【保険料が安い】掛け捨て型のおすすめ定期がん保険4選!

「保険料が安い掛け捨て型のがん保険に入りたいんだけど、どの保険が一番安いんだろう?」と、お困りではありませんか?

がん保険は終身型の保険に入る人の方が多数派となっていますが、がん保険の目的を考えれば、掛け捨てタイプの定期保険の方が合理的です。

がんに対する正しい知識を身に付けた上で、保険料が安くお得な掛け捨て型のがん保険を抑えておきましょう。

掛け捨て型のがん保険に加入するメリット

がん保険とは、原則としてがん(癌、悪性新生物)を対象とした保険のことです。

がん保険の最大のメリットは、がんと診断された場合やがん治療を受ける場合に給付金が受け取れるため、がん治療のための入院や通院に必要な治療費をカバーできることです。

がん保険は、生命保険と同様に、掛け捨て型の定期保険と、保障が一生涯続く終身型の保険があります。

掛け捨て型の定期保険のメリットは、保険料が安く、ライフプランに合わせて自由に保険に加入できることです。

がん保険に加入する多くの人は終身型の保険に加入していますが、これは本当に合理的な選択と言えるのでしょうか?

そもそも、がん保険の目的は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応すること」にあります。

また、万が一がんが見つかって治療が必要になった場合にも、日本には高額療養費制度があるため、100万円以上の貯金があれば十分に対応することが可能です。

現に、厚生労働省が発表している「医療給付実態調査」によると、がん治療の平均入院期間は20日前後、窓口負担は28万円前後となりますが、高額療養費制度により実際の負担額は8万5,000円前後となっています。
※出典:厚生労働省

多くの人は、「がんが一生涯保障される」という甘言に飛び付いて、終身型のがん保険に加入しています。

しかし、100万円以上の貯金があれば加入する必要がない、がん保険に一生涯加入し続ける合理性はありません。

人生においてがん保険を有効に活用するとしたら、貯金が少ない時期には保険料が安い掛け捨て型のがん保険に加入しておき、十分な貯金が貯まったらがん保険を解約することが最も合理的です。

 

掛け捨て型でおすすめのがん保険の選び方ポイント

・「月額保険料」を抑えておこう。
・がん保険の基本保障となる「がん診断給付金」と「がん入院給付金」を要チェック!
・「保険期間」(保険料払込期間)もチェック。

掛け捨て型の定期がん保険の選び方ポイントを抑えておきましょう。

まずは、給付金目安を100万円とした場合の「月額保険料」を抑えておきましょう。今回は、月額保険料の目安として、30歳・40歳・50歳(全て男性)ごとの月額保険料を見ていきます。

がん保険の基本保障には「がん診断給付金」と「がん入院給付金」の2つがあります。「がん診断給付金」とは、がんと診断された際に一括で支給される給付金です。「がん入院給付金」とは、がん治療のために入院した際に支給される給付金で、入院日数に応じて支払われるケースや、入院に掛かった費用に応じて支払われるケースなどがあります。

最後に、がん保険の保障期間となる「保険期間」(保険料払込期間)をチェックしておきましょう。ただ、がん保険には加入から90日間の猶予期間があることには注意が必要です。

 

掛け捨て型でおすすめのがん保険4選!

掛け捨て型でおすすめのがん保険をランキング形式で見ていきましょう。

第4位 シンプルで充実のがん保険!セコム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム(新ガン治療費用保険)」

コム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム」

月額保険料(30歳・男性) 1,430円
月額保険料(40歳・男性) 1,930円
月額保険料(50歳・男性) 4,460円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 無制限
保険期間 5年間

セコム損害保険株式会社の「自由診療保険メディコム(新ガン治療費用保険)」は、がんと診断されたときには100万円、通院治療費は最大1,000万円まで補償、入院時の治療費は無制限に補償される掛け捨て型のがん保険です。自由診療・先進医療にも対応しており、高度医療を受けなければならなくなった際にも安心。保険料は加入される方の性別と年齢だけで決まるため、誰でも簡単に見積もりを立てられるシンプルさも大きなメリットです。

 

第3位 入院保障は無制限!SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

SBI損害保険「SBI損保のがん保険」

月額保険料(30歳・男性) 970円
月額保険料(40歳・男性) 1,600円
月額保険料(50歳・男性) 3,330円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 無制限
保険期間 5年間

SBI損害保険の「SBI損保のがん保険」は、インターネット契約で中間コストを削減して、割安な保険料を実現した掛け捨て型のがん保険です。定期タイプのため、「働き盛りの今だけ」「子供が自立する前の今だけ」など、ライフステージに合わせて加入することができます。入院給付金・通院給付金は、日数に合わせた一定額の保険金が支払われるのではなく、実際にがん治療にかかった費用分が無制限で支払われることが特徴です。

 

第2位 健康年齢で保険料が決まる!ネオファースト生命「からだプラス」

ネオファースト生命「からだプラス」

月額保険料(30歳・男性) 1,532円
月額保険料(40歳・男性) 2,053円
月額保険料(50歳・男性) 3,161円
がん診断給付金
がん入院給付金 100万円
保険期間 3年間

ネオファースト生命の「からだプラス」は、7大生活習慣病(がん(上皮内がんを含む)、心・血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患)の治療を目的として入院した場合に100万円が給付される掛け捨て型の保険です。3年ごとに更新となる保険料は、年齢と健康年齢に基づいて算定され、健康保険が実年齢より若いと割引価格で契約することが可能になります。健康に自信のある方には、特におすすめの保険です。

 

第1位 保険料が圧倒的に安い!アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」

月額保険料(30歳・男性) 920円
月額保険料(40歳・男性) 1,350円
月額保険料(50歳・男性) 2,390円
がん診断給付金 100万円
がん入院給付金 1日1万円
保険期間 10年

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトのがん定期」は、がんのリスクに一定期間のみ備える保険とすることで、お手頃な保険料を実現している掛け捨て・定期タイプのがん保険です。上皮内新生物も含む全てのがんが対象となっており、診断・入院・手術・退院と、がんに関わるそれぞれの場面で給付金を受け取ることが可能です。また、先進医療を受けた場合には技術料実費を通算500万円まで保障する、がん先進医療給付金も特約として付加しています。

 

掛け捨て型でおすすめのがん保険比較一覧表

がん保険 月額保険料(30歳・男性) 月額保険料(40歳・男性) 月額保険料(50歳・男性) がん診断給付金 がん入院給付金 保険期間
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトのがん定期」 920円 1,350円 2,390円 100万円 1日1万円 10年
ネオファースト生命「からだプラス」 1,532円 2,053円 3,161円 100万円 3年間
SBI損害保険「SBI損保のがん保険」 970円 1,600円 3,330円 100万円 無制限 5年間
セコム損害保険株式会社「自由診療保険メディコム」 1,430円 1,930円 4,460円 100万円 無制限 5年間

 

掛け捨て型のがん保険に加入するときの注意点

掛け捨て型のがん保険に加入するときの注意点を抑えておきましょう。

がん保険には猶予期間(待ち時間)がある

掛け捨て型のがん保険に加入する際には、がん保険特有の猶予期間に気を付けておきましょう。

がん保険には加入から90日間の猶予期間(待ち時間)があり、がん保険が適用となるのは加入から90日後となります。

がん保険に加入してから90日以内に、がんと診断されたとしても、保険会社は免責となり、保険金は一切支払われません。

特に、がん保険を変更する際には、猶予期間にはより一層注意が必要です。

がん保険の期限切れに合わせて他のがん保険に変更した場合は、猶予期間が生じることによって、90日間の無保険期間(空白期間)が生じるケースがあります。

がん保険を変更する際には、猶予期間を考慮して、重複する期間が生じたとしても、空白期間を作らないように注意しておきましょう。

 

掛け捨て型から終身型に乗り換える合理性はない

現在、がん保険は終身型が一般的となっており、掛け捨て型のがん保険は少なくなっています。

掛け捨て型だと損している気がして、終身型への乗り換えを検討することもあるかもしれませんが、保険会社がうたう「一生涯で安心」という言葉に乗せられて、終身型のがん保険に加入するのはおすすめできません。

がん保険の目的は、「万一のことが起きた場合に、貯金ではまかないきれない出費に対応すること」にあります。

日本には高額療養費制度があるため、万一がんの治療をすることになった際にも、100万円程度の貯金があればまかなうことが可能です。

また、国民の2人に1人ががんに罹る時代と言われていますが、このデータは詳しく見る必要があります。

国立がん研究センターによると、現在50歳の男性が10年以内にがんに罹る確率はわずか5%(女性は6%)です。
出典:国立がん研究センター

国民の2人に1人はがんに罹るというのは統計的には確かですが、これは70歳以上の高齢者層が引き上げていることが最たる要因となっています。

統計データから合理的に考えれば、掛け捨て型の保険で一時的に万一の事態に備えておくことが最も合理的であり、終身型のがん保険に加入する合理性はありません。