【働く女性の強い味方】女性におすすめの生命保険6選!~定期保険、終身保険、収入保障保険別~

「女性におすすめの生命保険って、どれだろう?」と、お困りではありませんか?

女性の就業数が史上初めて3,000万人を超えるなど、男性優位とされていた日本の職場でも、働く女性の活躍が目立っています。

女性は乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気に罹るリスクもあるため、万一の際に備えた生命保険に加入しておくことがおすすめです。

生命保険の特徴やメリットを理解して、女性におすすめの生命保険に加入しておきましょう!

 

女性が生命保険に加入するメリット

生命保険(死亡保険)とは、被保険者が亡くなったときあるいは高度障害状態になった場合に、保険金が受け取れることを保障する金融商品です。

生命保険の種類と特徴について

生命保険には、定期保険、終身保険、収入保障保険の3種類があります。

定期保険とは、契約期間中に被保険者が亡くなった場合に、一括で保険金が受け取れる生命保険です。終身保険と比較すると、保険料は安く、受け取れる保険金は高めに設定されています。

終身保険とは、一生涯の死亡保障がされる生命保険です。定期保険と比較すると、保険料は高く、死亡保険料も安くなりますが、貯蓄機能がある保険として活用することができます。また、保険料は一生涯変わりません。

収入保障保険とは、死亡保険金を年金形式で受け取ることができる生命保険です。被保険者の年齢が進むにつれて保険料・死亡保険金が減少していくことから、最も合理的な生命保険と言われます。

上記3種類の生命保険の違いをまとめると、次の表のようになります。

定期保険終身保険収入保障保険
保険期間契約期間一生涯契約期間
メリット終身保険と比べて保険料が安く、死亡保険金が高い。貯蓄機能があり、保険料は一生涯変わらない。保険金を年金形式で受け取れる、保険料が年々安くなる。
デメリット保険料は掛け捨てとなる。定期保険と比べると保険料が高くなる。保険料は掛け捨てとなる。

 

生命保険に入るべき女性とは?

どのタイプの生命保険であっても、生命保険は「万一のことがあった場合に、残された家族の生活費保障を目的として加入する保険」であると認識しておくことが非常に重要です。

この目的に照らし合わせて考えると、生命保険に入るべき女性とはズバリ、一家にもたらしている収入が大きい働く女性となります。

亡くなってしまったり、障害を伴うような大病を患ったりして、収入が途絶えてしまった場合のリスクヘッジとして加入することに、生命保険のメリットはあります。

万一、自分がそのような事態に陥ってしまったときに、「残された家族の生活費や子どもの教育費が払えなくなってしまう……」という場合にのみ生命保険に加入するようにしましょう。

生命保険は、残された家族のためのリスクヘッジに特化した金融商品であり、資産形成に特化した金融商品ではありません。

専業主婦やパート主婦の場合には、生命保険ではなく、銀行に貯金をするか、株式投資や投資信託などの投資性金融商品に投資することをおすすめします。

働く女性が増えてきた昨今において、女性が一家の家計を支える役割を担うことも多くなってきています。女性が生命保険に加入するメリットは、この上なく高まっていると言えるでしょう。

 

女性におすすめの生命保険の選び方ポイント

・保険料を安く済ませたい場合には「定期保険」、貯蓄機能も求めたい場合には「終身保険」、合理的に保険を活用したい場合には「収入保障保険」がおすすめとなる。
・「月額保険料」を要チェック。今回は30歳・女性、40歳・女性、50歳・女性の3通りを表示。
・「死亡保険金」を要チェック。
・「保険期間」(保険料払込期間)もチェックしておこう。

生命保険には3種類のタイプがありますが、保険料を安く済ませたい場合には「定期保険」、貯蓄機能も求めたい場合には「終身保険」、合理的に保険を活用したい場合には「収入保障保険」がおすすめとなります。

保険のタイプは違っても、保険の選び方ポイントは共通です。女性におすすめの生命保険の選び方ポイントを抑えておきましょう。

まず重要となるポイントは、「月額保険料」です。なお、今回は、女性の年代別に、30歳・女性、40歳・女性、50歳・女性の保険料をそれぞれ表示しています。

次に、受けられる保障として「死亡保険金」を抑えておきましょう。定期保険・終身保険の場合は一括で受け取れる保険金額、収入保障保険の場合は月額金額となります。今回は、定期保険は1,000万円、終身保険は200万円、収入保障保険は月額10万円としています。女性の家庭への経済的寄与度が高い場合は、保険料を増額しても構いません。

最後に、「保険期間」(保険料払込期間)をチェックしておきましょう。

 

女性におすすめの定期保険2選!

女性におすすめの定期保険をランキング形式で見ていきましょう。

第2位 月額保険料が安い!メディケア生命「メディフィット定期」

メディケア生命「メディフィット定期」

月額保険料(30歳・女性)772円
月額保険料(40歳・女性)1,378円
月額保険料(50歳・女性)2,595円
死亡保険金1,000万円
保険期間10年

メディケア生命の「メディフィット定期」は、月額保険料が安いことに特徴がある定期保険です。30歳・女性の場合は月額772円、40歳・女性の場合は月額1,378円、50歳・女性の場合は月額2,595円と、非常にお手頃な保険料で死亡保険金1000万円が保障されます。

 

第1位 保険料が安くなる年払いに対応!チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX(非喫煙優良体型)」

チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」

月額保険料(30歳・女性)920円
月額保険料(40歳・女性)1,460円
月額保険料(50歳・女性)2,520円
死亡保険金1,000万円
保険期間10年

チューリッヒ生命の「定期保険プレミアムDX」は、非喫煙者で健康体な方は割引を受けることができる定期保険です。また、支払い方法は月払いよりもお得になる年払いにも対応しています。保険料が多くなるほど年払いの効果は大きく、50歳・女性で死亡保険金1,000万円のプランなら、年払いにすることで年間1,060円得になります。

 

女性におすすめの定期保険比較一覧表

定期保険特徴月額保険料(30歳・女性)月額保険料(40歳・女性)月額保険料(50歳・女性)死亡保険金保険期間
チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX(非喫煙優良体型)」保険料が得になる年払いに対応920円1,460円2,520円1,000万円10年
メディケア生命「メディフィット定期」月額保険料が最安値帯772円1,378円2,595円1,000万円10年

 

女性におすすめの終身保険2選!

女性におすすめの終身保険をランキング形式で見ていきましょう。

第2位 三大疾病・災害特約を付けられる!アフラック「かしこく備える終身保険(ノンスモーカー割引特約)」

アフラック「かしこく備える終身保険」

月額保険料(30歳・女性)2,742円
月額保険料(40歳・女性)3,362円
月額保険料(50歳・女性)4,294円
死亡保険金200万円
保険期間終身

アフラックの「かしこく備える終身保険」は、タバコを吸わない場合にノンスモーカー割引特約で保険料が安くなることが特徴の終身保険です。基本となる死亡保障に加えて、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)に罹った場合に以後の保険料が発生しなくなる三大疾病保険料払込免除特約、不慮の事故で亡くなった際の災害死亡割増特約を付加することもできます。

 

第1位 保険料が安い!オリックス生命「終身保険RISE [ライズ]」

オリックス生命「終身保険RISE [ライズ]」

月額保険料(30歳・女性)2,420円
月額保険料(40歳・女性)3,022円
月額保険料(50歳・女性)3,930円
死亡保険金200万円
保険期間終身

オリックス生命の「終身保険RISE [ライズ]」は、終身保険の中でも月額保険料が安いことが特徴の生命保険です。保険料が一生涯上がらない終身型であり、解約払戻金もあるため長期的な資産形成としても活用することができます。

 

女性におすすめの終身保険比較一覧表

終身保険特徴月額保険料(30歳・女性)月額保険料(40歳・女性)月額保険料(50歳・女性)死亡保険金保険期間
オリックス生命「終身保険RISE [ライズ]」月額保険料が安い2,420円3,022円3,930円200万円終身
アフラック「かしこく備える終身保険(ノンスモーカー割引特約)」三大疾病保険料払込免除特約、災害死亡割増特約を付加できる2,742円3,362円4,294円200万円終身

 

女性におすすめの収入保障保険2選!

女性におすすめの収入保障保険をランキング形式で見ていきましょう。

第2位 非喫煙・BMI・血圧割引!メディケア生命「メディフィット収入保障(非喫煙者優良体)」

メディケア生命「メディフィット収入保障」

月額保険料(30歳・女性)1,530円
月額保険料(40歳・女性)1,873円
月額保険料(50歳・女性)2,509円
死亡保険金(月額給付金)10万円
保険期間60歳まで

メディケア生命の「メディフィット収入保障」は、メディケア生命所定の基準(喫煙の状況、体格(BMI)、血圧値)で保険料率が安くなることが特徴の収入保障保険です。過去1年以内に喫煙をしておらず、BMIが17以上28未満かつ血圧が90から140の場合には優良体となり、大きな割引となります。また、3大疾病保険料払込免除特約を付加すると、がん、急性心筋梗塞、脳卒中になった際に以後の保険料が免除されます。

 

第1位 月額保険料最安!T&Dフィナンシャル生命「家計にやさしい収入保障(非喫煙者健康体)」

T&Dフィナンシャル生命「家計にやさしい収入保障」

月額保険料(30歳・女性)1,490円
月額保険料(40歳・女性)1,600円
月額保険料(50歳・女性)2,120円
死亡保険金(月額給付金)10万円
保険期間60歳まで

T&Dフィナンシャル生命の「家計にやさしい収入保障」は、タバコを吸っておらず、BMIと血圧が正常値なら非喫煙者健康体となり大きな割引が受けられる収入保障保険です。月額2,000円前後の保険料で、遺族年金が毎月10万円支給されるようになるという、生命保険の中では圧倒的なコストパフォーマンスを誇っています。

 

女性におすすめの収入保障保険比較一覧表

収入保障保険特徴月額保険料(30歳・女性)月額保険料(40歳・女性)月額保険料(50歳・女性)死亡保険金(月額給付金)保険期間
T&Dフィナンシャル生命「家計にやさしい収入保障(非喫煙者健康体)」月額保険料最安1,490円1,600円2,120円10万円60歳まで
メディケア生命「メディフィット収入保障(非喫煙者優良体)」3大疾病保険料払込免除特約を付加できる1,530円1,873円2,509円10万円60歳まで

 

女性が生命保険に加入するときの注意点

女性が生命保険に加入するときの注意点を抑えておきましょう。

専業主婦やパート主婦は加入する必要はない

日本人は、保険に金融商品以上の感情的な価値を見出す傾向がありますが、生命保険はあくまで金融商品でしかありません。その目的を合理的に考えた上で加入すべきです。

生命保険は「万一のことがあった場合に、残された家族の生活費保障を目的として加入する保険」であり、「お金を稼ぐ人が亡くなった場合のリスクヘッジ」として価値があります。

この金融商品の特徴からすると、生命保険は、一家に収入をもたらしている人だけが加入することに意味があります。

夫の収入が家計収入の大半を占めている専業主婦やパート主婦の場合は、夫にのみ生命保険を掛けておくことが合理的となります。

また、生命保険はあくまでリスクヘッジのための金融商品であり、資産形成に強みを持つ金融商品ではありません。

専業主婦やパート主婦が資産形成をするとしても、生命保険ではなく、銀行預金や投資信託などの投資性金融商品で資産形成した方が合理的です。

 

女性は長生きする傾向があるため生命保険は合理的ではない

統計的に見れば、女性は男性に比べて長生きする傾向があるため、男性ほどには生命保険に加入することは合理的ではない側面があります。

厚生労働省が発表している最新の「平成30年簡易生命表」によると、女性の94.5%が65歳まで生存していることが分かります。
出典:厚生労働省

働く女性は、万一の場合に備えて生命保険に加入しておくべきだと言えますが、統計から合理的にに考えれば、それほど高いプランに入る必要はありません。

子どものためを考えるなら、生命保険は保険金1,000万円程度のプランに加入しておくに留めておき、あとは貯蓄や投資に回して人生100年時代の長い老後に備えることをおすすめします。