8.56%
2 MICROSOFT CORP 6.02%
3 GOLDMAN SACHS GROUP INC 5.80%
4 HOME DEPOT INC 5.53%
5 MCDONALD’S CORP 5.29%

 

【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしのETFデータ

信託報酬(税込) 0.275%
分配金 0円(年2回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +26.48%(1,991.5円→2,519円)
必要投資金額 25,190円(10口)
上場日 2022年12月16日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2024年2月19日時点の値。

ダウ連動型ETFとしては、最も代表的な【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信の信託報酬0.33%を下回っています。

信託報酬だけで見ると、ダウ連動型ETFとしては最もおすすめと言いたい所なのですが、取引量が全くなく流動性リスクがあります。

また、分配金が直近でまだ0円のままという点も気になります。

少なくとも現時点では、信託報酬の差は、【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信を覆すものではありません。

 

まとめ

【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしは、日興アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)」に連動する米国株ETFです。

「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)」は、米国を代表する30銘柄で構成される米国市場を代表する株価指数です。

【2235】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなしは、信託報酬では、代表的なダウ連動型ETF【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信の信託報酬0.33%を下回っています。

しかし、取引量が全くなく流動性リスクがあり、分配金が直近でまだ0円という点も気になります。

少なくとも2024年2月時点では、【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信よりもおすすめすることはできません。

 

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