インバース型ETFの【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスを解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスについて解説していきます。

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「日経平均インバース・インデックス」に連動するインバース型ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/leveraged-inverse/files/1456-j.pdf

また、インバース型ETFについては、こちらのページで解説しています。

インバース指数に連動するインバース型ETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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日経平均インバース・インデックスとは

「日経平均インバース・インデックス」は、日経平均株価の前日比変動率(%)に-1倍を乗じた変動率となるように計算された指数です。

なお、日経平均株価は、東証プライム市場に上場している代表的な225銘柄の株価単純平均で算出される株価指数となっています。

インバース型ETFは、日経平均株価やTOPIX、JPX日経インデックス400といった代表的な指数の変動率に対して逆(-1倍)の値動きをするインバース指数に連動するETFです。

インバース型ETFは、相場の下落局面において、デイトレードやスイングトレードといった短期投資に適するETFとなっています。

一方、インバース型ETFには分配金は出ず、信託報酬も高めです。

ETFによるインデックス投資は市場全体の長期的な成長を享受できることがメリットですが、インバース型ETFではこのメリットを逆に受けてしまうため長期投資には全く向きません。

短期投資におすすめできるかどうかは、流動性(売買代金)があるか?ボラティリティ(値幅)が十分にあるか?信託報酬は安いか?の3点によって決まります。

 

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスのETFデータ

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックス

信託報酬(税込) 0.825%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き -43.69%(7,140円→4,020円)
必要投資金額 4,020円(1口)
上場日 2015年4月27日
短期投資おすすめ度
流動性

※各データは、2022年12月14日時点の値。

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスは、「日経平均インバース・インデックス」に連動するインバース型ETFです。

日経平均株価は、ファーストリテイリングや東京エレクトロンなどの値嵩株の影響を受けやすく、TOPIXよりもリスク・リターンが高いことが特徴ですが、これは短期投資においてはボラティリティが大きくなるというメリットとなります。

板は厚いものの、流動性は1日1億円未満となっており、取引はほとんど行われていません。

下落相場で短期投資をするなら、もっと流動性が大きいインバース型ETFで行うようにしましょう。

 

まとめ

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスは、大和アセットマネジメントが運用する、「日経平均インバース・インデックス」に連動するインバース型ETFです。

日経平均株価は、TOPIXよりもリスク・リターンが高いことが特徴ですが、これは短期投資においてはボラティリティが大きくなるためメリットになります。

【1456】ダイワ上場投信-日経平均インバース・インデックスは、板は厚いものの、流動性は1日1億円未満となっており、取引はほとんど行われていません。

下落相場で短期投資をするなら、もっと流動性が大きいインバース型ETFで行うようにしましょう。