米国株ETFの【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありを解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありについて解説していきます。

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありは、日興アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数(円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2521-j.pdf

また、米国株ETFについては、こちらのページで解説しています。

ダウ平均株価・S&P500指数などに連動する米国株ETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「ETFで米国株に投資してみたいけど、どの米国株ETFを選べばいいのか分からない……」と、お困りではありませんか? GAFAに代表されるグローバル企業がけん引する米国市場は成長し続けており、今後も米国株は値上がり続けることが期待されます。 ...

 

S&P500指数(円ヘッジ)とは

「S&P500指数」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数です。

構成銘柄で米国市場の時価総額約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数となっています。

なお、当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。

「S&P500指数」連動型ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。

円安対策の資産としては、為替ヘッジが付いていない通常の「S&P500指数」連動型ETFを選択するようにしましょう。

今回見ていく【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありの構成銘柄比率は次のようになっています(2021年7月30日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 インデックスファンドUS株式・為替ヘッジあり 99.99%
2 マネー・アカウント・マザーファンド 0.00%
3 現金その他 0.01%
4    
5    

 

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありのETFデータ

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 12.9円(年1回)
分配金利回り 0.96%
直近5年間の値動き +31.77%(1,015円→1,337.5円)
必要投資金額 13,375円(10口)
上場日 2018年8月3日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★

※各データは、2022年9月7日時点の値。

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありは、「S&P500指数」を対円で為替ヘッジしたものと連動する米国株ETFです。

2022年には円安の煽りを受けて大きく下げており、直近5年間の値動きは40%弱と、円ヘッジされていない「S&P500指数」連動型ETFに比べて半分以下の上昇率に留まっています。

米国株ETFに投資する理由の一つとして、人口減少・低成長の日本リスクによる円安リスクを避けるという点を魅力に感じる方も多いと思いますが、こちらの銘柄ではドル建て資産にならないため注意しておきましょう。

 

まとめ

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありは、日興アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数(円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。

「S&P500指数(円ヘッジ)」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数で、対円で為替ヘッジされています。

【2521】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジありは、2022年には円安の煽りを受けて大きく下げており、直近5年間の値動きは40%弱と、円ヘッジされていない「S&P500指数」連動型ETFに比べて半分以下の上昇率に留まっています。

米国株ETFに投資する理由の一つとして、人口減少・低成長の日本リスクによる円安リスクを避けるという点を魅力に感じる方も多いと思いますが、こちらの銘柄ではドル建て資産にならないため注意しておきましょう。