40代の資産運用・NISAにおすすめのETF7選!【2020年最新版】

「40代からの資産運用やNISAにおすすめのETFはどれだろう?」と、お困りではありませんか?

40代は、マイホームの購入や子供の教育費など、人生の中でお金が最も重くのしかかってくる年代ですが、これからの人生100年時代には資産運用も必要となってきます。

40代のETF投資には、リスクが安定していて分配金利回りに優れる日本株ETFや米国株ETF、世界株ETFなどの株式連動型ETFがおすすめです。

今回は、全ETFの中から厳選した40代の資産運用におすすめのETFを7銘柄紹介していきます。

 

40代におすすめのETFとは?

ETFは「Exchange-Traded Fund」の略称で、「上場投資信託」や「上場投信」と呼ばれる金融商品です。

ETFは日経平均やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)に連動することを目的としており、このようなインデックス投資は個別株投資よりも圧倒的にリスクが小さいことがメリットです。

ETFにはさまざまな種類がありますが、資産運用の目的に合わせて銘柄を選ぶことが欠かせません。

40代は、マイホームの購入や子供の教育資金など、人生においてお金が最も必要になる年代です。だからといって、人生100年時代には老後資金が2,000万円以上必要になると言われており、40代は資産運用も疎かにできません。

40代のETF投資には、リスクが安定していて分配金利回りに優れるバランスが取れた銘柄をおすすめします。具体的には、分配金に優れる日本株ETFや米国株ETF、世界株ETFなどの株式連動型ETFがおすすめです。

また、ETF投資をするなら、NISAを活用することをおすすめします。ETFはNISAに対応しており、NISAを使えば年額120万円の投資枠が最長5年間に渡って非課税となります。

NISAの投資枠を最大限に使えば5年間で600万円になるため、40代のETF投資はこれだけで十分です。

 

40代におすすめのETFの選び方ポイント

40代におすすめのETFの注目ポイントを抑えておきましょう。

※信託報酬・分配金については、日本取引所のETF一覧ページにあるパンフレットの情報を参照しています。また、月足チャート画像や値動きについては、マネックス証券の「マーケットライダープレミアム」で当該銘柄を参照したデータを記載しています。

 

・手数料である「信託報酬」を要チェック!

ETFの手数料には、証券会社で購入する際の売買手数料と、運用会社に支払う信託報酬の2つがあります。ETFの銘柄選びで重要なのは信託報酬です。信託報酬は年率で示され、1日ごとに引かれていきます。

売買手数料についてはNISA枠内で投資する場合には多くの証券会社で無料となっています。NISA枠内を超える投資をするとしても、楽天証券や松井証券など一定の取引代金以下で手数料が無料になる証券会社を選ぶことで、売買手数料は問題にならなくなります。

 

・ETFの「分配金」と「分配金利回り」を抑えておこう

ETFを保有していると、株の配当金のような形で「分配金」を受け取ることができます。

ただ、株の配当金と同じように、分配金を受け取る際には権利確定日にETFを保有しておく必要があることには注意が必要です。

分配金が年に何回・合計いくら分配されるのかは銘柄によって異なりますが、分配金の目安となる「分配金利回り」は必ずチェックしておきましょう。

分配金利回りは、過去1年間に支払った分配金をある時点の基準価額で割って算出されるものです。例えば、過去1年間の分配金が合計300円、ETFの基準価額が1万円の場合には、分配金利回りは3.00%となります。
※分配金利回りは、過去1年間の分配金実績を2020年4月3日時点の終値で割った値で算出しています。

なお、ETFの分配金は投資信託とは違って再投資されないことには注意が必要です。ETFで積立・分散投資をする際には、分配金を手動でETFに再投資するようにしましょう。

 

・「直近3年間の値動き」はどうなっていたか?

将来の値上がり期待や下落リスクを認識しておく上でも、「直近3年間の値動き」は必ずチェックしておきましょう。
※今回は、2017年4月1日始値から2020年4月3日終値までの値動き率について記載しています。

 

・「必要投資金額」はいくらか?

そのETFに投資する際の「必要投資金額」についても抑えておきましょう。

ETFは銘柄ごとに単元口数が異なっており、銘柄によって1口~100口となっています。

必要投資金額が大きくなってしまうと、取引口数によっては楽天証券や松井証券の1日定額取引で手数料を無料にすることができなくなってしまう場合もあるため注意しておきましょう。

NISAの枠内でどのようなポートフォリオを組むかを考える上でも、必要投資金額は重要なポイントとなります。

 

40代におすすめのETF7選!

全ETFの中から厳選した40代におすすめのETFを7銘柄見ていきましょう。

40代に最もおすすめの日本株ETF!【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

信託報酬(税込)0.242%
分配金26.8円(年1回)
分配金利回り4.39%
直近3年間の値動き-13.84%(708円→610円)
必要投資金額6,100円(10口)

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。

「TOPIX Core30」は、東証一部に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い東証一部の主要30銘柄で構成された株価指数です。日本経済をけん引する主力30銘柄で構成されており、日経平均やTOPIXに連動するETFよりも安定した値上がりが期待できかつ、分配金利回りが高くなっていることが特徴となっています。

同ETFは、日本株ETFの中では最もバランスが良く、40代に最もおすすめの日本株ETFです。残念ながら、新型コロナウイルスによる世界株安の影響で、直近3年間では分配金を含めてもマイナスとなっていますが、おすすめETFであることに変わりありません。

 

分配金に強い米国株ETF!【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信

信託報酬(税込)0.495%
分配金1,015円(年1回)
分配金利回り4.55%
直近3年間の値動き-2.53%(22,850円→22,270円)
必要投資金額22,270円(1口)

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」の円換算値に連動する米国株ETFです。

「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄で構成される株価指数です。30銘柄で米国市場の時価総額約25%を占めています。

新型コロナウイルスによる世界株安の影響で、直近3年間ではマイナスとなってしまいましたが、分配金を含めたらプラスです。

米国株ETFの中では、値上がり益と分配金のバランスが最も良い銘柄となっており、全ETFの中でも長期投資に最もおすすめのETFの一つです。40代のETF投資においても核となる銘柄であることは間違いありません。必ずポートフォリオに組み込むようにしましょう。

 

ETF投資の基本となる世界株ETF!【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

信託報酬(税込)0.165%
分配金40円(年2回)
分配金利回り2.05%
直近3年間の値動き-5.79%(2,070円→1,950円)
必要投資金額19,500円(10口)

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」の円換算値に連動する世界株ETFです。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国株で構成される浮動株べースの時価総額加重平均方式型の指数です。構成銘柄上位は、GAFAが占めています。

世界株ETFは、その中身は米国の時価総額が高い銘柄が中心です。米国株ETFに他の先進国銘柄を入れてリスクヘッジしたものと認識して問題ありません。

同銘柄は、世界株ETFの中では信託報酬が最も低く、流動性は最も高くなっており、最も一般的な世界株ETFです。

ETF投資の基本となる銘柄であり、リスク重視で資産運用をしたい40代におすすめの銘柄です。

ここまで紹介してきた3銘柄が、40代のETF投資に特におすすめの3銘柄となります。ここまでの3銘柄を25%ずつのポートフォリオで保有して、残り1銘柄はここから紹介していく4銘柄の中から選択することをおすすめします。

 

値上がりが期待できる最強ETF!【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信

信託報酬(税込)0.495%
分配金63.2円(年1回)
分配金利回り0.76%
直近3年間の値動き+35.01%(6,140円→8,290円)
必要投資金額82,900円(10口)

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ-100®指数」の円換算値と連動する米国株ETFです。

「NASDAQ-100®指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。構成銘柄上位は、アップル(12.21%)、マイクロソフト(11.19%)、アマゾン・ドットコム(7.87%)、フェイスブック(4.28%)、アルファベット(4.24%)とGAFAが占めています。

直近では新型コロナウイルスによる世界株安で下げているものの、それでも直近3年間で+30%を超える大きな値上がり益となっています。

分配金利回りは期待できませんが、値上がり益においては最強のETFです。値上がり益を目的にETF投資したい40代には最もおすすめの銘柄と言って間違いありません。

 

40代におすすめのディフェンシブETF!【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

信託報酬(税込)0.275%
分配金1,395円(年12回)
分配金利回り2.79%
直近3年間の値動き-1.87%(50,800円→49,850円)
必要投資金額498,500円(10口)

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動する海外債券ETFです。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。為替ヘッジは行われず、円換算されています。

値下がりリスクを最小限に、安定・確実に分配金を得たいならこちらのETFがおすすめです。同ETFは年12回の毎月分配であることが最大の特徴で、トータルの分配金利回りも問題ありません。また、日本以外の全世界の国債で運用することからカントリーリスクが分散されていることもメリットです。

ただ、必要投資金額は約50万円となっているため、NISAに組み込むとしたら半分近くのポートフォリオを占めてしまい、楽天証券や松井証券で取引手数料無料の恩恵を受けられるかどうか微妙なラインでもあります。流動性も低いため、最も取引が活発に行われる大引けに取得することをおすすめします。

 

40代におすすめのJ-REIT型ETF!【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

信託報酬(税込)0.1705%
分配金68.8円(年4回)
分配金利回り4.45%
直近3年間の値動き-18.22%(1,888円→1,544円)
必要投資金額15,440円(10口)

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動するREIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄(2020年3月9日現在64銘柄)で構成される時価総額加重平均型の指数です。

40代のETF投資のポートフォリオには、不動産金融商品であるREIT型ETFを組み込むこともおすすめです。

REIT型ETFは不動産投資の家賃収入のような形で配金を貰うことができ、分配金利回りが高い銘柄が多いことが特徴です。

同ETFはJ-REIT型ETFとしては最も流動性が高い基本的な銘柄です。残念ながら、新型コロナウイルスによる影響で直近3年間トータルではマイナスとなっているものの、REIT型ETFの中ではおすすめの銘柄であることに変わりありません。

 

40代におすすめの海外REIT型ETF!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込)0.187%
分配金35.9円(年4回)
分配金利回り4.85%
直近3年間の値動き-27.66%(1,023円→740円)
必要投資金額7,400円(10口)

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」の円換算値に連動するREIT型ETFです。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

人口減少が懸念される日本のREIT型ETFに投資することに懸念があるなら、先進国REITに連動するこちらの銘柄もおすすめです。

同ETFは分配金に優れ、分配金利回りは4%を超えています。新型コロナウイルスによる世界経済懸念から大きく下げているものの、海外REIT型ETFとしておすすめであることには違いありません。

ただ、流動性が低いため、投資する際には最も売買が活発化する大引けに取得するようにしましょう。

 

40代におすすめのETF比較一覧表

40代おすすめETFETFの種類メリット信託報酬(税込)分配金利回り直近3年間の値動き必要投資金額
【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託日本株ETF分配金利回りが高くバランスが良い0.242%4.39%-13.84%6,100円
【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信米国株ETF分配金利回りが高くバランスが良い0.495%4.55%-2.53%22,270円
【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信世界株ETFバランスが良い0.165%2.05%-5.79%19,500円
【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信米国株ETF値上がり益が期待できる0.495%0.76%+35.01%82,900円
【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型海外債券ETF低リスクで分配金が得られる0.275%2.79%-1.87%498,500円
【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信日本REIT型ETF分配金利回りが高い0.1705%4.45%-18.22%15,440円
【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信海外REIT型ETF分配金利回りが高い0.187%4.85%-27.66%7,400円

 

まとめ:40代におすすめのETFとおすすめポートフォリオは?

最後に、40代におすすめのETFと、おすすめのポートフォリオについてまとめていきましょう。

40代のETF投資では、分配金利回りが高くバランスが良い日本株ETF【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託、同じくバランスが良い米国株ETF【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信、リスク重視の世界株ETF【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信の3銘柄が基本になるかと思います。

この3銘柄を軸に、値上がり益を期待したい場合はGAFAで構成される米国株ETF【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信、リスク重視で安全確実に分配金を得たい場合は海外債券ETF【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型、国内REIT型ETF【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信、海外REIT型ETF【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信を加えても問題ありません。

40代のETF投資におけるポートフォリオの一例としては、日本株ETF25%(NISAでは30万円)、米国株ETF25%(NISAでは30万円)、世界株ETF25%(NISAでは30万円)、その他25%(NISAでは30万円)のようにしてみるとよいでしょう。

具体的には次のようになります。
・33% 【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託
・33% 【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
・33% 【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信