・当サイトでおすすめの高配当米国株について、最新情報を記載しています。
・連続増配年数30年以上の銘柄の中から、配当利回り・株価チャート・セクター分散を考慮して銘柄選定しています。
・連続増配年数10年以上の銘柄については、配当利回りが極めて高い銘柄を選定しています。
・米国株配当金再投資でおすすめの投資方法については、こちらの記事を参照ください。
・「連続増配年数」や「配当金」については、「Dividend.com」の2022年1月31日時点のデータを参照しています。
・なお、米国株配当金再投資におすすめの証券会社については、こちらのページを参照ください。
連続増配年数30年以上でおすすめの高配当米国株10選!
【T】AT&T
株価 | 25.21ドル |
配当金 | 2.08ドル |
配当利回り | 8.25% |
連続増配年数 | 36年 |
【T】AT&Tは、米国の通信業持株会社です。
配当利回りは約8%となっており、連続増配年数30年以上の米国株の中では最も高くなっています。
米国株配当金再投資のポートフォリオに加えておきたい銘柄です。
ただ、株価は下落トレンドにあることには注意が必要で、株価の下落によって、配当利回りが高水準となっている点は否めません。
なお、通信セクターの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【TDS】Telephone And Data Systems(連続増配年数48年、配当利回り3.50%)
※追記(2022年4月12日)
・AT&Tの連続増配年数が36年で止まり、株価が下落した上で配当利回りも5.65%まで低下しています。単に配当利回りが高いだけの逆張り銘柄となっているため、おすすめできません。注意しておきましょう。
【UVV】Universal
株価 | 54.77ドル |
配当金 | 3.12ドル |
配当利回り | 5.69% |
連続増配年数 | 51年 |
【UVV】Universalは、米国のタバコ商社です。
連続増配年数51年でありながら、配当利回りは5%強と非常に高く、米国株配当金再投資のポートフォリオに加えておきたい銘柄です。
ただ、株価は下落トレンドにあることには注意が必要で、株価の下落によって、配当利回りが高水準となっている点は否めません。
【NNN】National Retail Properties
株価 | 43.4ドル |
配当金 | 2.12ドル |
配当利回り | 4.88% |
連続増配年数 | 33年 |
【NNN】National Retail Propertiesは、米国REITです。
米国株ではありませんが、連続増配年数30年以上の銘柄の中では、配当利回りは高水準となっている銘柄です。
株価チャートを見てみると、2020年コロナショックで大暴落となっていますが、コロナショック以降は回復してきています。
米国株配当金再投資のポートフォリオの一角に加えても問題ありませんが、REITであることと、株価下落の影響が大きかったことの2点について考慮しておくようにしましょう。
なお、米国REITの高配当銘柄としては、他に次のような銘柄があります。
・【UHT】Universal Health Realty Income Trust(連続増配年数37年、配当利回り4.87%)
・【FRT】Federal Realty Investment Trust(連続増配年数54年、配当利回り3.41%)
ただ、残念ながら、3大ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)では取り扱っていません。
【XOM】Exxon Mobil
株価 | 75.28ドル |
配当金 | 3.52ドル |
配当利回り | 4.67% |
連続増配年数 | 38年 |
【XOM】Exxon Mobilは、米国の石油化学メーカーで、米国最大手のエネルギー会社として知られています。
連続増配年数38年となっており、配当利回りは4%強と大きくなっています。
2020年コロナショックで株価暴落しましたが、脱炭素を背景とする石油資源高騰によって株価は戻してきています。
今後、脱炭素によって業績が低迷するか、石油資源への過少投資による石油資源高の恩恵を受けるかは不透明ですが、米国株配当金再投資のポートフォリオに加えておいて問題ないでしょう。
なお、エネルギーセクターの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【BKH】Black Hills(連続増配年数52年、配当利回り3.52%)
・【CVX】Chevron(連続増配年数34年、配当利回り4.34%)
・【ED】Consolidated Edison(連続増配年数47年、配当利回り3.73%)
・【NFG】National Fuel Gas(連続増配年数52年、配当利回り3.02%)
・【NWN】Northwest Natural Holding(連続増配年数66年、配当利回り4.06%)
・【UGI】UGI(連続増配年数35年、配当利回り3.06%)
【MCY】Mercury General
株価 | 54.43ドル |
配当金 | 2.54ドル |
配当利回り | 4.66% |
連続増配年数 | 35年 |
【MCY】Mercury Generalは、個人向け自動車保険を販売する米国の保険持株会社です。
連続増配年数30年以上の銘柄の中では、配当利回りは4%強と高くなっています。
株価は横ばいとなっており比較的安心感があるため、米国株の配当金再投資ポートフォリオに加えておくことにおすすめです。
なお、保険セクターの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【ORI】Old Republic International(連続増配年数41年、配当利回り3.43%)
【LEG】Leggett & Platt
株価 | 38.62ドル |
配当金 | 1.68ドル |
配当利回り | 4.35% |
連続増配年数 | 51年 |
【LEG】Leggett & Plattは、米国の家庭用家具・商業用備品メーカーです。
連続増配年数51年で、配当利回りも約4%と大きく、米国株配当金再投資ポートフォリオに加えておきたい銘柄です。
株価チャートは長い目で見ると横ばいとなっていますが、配当金投資において特に問題はないでしょう。
【UBSI】United Bankshares
株価 | 35.17ドル |
配当金 | 1.44ドル |
配当利回り | 4.09% |
連続増配年数 | 47年 |
【UBSI】United Banksharesは、米国の銀行持株会社です。
連続増配年数47年となっており、配当利回りは3%強の高配当株となっています。
銀行株として、米国株の配当金再投資ポートフォリオに加えておいても問題ないでしょう。
なお、銀行セクターの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【CTBI】Community Trust Bancorp(連続増配年数42年、配当利回り3.61%)
【ABBV】Abbvie
株価 | 137.92ドル |
配当金 | 5.64ドル |
配当利回り | 4.08% |
連続増配年数 | 50年 |
【ABBV】Abbvieは、米国の医薬品メーカーです。
連続増配年数50年でありながら、4%を超える高い配当利回りとなっています。
2019~2021年の3年間で株価が倍増しており、成長株でありながら高配当銘柄であることから、米国株配当金ポートフォリオに加えておきたい銘柄です。
なお、医薬品セクターの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【CAH】Cardinal Health(連続増配年数34年、配当利回り3.72%)
【AMCR】Amcor
株価 | 11.94ドル |
配当金 | 0.48ドル |
配当利回り | 4.02% |
連続増配年数 | 39年 |
【AMCR】Amcorは、オーストラリアの包装・パッケージ多国籍企業です。
連続増配年数39年となっており、配当利回りも約4%と高水準の銘柄です。
株価はほぼ横ばいとなっており、米国株配当金再投資のポートフォリオに加えても問題ない銘柄と言えるでしょう。
なお、包装メーカーの高配当米国株としては、他に次のような銘柄があります。
・【SON】Sonoco Products(連続増配年数40年、配当利回り3.17%)
【KO】Coca-Cola
株価 | 60.84ドル |
配当金 | 1.68ドル |
配当利回り | 2.76% |
連続増配年数 | 60年 |
【KO】Coca-Colaは、言わずと知れた世界的な飲料メーカーです。
配当利回りはそこまで高くはありませんが、連続増配年数60年であり、株価が高値圏であることを考えると問題ありません。
米国株配当金再投資の基本となるディフェンシブ銘柄です。
この銘柄を最も基本的なディフェンシブ銘柄と考えて、米国株配当金再投資ポートフォリオを構成していくようにしましょう。
連続増配年数10年以上でおすすめの高配当米国株3選!
【MMP】Magellan Midstream Partners
株価 | 48.69ドル |
配当金 | 4.15ドル |
配当利回り | 8.52% |
連続増配年数 | 20年 |
【MMP】Magellan Midstream Partnersは、米国で石油精製品の輸送を手掛ける企業です。
連続増配年数は20年と30年未満ではありますが、圧倒的な配当利回りの大きさからして、米国株配当金再投資ポートフォリオに加えるのもおすすめです。
エネルギーセクターの高配当米国株としておすすめの【XOM】Exxon Mobilと比べると、連続増配年数は18年短いものの、配当利回りは2倍弱となっています。
エネルギーセクターの高配当米国株として両銘柄をポートフォリオに加えておくのも問題ありません。
なお、エネルギーセクターで特に配当利回りが大きい銘柄としては、他に次のような銘柄があります。
・【EPD】Enterprise Products Partners(連続増配年数25年、配当利回り7.86%)
・【OKE】Oneok(連続増配年数19年、配当利回り6.30%)
ただ、残念ながら、3大ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)では取り扱っていません。
【OHI】Omega Healthcare Investors
株価 | 30.82ドル |
配当金 | 2.68ドル |
配当利回り | 8.69% |
連続増配年数 | 19年 |
【OHI】Omega Healthcare Investorsは、医療施設向けの不動産に投資する米国REITです。
連続増配年数は19年とやや短いですが、圧倒的な配当利回りの大きさからして、米国株配当金再投資ポートフォリオに加えるのもおすすめです。
なお、高配当の米国REITとしておすすめの【NNN】National Retail Propertiesと比べると、連続増配年数は約20年短いものの、配当利回りは2倍弱となっています。
高配当米国REITとして両銘柄をポートフォリオに加えておくのも問題ありません。
ただ、残念ながら、3大ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)では取り扱っていません。
【MO】Altria Group
株価 | 50.48ドル |
配当金 | 3.60ドル |
配当利回り | 7.13% |
連続増配年数 | 13年 |
【MO】Altria Groupは、米国のたばこ商社です。
連続増配年数は13年とやや短いものの、圧倒的な配当利回りの大きさからして、米国株配当金再投資ポートフォリオに加えるのもおすすめです。
※米国株サイトによっては、50年以上連続増配年数としている場合もありますが、当サイトが参照している「Dividend.com」では上記の通りとなっています。
なお、たばこ商社で高配当米国株としておすすめの【UVV】Universalと比べると、連続増配年数は短いものの、配当利回りは高くなっています。
たばこ商社の高配当米国株として両銘柄をポートフォリオに加えておくのも問題ありません。
米国株配当金再投資におすすめのポートフォリオ
※連続増配年数が止まったことを受けて、【T】AT&Tを除外しました。
○SBI証券・楽天証券・マネックス証券
・11% 【UVV】Universal(51年 5.69%)
・11% 【XOM】Exxon Mobil(38年 4.67%)
・11% 【MCY】Mercury General(35年 4.66%)
・11% 【LEG】Leggett & Platt(51年 4.35%)
・11% 【UBSI】United Bankshares(47年 4.09%)
・11% 【ABBV】Abbvie(50年 4.08%)
・11% 【AMCR】Amcor(39年 4.02%)
・11% 【KO】Coca-Cola(60年 2.76%)
・11% 【MO】Altria Group(13年 7.13%)
配当利回り平均:4.14%
○DMM株
・20% 【UVV】Universal(51年 5.69%)
・20% 【XOM】Exxon Mobil(38年 4.67%)
・20% 【LEG】Leggett & Platt(51年 4.35%)
・20% 【ABBV】Abbvie(50年 4.08%)
・20% 【MO】Altria Group(13年 7.13%)
配当利回り平均:5.18%