日本株ETFの【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信について解説していきます。

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「JPX日経インデックス400」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1591-j.pdf

また、JPX日経インデックス400に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

JPX日経インデックス400・日経株価指数300に連動するETF全8銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「日本株にインデックス投資してみたいけど、JPX日経インデックス400って日経平均やTOPIXに比べてどうなんだろう?」と疑問に思っていませんか? JPX日経インデックス400は、日経平均とTOPIXに比べると聞き慣れない株価指数ですが、連...

 

JPX日経インデックス400とは

JPX日経インデックス400とは、東京証券取引所に上場している全銘柄の中から、企業の資本効率を示す自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額の3つの指標を評点として、投資家に魅力のある400銘柄で構成された株価指数です。

日経平均株価・TOPIXは東証プライム市場に上場している銘柄を対象にしている一方で、JPX日経インデックス400は東証プライム市場に加えて東証スタンダード市場・東証グロース市場の銘柄も対象となる点が特徴的です。

2020年2月18日時点でのJPX日経インデックス400の構成銘柄は、東証プライム389銘柄、東証スタンダード10銘柄、東証グロース0銘柄となっており、日経平均採用銘柄225銘柄の内160銘柄が含まれています。

構成銘柄は時価総額加重平均となっているためTOPIXに近くなっています。

JPX日経インデックス400は、日経平均よりはリスク・リターンともに一回り小さく、TOPIXと同程度のリスク・リターンであると認識しておくとよいでしょう。

今回見ていく【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

銘柄名 構成比率
1 【6367】ダイキン工業 1.79%
2 【7741】HOYA 1.78%
3 【6098】リクルートホールディングス 1.77%
4 【6861】キーエンス 1.75%
5 【6758】ソニーグループ 1.56%

 

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信のETFデータ

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.22%
分配金 288円(年2回)
分配金利回り 1.64%
直近5年間の値動き +27.27%(13,750円→17,500円)
必要投資金額 17,500円(1口)
上場日 2014年1月28日
長期投資おすすめ度 ★★
流動性 ★★

※各データは、2021年4月28日時点の値。

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信は、日経インデックス400連動型ETFです。

日経インデックス400連動型ETFの中では、信託報酬は最も高いものの、流動性は最も高くなっています。

しかし、あくまで日経インデックス400連動型ETFの中で流動性が高いに過ぎず、流動性リスクは及第点に過ぎない銘柄です。

日経インデックス400連動型ETFは、TOPIX連動型ETFと比べると値上がり益・分配金利回りは変わらないにも関わらず、信託報酬・流動性リスクが高いだけの銘柄であると言わざるを得ません。

 

まとめ

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「JPX日経インデックス400」に連動する日本株ETFです。

JPX日経インデックス400は、東証全銘柄の中から、自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額の3つの指標を評点として選定された400銘柄で構成された株価指数です。

【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信は、JPX日経インデックス400連動型ETFの中では、信託報酬は最も高いものの、流動性は最も高くなっています。

ただ、そもそも日経インデックス400連動型ETFは、TOPIX連動型ETFと比べると値上がり益・分配金利回りは変わらないにも関わらず、信託報酬・流動性リスクが高いだけの銘柄です。

日本株のインデックス投資をするなら、信託報酬が低く流動性リスクが小さいTOPIX連動型ETFの方をおすすめします。