【働き盛りに安心をプラス】40代におすすめのがん保険5選!

働き盛りの40代は、マイホームの購入や子どもの教育費負担など、人生で最もお金が掛かる多忙な年代でもあります。

40代になってくると、特に気を付けなければいけないのが、がんです。がんは、40代の死因でトップになっており、他人事ではなくなってきます。

万一の場合に備えて、がん保険に入っておき、多忙な40代を乗り越えていきましょう!

40代ががん保険に加入するメリット

がん保険とは、原則としてがん(癌、悪性新生物)を対象とした保険のことです。

似たような保険としては、病気やケガを治療する際に保障を受けることができる医療保険がありますが、がん保険はがんに特化した医療保険だと言えます。

がん保険の最大のメリットは、がんと診断された場合やがん治療を受ける場合に、給付金が受け取れることです。がん保険に加入しておけば、万一にもがんと診断された場合にも、がん治療のための入院や通院に必要な治療費をカバーすることができます。

ただ、国民皆保険が整っていないアメリカでは、がん保険に加入していない人が、がん治療で破産するケースが少なくありませんが、保険制度が充実している日本ではやや事情が異なります。

日本では、1ヶ月あたりの医療費の自己負担限度額に上限を設ける「高額療養費制度」があるため、がん治療で医療費が膨大になったとしても、医療費負担が抑えられるためです。

厚生労働省が発表している「医療給付実態調査」によると、がん治療の平均入院期間は20日前後となっており、1日あたりの費用は1万5,000円前後、窓口負担は28万円前後となりますが、高額療養費制度により実際の負担額は8万5,000円前後となっています。
※出典:厚生労働省

ただ、がん治療のために入院や通院を繰り返すことになる場合もあり、また入院時のベッド代などは高額療養費制度の対象外となるため、がん治療には100万円程度は必要になると見積もっておくことが賢明です。

特に40代は、がんに気を付けなければいけなくなってくる年代です。日本人の死亡原因は、20代から30代までは「自殺」がトップとなっていますが、40代から80代に掛けては「悪性新生物」がトップとなっています。
※出典:厚生労働省

 

40代におすすめのがん保険の選び方ポイント

・「月額保険料」を抑えておこう。
・がん保険の基本保障となる「がん診断給付金」と「がん入院給付金」を要チェック!
・「保険期間」(保険料払込期間)もチェック。

40代におすすめのがん保険の選び方ポイントを抑えておきましょう。

まず、給付金目安を100万円とした場合の「月額保険料」を抑えておきましょう。今回は40代におすすめの医療保険ということで、45歳・男性の月額保険料の値を表示しています。

がん保険の基本保障には、「がん診断給付金」と「がん入院給付金」の2つがあります。「がん診断給付金」とは、がんと診断された際に一括で支給される給付金です。「がん入院給付金」とは、がん治療のために入院した際に支給される給付金で、入院日数に応じて支払われるケースや、入院に掛かった費用に応じて支払われるケースなどがあります。

最後に、がん保険の保障期間となる「保険期間」(保険料払込期間)をチェックしておきましょう。ただ、がん保険には加入から90日間の猶予期間があることには注意が必要です。

 

40代におすすめのがん保険5選!

40代におすすめのがん保険をランキング形式で見ていきましょう。

第5位 シンプルで充実のがん保険!セコム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム(新ガン治療費用保険)」

コム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム」

月額保険料(45歳・男性) 2,610円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 無制限
保険期間 5年間

セコム損害保険株式会社の「自由診療保険メディコム(新ガン治療費用保険)」は、がんと診断されたときには100万円、通院治療費は最大1,000万円まで補償、入院時の治療費は無制限に補償されるがん保険です。自由診療・先進医療にも対応しており、高度医療を受けなければならなくなった際にも心配する必要がありません。保険料は加入される方の性別と年齢だけで決まるため、誰でも簡単に見積もりを立てられる分かりやすさも大きなメリットです。

 

第4位 健康年齢で保険料が決まる!ネオファースト生命「からだプラス」

ネオファースト生命「からだプラス」

月額保険料(45歳・男性) 2,500円
がん診断給付金
がん入院給付金 100万円
保険期間 3年間

ネオファースト生命の「からだプラス」は、被保険者が7大生活習慣病(がん(上皮内がんを含む)、心・血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患)の治療を目的として入院した場合に100万円が給付される保険です。3年ごとに更新となる保険料は、年齢と健康年齢に基づいて算定され、健康保険が実年齢より若いと割引価格で契約することが可能になります。

 

第3位 入院保障は無制限!SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

月額保険料(45歳・男性) 2,290円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 無制限
保険期間 5年間

SBI損害保険の「SBI損保のがん保険」は、インターネットを通じた保険契約手続きにより中間コストを削減して、割安な保険料を実現したがん保険です。定期タイプのため、「働き盛りの今だけ」「子供が自立する前の今だけ」など、ライフステージに合わせたお手頃な保険料で、がんに備えることができます。入院給付金・通院給付金は、日数に合わせた一定額の保険金が支払われるのではなく、実際にがん治療にかかった費用分が無制限で支払われることが特徴です。

 

第2位 40代におすすめのがん終身保険!ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

月額保険料(45歳・男性) 2,138円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金
保険期間 終身

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、がんの診断から長引くがん治療を幅広く保障するがん保険です。保険期間は終身であることが特徴で、上表の基本保障に加えて、治療サポート給付金やがん先進医療給付金、がん収入サポート給付金などを付けて手厚くすることも可能になっています。終身で一生涯、がんに備える場合におすすめのがん保険です。

 

第1位 診断・入院・手術・退院で給付金が受け取れる!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

月額保険料(45歳・男性) 1,740円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1日1万円
保険期間 10年

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトのがん定期」は、がんのリスクに一定期間のみ備える保険とすることで、お手頃な保険料を実現しているがん保険です。上皮内新生物も含む全てのがんが対象となっており、診断・入院・手術・退院と、がんに関わるそれぞれの場面で給付金を受け取ることが可能です。また、先進医療を受けた場合に技術料実費を通算500万円まで保障する、がん先進医療給付金も特約として付加します。

 

40代におすすめのがん保険比較一覧表

がん保険 月額保険料(45歳・男性) がん診断給付金 がん入院給付金 保険期間
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」 1,740円 100万円 1日1万円 10年
ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」 2,138円 100万円 終身
SBI損害保険「SBI損保のがん保険」 2,290円 100万円 無制限 5年間
ネオファースト生命「からだプラス」 2,500円 100万円 3年間
セコム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム」 2,610円 100万円 無制限 5年間

 

40代ががん保険に入るときの注意点

40代ががん保険に入るときの注意点を抑えておきましょう。

貯金があるなら加入する必要はない

がん保険を含む医療保険は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応するための保険」です。

がんと診断されて入院や通院が必要になった場合でも、十分にまかないきれるだけの貯金があるなら、わざわざがん保険に加入する合理的な理由はありません。

がん保険は、CMでも有名人が宣伝していることから、必ず加入しなければいけないと思う人が多くなっていますが、それは保険会社が植え付けたイメージでしかないことに注意が必要です。

日本には高額療養費制度があるため、がんに罹った場合にも、100万円以上の貯金があれば十分に対応することができます。

100万円以上の貯金があるなら、がん保険や医療保険に加入する必要はありません。その分の保険料を、老後に備えた貯金や投資に回した方が合理的です。

 

猶予期間(待ち時間)があることに注意

がん保険には加入から90日間の猶予期間(待ち時間)があり、がん保険が適用となるのは、加入から90日後となります。

がん保険に加入してから90日以内に、がんと診断されたとしても、保険会社は免責となり、保険金は一切支払われません。

猶予期間は、生命保険や医療保険にはない、がん保険特有の制度であるため、必ず抑えておきましょう。

特に、がん保険を変更する際には、猶予期間にはより注意が必要となります。

がん保険の期限切れに合わせて他のがん保険に変更した場合は、猶予期間が生じることによって、90日間の無保険期間(空白期間)が生じるケースがあるためです。

がん保険を変更する際には、猶予期間を考慮して、重複する期間が生じたとしても、空白期間を作らないように注意しておきましょう。

 

医療保険との重複には注意

医療保険とがん保険の両方に加入する場合には、補償内容の重複に注意が必要です。

医療保険の中には、がん治療特約が付いているものもあります。既に医療保険に入っていて、がん保険に入る場合には、このような補償内容の重複には十分に気を付けておきましょう。

医療保険とがん保険を同じ保険会社で契約しておけば、重複する可能性はないため安心です。