【女性保険特集】女性におすすめの医療保険8選!

女性の方で医療保険への加入を検討している方は少なくないかと思われますが、女性の場合は一般的な病気に加えて、乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気に対する備えも必要です。

医療保険の中には、女性特有の病気に手厚い保障を受けられる「女性保険」と呼ばれる商品があります。

保険会社が提供している女性保険の特徴を理解して、お得な女性保険に加入していきましょう。

 

  1. 女性が医療保険(女性保険)に入るメリット
  2. 女性におすすめの医療保険(女性保険)の選び方ポイント
  3. 女性におすすめの医療保険(女性保険)8選!
    1. 第8位 女性特有の病気・がんに手厚い医療保険!ライフネット生命「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース(おすすめコース)」
    2. 第7位 女性特有の病気に特化した医療保険!楽天生命あんしんプラス(女性サポート)
    3. 第6位 短期入院の保障が手厚い!アフラック「ちゃんと応える医療保険 レディースEVER」
    4. 第5位 オプションや特約が充実!メディケア生命「メディフィットA(エース) 女性専用パック」
    5. 第4位 3年ごとに生存給付金が受け取れる!損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「女性のための入院保険 フェミニーヌ(プラン1)」
    6. 第3位 がんに手厚い女性保険!オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」
    7. 第2位 カスタマイズ性が高い終身医療保険!チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX Lady」
    8. 第1位 女性向け入院保障が手厚い!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療[女性プラン]」
  4. 女性におすすめの医療保険(女性保険)比較一覧表
  5. 女性が医療保険(女性保険)に入るときの注意点
    1. 貯金があるなら医療保険に加入する必要はない
    2. 各年代で貯金がいくらあれば女性保険に加入する必要はないか?

女性が医療保険(女性保険)に入るメリット

医療保険とは、病気やケガを治療する際に保障を受けることができる保険のことです。

医療保険は、入院時に給付金が受け取れる「入院保障」と、手術を受けるときに給付金が受け取れる「手術保障」の2つが基本保障となっています。

公益財団法人・生命保険文化センターが発表した「平成28年度「生活保障に関する調査」によると、女性の入院時の自己費用負担額の平均は22.3万円、平均入院日数は18.6日となっています。
※出典:生命保険文化センター

医療保険に加入していれば、「入院保障」と「手術保障」によって給付金が支給されるため、入院時の自己費用負担額の大部分をまかなうことができます。

特に、女性の場合は乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気への備えも必要になってきますが、医療保険の中でも、女性特有の病気に手厚い保障を受けられる商品は「女性保険」と呼ばれています。

ただ、女性保険を含む医療保険は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応するための保険」であると認識しておくことが重要です。

入院や手術が必要になるほどの病気やケガ、女性特有の病気に罹ってしまう確率は高くはありません。

このため、入院費をまかなえるだけの貯金がある場合には、わざわざ医療保険に入って毎月の保険料を払うのは合理的とは言えません。

問題なのは、貯金がない人が、入院・手術が必要な病気を患ってしまった場合です。入院中は仕事もできなくなるため、家族にも経済的負担を掛けてしまうことになりかねません。このような事態において医療保険は力を発揮します。

 

女性におすすめの医療保険(女性保険)の選び方ポイント

・「月額保険料」を要チェック。ランキングでは30歳・女性、40歳・女性、50歳・女性の3パターンを比較。
・「入院給付金」「入院給付金(女性特有の病気)」「手術給付金」は必ず抑えておくこと。・
・「保険期間」(保険料払込期間)も要確認。
・「先進医療特約」が付いているかどうかも要チェック。
・「がん特約」にはどのようなものがあるかもチェック。40代以上の場合はより重要なポイントになる。

女性におすすめの医療保険(女性保険)の選び方ポイントを見ていきましょう。

まず、「月額保険料」を要チェックしましょう。「月額保険料」は安いに越したことはありませんが、安くてもサービス内容が悪くなってしまっては意味がありません。サービス内容と比べた上でお得な医療保険を選んでいきましょう。なお、今回は、30歳・女性、40歳・女性、50歳・女性の3パターンの月額保険料を見ていきます。

医療保険の基本保障となる「入院給付金」「入院給付金(女性特有の病気)」「手術給付金」は必ずチェックしましょう。特に、「入院給付金」は医療保険の核となるサービスです。保障される入院期間も含めて抑えておくことが重要です。生命保険文化センターの資料によると、女性の入院1日あたりの自己負担費用は平均19,167円となっています。女性特有の病気の場合は入院給付金がプラスされるため、1日1万円のコースを選ぶことをおすすめします。

続いて、「保険期間」(保険料払込期間)もチェックしておきましょう。

「先進医療特約」が付いていることも要チェックです。先進医療とは、厚生労働大臣が定める高度な医療技術のことで、診察・検査・投薬・入院料など一般治療部分には健康保険が適用されますが、技術料は全額自己負担となります。医療保険に「先進医療特約」が付帯していれば、技術料に対する給付金が支給されます。

最後に、今や日本人の死因で最も多くなっているがんに備えた「がん特約」にはどのようなものが付けられるかを抑えておきましょう。がん(悪性新生物)は、日本人の死因で最も多くなっていますが、この傾向は40代から50代に掛けてより顕著となっています。
※出典:厚生労働省

 

女性におすすめの医療保険(女性保険)8選!

女性特有の病気に対する保障が付いた女性におすすめの医療保険をランキング形式で見ていきましょう。

第8位 女性特有の病気・がんに手厚い医療保険!ライフネット生命「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース(おすすめコース)」

ライフネット生命「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース(おすすめコース)」

月額保険料(30歳・女性) 5,836円
月額保険料(40歳・女性) 7,443円
月額保険料(50歳・女性) 9,759円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+10,000円
手術給付金 1回10万円
保険期間 終身
先進医療特約 あり
がん特約 がん治療給付金(100万円)

ライフネット生命の「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース」は、女性特有の病気による入院に手厚い女性専用の医療保険です。がん・先進医療にも備えられる<おすすめコース>と、入院・手術だけ備える<エコノミーコース>の2プランがあります。<おすすめコース>の月額保険料は、他の女性保険と比べるとやや高くなっていますが、保険料相応の充実した保障を受けることができます。女性特有の病気で入院した際には、入院給付金が2倍となるほか、先進医療特約は自動付帯、がん治療給付金(100万円)が自動付帯します。<エコノミーコース>にすると、先進医療特約とがん治療給付金(100万円)がなくなる代わりに保険料がグッと安くなり、同条件では30歳・女性は3,552円、40歳・女性は4,261円、50歳・女性は5,523円となります。

 

第7位 女性特有の病気に特化した医療保険!楽天生命あんしんプラス(女性サポート)

楽天生命あんしんプラス(女性サポート)

月額保険料(30歳・女性) 3,020円
月額保険料(40歳・女性) 3,420円
月額保険料(50歳・女性) 4,260円
入院給付金
入院給付金(女性特有の病気) 20万円
手術給付金
保険期間 10年
先進医療特約 なし
がん特約 女性特定ガン治療給付金(100万円)

楽天生命あんしんプラス(女性サポート)は、女性特有の病気を一時金で支援する医療保険です。妊娠・分娩の合併症、流産、帝王切開、関節リウマチ、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの女性特有の病気に罹った場合に入院日数に関わらず入院給付金が支給されます。また、乳がんや子宮がんなどの女性特有のがんになった場合には、女性特定ガン治療給付金が入院給付金の5倍の額が支給され、乳がんなどの場合には乳房再建術も一時金でサポートされます。ただ、多くの女性保険が医療保険の延長上で女性特有の病気をサポートしていますが、この保険では女性特有の病気にしか給付金が出ない点がネックとなります。

 

第6位 短期入院の保障が手厚い!アフラック「ちゃんと応える医療保険 レディースEVER」

アフラック「ちゃんと応える医療保険 レディースEVER」

月額保険料(30歳・女性) 3,115円
月額保険料(40歳・女性) 3,700円
月額保険料(50歳・女性) 5,280円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+5,000円
手術給付金 1回10万円
保険期間 終身
先進医療特約 オプション対応(+99円)
がん特約 三大疾病保険料払込免除特約、三大疾病一時金特約、三大疾病無制限型長期入院特約

アフラックの「ちゃんと応える医療保険 レディースEVER」は、ライフステージの変化にあわせて柔軟に保障を選べる女性のための終身医療保険です。短期入院への保障も手厚く、5日未満の入院でも、一律5日分の入院給付金が支払われます。病気やケガの治療を目的として乳房、子宮、卵巣の所定の手術1を受けたときに1回20万円、乳房再建術を受けたときに1回50万円が支給される女性特定手術特約を付けることもできます。最大2,000万円までの先進医療が保障される先進医療特約はもちろん、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病になったときの特約も付加することが可能です。保険料はやや上がりますが、通院保障が付いている<通院ありプラン>にすると、退院後だけでなく入院前の通院も保障されます。

 

第5位 オプションや特約が充実!メディケア生命「メディフィットA(エース) 女性専用パック」

メディケア生命「メディフィットA(エース) 女性専用パック」

月額保険料(30歳・女性) 3,405円
月額保険料(40歳・女性) 3,880円
月額保険料(50歳・女性) 5,115円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+5,000円
手術給付金 1回10万円
保険期間 終身
先進医療特約 オプション対応(+110円)
がん特約 腫瘍用薬治療給付金、3大疾病保険料払込免除特約、7大生活習慣病入院給付金、がん診断給付金(一時金)、3大疾病保険金(一時金)

メディケア生命の「メディフィットA(エース) 女性専用パック」は、さまざまなオプションや特約に対応したカスタマイズ性が高い女性向け医療保険です。保険料は上がりますが、がん・急性心筋梗塞・脳卒中による入院で支払い無制限となる<3大入院無制限タイプ>、がんを含む7大生活習慣病による入院で支払い無制限となる<7大入院無制限タイプ>を選ぶこともできます。また、がん診断時に給付金を受け取れる「がん診断特約」や「抗がん剤(腫瘍用薬)治療特約」、「3大疾病保険料払込免除特約」など、がんに備えた特約を多数付けることもできます。

 

第4位 3年ごとに生存給付金が受け取れる!損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「女性のための入院保険 フェミニーヌ(プラン1)」

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「女性のための入院保険 フェミニーヌ(プラン1)」

月額保険料(30歳・女性) 8,527円
月額保険料(40歳・女性) 8,653円
月額保険料(50歳・女性) 10,706円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)、入院一時金10万円
入院給付金(女性特有の病気) 1日+5,000円
手術給付金 1回5万円~40万円
保険期間 15年
先進医療特約 あり
がん特約 三大疾病支払日数無制限特則

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「女性のための入院保険 フェミニーヌ(プラン1)」は、保障の手厚さが特徴の医療保険です。月額保険料は高くなっていますが、3年ごとに生存しているごとに生存給付金を受け取ることができます。1日1万円コースのプラン1では、3年生存ごとに15万円の生存給付金を受け取れます。生存給付金は生存していればよく、入院していても受け取ることができます。さらに、入院した場合には入院給付金に加えて入院一時金も支給されます。先進医療特約が付帯するのはもちろん、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で入院した場合には無制限で入院保障、死亡されたときには、死亡保険金として300万円が保障。保障内容の手厚さでは、最もおすすめの女性保険です。

 

第3位 がんに手厚い女性保険!オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」

オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」

月額保険料(30歳・女性) 3,158円
月額保険料(40歳・女性) 3,455円
月額保険料(50歳・女性) 4,432円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+5,000円
手術給付金 1回20万円
保険期間 終身
先進医療特約 あり
がん特約 重度三疾病一時金特約、がん一時金特約、がん通院特約

オリックス生命の「医療保険 新CURE Lady」は、乳がんや子宮筋腫といった女性特有の病気はもちろん、胃がんや結腸がんなど全てのがんで入院した場合にも女性入院給付金が上乗せ保障される医療保険です。先進医療を受けた際の技術料が最大2,000万円まで保障される先進医療特約も付帯しており、重度三疾病一時金特約やがん一時金特約、がん通院特約といったがん特約を付けることも可能です。

 

第2位 カスタマイズ性が高い終身医療保険!チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX Lady」

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX Lady」

月額保険料(30歳・女性) 2,500円
月額保険料(40歳・女性) 3,150円
月額保険料(50歳・女性) 4,555円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+5,000円
手術給付金 1回5万円
保険期間 終身
先進医療特約 オプション対応(+132円)
がん特約 7大疾病延長入院特約、3大疾病診断給付金特約、3大疾病保険料払込免除特約

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX Lady」は、さまざまな保険の設計ができる女性向け終身医療保険です。女性特有の病気で入院した場合には、1日5,000円の女性特定疾病入院給付金が入院給付金に追加支給されます。先進医療特約をオプションで付けることができ、がん特約として7大疾病延長入院特約、3大疾病診断給付金特約、3大疾病保険料払込免除特約を付けることも可能です。また、月払いの他にも年間保険料がお得になる年払いにも対応しています。

 

第1位 女性向け入院保障が手厚い!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療[女性プラン]」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療[女性プラン]」

月額保険料(30歳・女性) 3,190円
月額保険料(40歳・女性) 3,840円
月額保険料(50歳・女性) 5,320円
入院給付金 1日10,000円(1入院60日)
入院給付金(女性特有の病気) 1日+10,000円
手術給付金 1回5万円
保険期間 終身
先進医療特約 オプション対応(+120円)
がん特約 3大疾病保険料払込免除特約

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身医療[女性プラン]」は、がんや女性特有の病気(乳がん、子宮がん、子宮筋腫など)に特に手厚く対応したプランです。アクサダイレクトの終身医療に女性疾病入院特約を付けることによって、女性特有の病気で入院した場合には、入院給付金と同額の給付金が支給されます。保険料と入院給付金の手厚さという観点から見れば、最もおすすめの女性向け医療保険となります。

 

女性におすすめの医療保険(女性保険)比較一覧表

女性保険 月額保険料(30歳・女性) 月額保険料(40歳・女性) 月額保険料(50歳・女性) 入院給付金 入院給付金(女性特有の病気) 手術給付金 保険期間 先進医療特約
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療[女性プラン]」 3,190円 3,840円 5,320円 10,000円(1入院60日) 10,000円 5万円 終身 オプション対応(+120円)
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX Lady」 2,500円 3,150円 4,555円 10,000円(1入院60日) 5,000円 5万円 終身 オプション対応(+132円)
オリックス生命「医療保険 新CURE Lady」 3,158円 3,455円 4,432円 10,000円(1入院60日) 5,000円 20万円 終身
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「女性のための入院保険 フェミニーヌ(プラン1)」 8,527円 8,653円 10,706円 10,000円(1入院60日)、入院一時金10万円 5,000円 5万円~40万円 15年
メディケア生命「メディフィットA(エース) 女性専用パック」 3,405円 3,880円 5,115円 10,000円(1入院60日) 5,000円 10万円 終身 オプション対応(+110円)
アフラック「ちゃんと応える医療保険 レディースEVER」 3,115円 3,700円 5,280円 10,000円(1入院60日) 5,000円 10万円 終身 オプション対応(+99円)
楽天生命あんしんプラス(女性サポート) 3,020円 3,420円 4,260円 20万円 10年 ×
ライフネット生命「終身医療保険 新じぶんへの保険レディース(おすすめコース)」 5,836円 7,443円 9,759円 10,000円(1入院60日) 10,000円 10万円 終身

 

女性が医療保険(女性保険)に入るときの注意点

女性が女性向け医療保険に入るときの注意点を抑えておきましょう。

貯金があるなら医療保険に加入する必要はない

医療保険は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応するための保険」です。この医療保険の目的は、女性特有の病気に罹るリスクがある女性向け医療保険であろうと変わりません。

万一にケガや病気で入院することになった場合でも、入院代・手術台を十分まかないきれる貯金があるなら、わざわざ医療保険に加入する合理的な理由はありません。

ケガや病気で入院したり、乳がんや子宮がんになったりする確率は非常に低いものです。確率的に高くないことに備えて、決して安くはない毎月の保険代を払うのは合理的ではありません。

万一の備えができる十分な備えがあるなら、医療保険に払う分のお金を貯金や投資などの資産形成に振り向けた方が合理的です。

日本人は「保険」と聞くと「入らないと不安」と連想する人が多く、保険に金融商品以上の感情的な価値を持ってしまう人が少なくありません。保険は感情ではなく合理的に考えて加入するようにしましょう。

 

各年代で貯金がいくらあれば女性保険に加入する必要はないか?

それでは、具体的にはいくらの貯金があれば、医療保険(女性保険)に加入する必要がなくなるかを考えておきましょう。

公益財団法人・生命保険文化センターが発表した「平成28年度「生活保障に関する調査」によると、女性の入院時の自己費用負担額の平均は22.3万円となっています。この調査では、各年代の女性の平均額は示されていませんが、男性を含めた年齢別の平均を見てみると、30代は19.0万円、40代は25.6万円、50代は23.2万円となっています。
※出典:生命保険文化センター

もちろん、入院費の平均が22.3万円だからといって、23万円以上の貯金があれば医療保険に入る必要がないとは言えません。これはあくまで平均であり、入院が長引くケースもあれば、生活費も掛かってくるためです。

一つの目安としては、3ヶ月入院した場合の生活費と入院代があれば十分だと言えます。

大体の目安としては、30代女性の場合は100万円、40代女性の場合は150万円、50代女性は125万円程度の貯金があれば、医療保険に加入するメリットはほとんどなくなると考えておくとよいでしょう。

少なくとも、200万円以上の貯金があれば、女性が医療保険に入るメリットはなくなると言えそうです。