【一生涯安心】終身型のおすすめがん保険5選!

「保障が一生涯続く、終身型のがん保険はどれに入ればいいんだろう?」と、お困りではありませんか?

今や、がんは国民の2人に1人が罹る国民病となっており、いつ誰が罹ってもおかしくありません。

ただ、日本の保険制度は充実しており、高額療養費制度があるため、がんに罹ったとしても、そこまで大きな保障が必要ないことも確かです。

がんに関する諸データを抑えておき、正しい知識のもとで、おすすめの終身型がん保険に加入していきましょう。

終身型のがん保険に入るメリット

がん保険とは、原則としてがん(癌、悪性新生物)を対象とした保険のことです。

がん保険の最大のメリットは、がんと診断された場合やがん治療を受ける場合に給付金が受け取れるため、がん治療のための入院や通院に必要な治療費をカバーできることです。

がん保険も、生命保険と同様に、掛け捨て型の定期保険と、保障が一生涯続く終身型の保険があります。

終身型のがん保険のメリットは保険料が一生涯変わらないこと、一方デメリットは定期保険と比べると保険料が割高になることが挙げられます。

おすすめの終身型がん保険について見ていく前に、日本人とがんに関するデータをいくつか抑えておきましょう。

がんと聞くと「医療費がたくさん掛かる!」と連想する人は少なくありません。しかし、日本では1ヶ月あたりの医療費の自己負担限度額に上限を設ける「高額療養費制度」があるため、がん治療の医療費負担を大きく抑えることができます。

厚生労働省が発表している「医療給付実態調査」によると、がん治療の平均入院期間は20日前後、窓口負担は28万円前後となりますが、高額療養費制度により実際の負担額は8万5,000円前後となっています。
※出典:厚生労働省

がん治療のために入院や通院を繰り返すことになる場合もあり、また入院時のベッド代などは高額療養費制度の対象外となるため、がん治療に必要な資金はトータルで100万円程度と見積もっておくとよいでしょう。

また、がんは日本人の死因で最も多くなっています。厚生労働省の資料によると、「悪性新生物」は40代から80代の死亡原因トップです。
※出典:厚生労働省

国立がん研究センターの資料によると、現在40歳の男性が40年以内にがんに罹る確率は41%、50歳の男性が30年以内にがんに罹る確率は40%ととても高くなっています。
出典:国立がん研究センター

以上のデータからは、がん治療に掛かるお金は高額療養費制度のお陰で100万円程度で済むものの、がんにはいつ誰が罹ってもおかしくなく、一生涯備えておく必要があると言えそうです。

 

終身型でおすすめのがん保険の選び方ポイント

・「保険期間」が終身であることをチェック。
・「月額保険料」を抑えておこう。
・がん保険の基本保障となる「がん診断給付金」と「がん入院給付金」を要チェック!

保険料が変わらず、保障が一生涯続く終身型がん保険の選び方ポイントを抑えておきましょう。

終身保険とは、「保険期間」(保険料払込期間)が“終身”である保険のことです。

まずは、給付金目安を100万円とした場合の「月額保険料」を抑えておきましょう。今回は、月額保険料の目安として、30歳・40歳・50歳(全て男性)ごとの月額保険料を見ていきます。

がん保険の基本保障には「がん診断給付金」と「がん入院給付金」の2つがあります。「がん診断給付金」とは、がんと診断された際に一括で支給される給付金です。「がん入院給付金」とは、がん治療のために入院した際に支給される給付金で、入院日数に応じて支払われるケースや、入院に掛かった費用に応じて支払われるケースなどがあります。

 

終身型でおすすめのがん保険5選!

終身型でおすすめのがん保険をランキング形式で見ていきましょう。

第5位 治療保障が充実!チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」

チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」

保険期間 終身
月額保険料(30歳・男性) 2,779円
月額保険料(40歳・男性) 3,609円
月額保険料(50歳・男性) 5,129円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金

チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、放射線治療や抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた際に治療費が保障されることが特徴のがん保険です。先進医療特約が付加することにより、先進医療技術料も保障されます。必要な保障や月々の保険料に合わせたプランにカスタマイズすることが可能であるため、自由設計してみましょう。

 

第4位 がん再発時にも安心!三井住友海上あいおい生命「ガン保険スマート」

三井住友海上あいおい生命「ガン保険スマート」

保険期間 終身
月額保険料(30歳・男性) 2,457円
月額保険料(40歳・男性) 3,411円
月額保険料(50歳・男性) 4,990円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1日1万円

三井住友海上あいおい生命の「ガン保険スマート」は、がんの保障が一生涯続く終身型がん保険です。ガン入院給付金とガン手術給付金には、支払限度日数・回数の制限がないため、治療が長期化した場合や転院・再入院した場合も安心。がん先進医療特約や抗がん剤治療特約などを付加して充実保障にすることもできます。

 

第3位 先進医療も保障!楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」

楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」

保険期間 終身
月額保険料(30歳・男性) 2,252円
月額保険料(40歳・男性) 3,277円
月額保険料(50歳・男性) 4,987円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1回5万円

楽天生命の「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」は、がんに特化した医療保険です。がんと診断された場合には一時金を受け取ることができ、万が一再発した場合にも1年に1回、通算5回まで一時金が受け取れます。先進医療特約を付加することで、先進医療による療養を受けたときには通算2,000万円まで保障されます。

 

第2位 全てのがんに備えられる終身がん保険!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身」

保険期間 終身
月額保険料(30歳・男性) 1,710円
月額保険料(40歳・男性) 2,550円
月額保険料(50歳・男性) 3,860円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1日1万円

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトのがん終身」は、上皮内新生物を含むすべてのがんに一生涯備えられるがん保険です。抗がん剤治療で給付金を受け取れる特約や、がん先進医療や入院後の手術で給付金を受取ることができる特約を付加して手厚くすることもできます。

 

第1位 保険料が安いがん終身保険!ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」

保険期間 終身
月額保険料(30歳・男性) 1,209円
月額保険料(40歳・男性) 1,735円
月額保険料(50歳・男性) 2,661円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、がんの診断から長引くがん治療を幅広く保障する終身型のがん保険です。がん診断給付金に加えて、治療サポート給付金やがん先進医療給付金、がん収入サポート給付金などを付けて、補償内容を手厚くすることも可能になっています。終身型のがん保険では、圧倒的な保険料の安さを実現しておりおすすめです。

 

終身型のおすすめがん保険比較一覧表

がん保険 保険期間 月額保険料(30歳・男性) 月額保険料(40歳・男性) 月額保険料(50歳・男性) がん診断給付金 がん入院給付金
ライフネット生命「がん保険 ダブルエール」 終身 1,209円 1,735円 2,661円 100万円
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん終身」 終身 1,710円 2,550円 3,860円 100万円 1日1万円
楽天生命「楽天生命あんしんプラス(がんサポート)」 終身 2,252円 3,277円 4,987円 100万円 1回5万円
三井住友海上あいおい生命「ガン保険スマート」 終身 2,457円 3,411円 4,990円 100万円 1日1万円
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」 終身 2,779円 3,609円 5,129円 100万円

 

終身型のがん保険に加入するときの注意点

終身型のがん保険に加入するときの注意点を抑えておきましょう。

十分な貯金があるならがん保険に入る必要はない

がん保険を含む医療保険は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応するための保険」です。

がんが見つかって治療が必要になった場合にも、高額療養費制度があるため、100万円以上の貯金があれば十分に対応することができます。

また、50代以上になってから終身保険に入るとなると、月々の保険料は決して安くはありません。

もしも、既に十分な貯金があるにも関わらず、将来に備えてがん保険に加入しようと思っている場合は、立ち止まってよく考えてみてください。

高額療養費制度は、国民一人一人が支払っている健康保険料から捻出されています。毎月支払っている健康保険料によって、知らず知らずに一定のがん保障を受けられる状態にあるのです。

 

保険料では掛け捨ての定期保険の方が有利である

保険料で見た場合には、一生涯の終身保険よりも、掛け捨ての定期保険の方が有利となります。

がん保険は、がん治療をまかなえるだけの貯金がない場合に備えた保険であると考えると、お金がない内は定期保険に加入しておき、十分な貯金が貯まったら解約するというのが合理的です。

どうしても一生涯のがん保障が受けたいという感情的な面を抜きにしたら、終身型のがん保険に一生涯加入するのは合理的とは言えない面はあります。