日本株ETFの【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)について解説していきます。

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)は、大和アセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2624-j.pdf

また、日経平均株価に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

日経平均株価に連動するETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「信託報酬が安いETFで日本株にインデックス投資してみたいけど、どの銘柄を選べばいいのか分からない…」と思っていませんか? 日本株のインデックスとしては日経平均株価とTOPIXが2大指標となっていますが、いずれも多くのETFが上場しており、...

 

日経平均株価とは

日経平均株価(日経225)は、東証プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象に、株価の単純平均によって算出される株価指数です。

日経平均株価は、TOPIX(東証株価指数)と並ぶ代表的な日本株のベンチマークとして使われています。

TOPIXは東証プライム市場に上場している全銘柄の時価総額加重平均で算出される一方、日経平均株価は日本経済新聞が選定した主要225銘柄の株価の単純平均から算出されることが特徴です。

日経平均株価は、225銘柄の株価単純平均で算出されるため、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど日経平均を構成する値嵩株の影響を受けやすくなっています。

日本株のインデックス投資においては、TOPIXよりもリスク・リターンが高い株価指数です。

今回見ていく【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【9983】ファーストリテイリング 9.30%
2 【8035】東京エレクトロン 6.06%
3 【9984】ソフトバンクグループ 4.75%
4 【6367】ダイキン工業 3.51%
5 【6954】ファナック 3.08%

 

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)のETFデータ

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)

信託報酬(税込) 0.132%
分配金 22円(年4回)
分配金利回り 0.81%
直近5年間の値動き +5.19%(2,558円→2,691円)
必要投資金額 2,691円(1口)
上場日 2020年11月10日
長期投資おすすめ度 ★★★
流動性 ★★

※各データは、2022年4月28日時点の値。

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)は、代表的な日本株ETFの日経平均株価連動型ETFです。

日経平均株価連動型ETFの中では、信託報酬は安くなっており、流動性も及第点となっています。

ただ、同ETFはETFの名前にもあるように年4回配当を特徴としていますが、トータルの分配金利回りを見ると、他の日経平均株価連動型ETFに比べて落ちます。

日経平均株価連動型ETFに長期投資するなら、他の銘柄をおすすめします。

 

まとめ

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)は、大和アセットマネジメントが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価は、東証プライム市場を代表する225銘柄の株価単純平均で算出されるためファーストリテイリングやソフトバンクグループなど値嵩株の影響を受けやすいことが特徴で、TOPIXよりもリスク・リターンが大きい日本株インデックスとなっています。

【2624】IFREEETF 日経225(年4回決算型)は、日経平均株価連動型ETFの中では信託報酬が安く、流動性リスクも及第点ですが、トータルの分配金利回りが低くなっていることがネックです。

日経平均株価連動型ETFで日本株に長期的にインデックス投資をしたい場合には、分配金利回りがもっと大きい他の銘柄をおすすめします。